スポーツクラブ・ジムがFacebookを通じて集客するには?メリットやデメリット・活用のコツを解説

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SNSを活用した情報発信は、今や宣伝方法の主流になっています。

ジムやスポーツクラブ業界でも、SNSのひとつであるFacebookを活用した情報発信をし、成果を上げている例があります。

効果的な宣伝をするために、ジムによるFacebookの活用事例を把握し、メリット、デメリットを知っておくことが重要です。

※2021年1月、Facebookページへの「いいね!」ボタンの削除が発表されました。今後フォロー機能のみが残り、ページのファンはフォロワー数として表示されます。「いいね!」はフォローに自動的に置き換えられることになっています(2021年1月28日追記)

スポーツクラブ・ジムのFacebook活用事例

ジム運営でFacebookを上手に活用するため、他のジムがどのようにFacebookを活用しているか、いくつかの実際のFacebook活用事例を紹介します。

事例1: スポーツクラブ ルネサンス

スポーツクラブ ルネサンスのFacebookページのフォロワー数は46,000人以上で、Facebookを通して閲覧者へ有益な情報を発信しています。具体的には健康に関する情報など、見た人が自分の健康について振り返るきっかけになるような投稿が中心です。

スポーツクラブ ルネサンスのFacebookページを見て健康について考えるよう誘導し、運動をしたいと思った人は自社Webサイトに移動できる仕組みです。

健康に関する投稿で閲覧者の興味を引き、自社のサイトに呼び込むという流れのFacebook運用の例といえます。

【ルネサンスマガジン Vol....

Posted by スポーツクラブ ルネサンス on Monday, August 31, 2020

スポーツクラブ ルネサンスのFacebookページ: スポーツクラブ ルネサンス

事例2: スポーツクラブアクトスWill_G

スポーツクラブクラブアクトスWill_GのFacebookページは、家庭でもできるトレーニングや健康に良い料理のレシピなど、見た人の役に立つ情報を中心に発信しています。健康に対する意識の高い人が同施設のFacebookページから有益な情報を得られる構造です。

他にも、スポーツクラブに勤務するインストラクターの魅力を紹介する投稿もあり、ジムに通いたくなるような情報発信がされています。

スポーツクラブアクトスWill_GのFacebookページのフォロワー数は6,400人以上です。

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Posted by スポーツクラブアクトスWill G on Wednesday, July 29, 2020

スポーツクラブアクトスWill_GのFacebookページ:スポーツクラブアクトスWill G

事例3: 大橋ボクシングジム

大橋ボクシングジムのFacebookページのフォロワー数は約2,300人です。

投稿内容はジム施設の利用に関する情報が中心で、大橋ボクシングジムへの新規入会者や、会員への特典を紹介しています。ボクシングジムへの入会を検討しているターゲットに向けた、魅力的でキャッチーな内容となっています。

大橋ボクシングのFacebookページの特徴は、文字や写真の投稿だけでなく、動画による情報発信を積極的にしている点です。視覚で直接的に情報を伝えることで、より相手に伝わりやすくなるように工夫されています。

6月1日

www.ohashi-gym.com

Posted by 大橋ボクシングジム on Thursday, May 28, 2020

大橋ボクシングジムのFacebookページ: 大橋ボクシングジム

Facebookでの集客のメリット・デメリット

Facebookで集客をする際は、どのような効果が得られるのかを考えて運用することが重要です。

まずはFacebook集客のメリットとデメリットを把握し、自社のビジネスのスタイルに適しているかを考えることが求められます。

メリット1: 幅広い層へリーチできる可能性がある

FacebookはSNSの中でも幅広い年代層に使用されているという特徴があります。どのターゲット層に向けて情報発信したいかを決める際に、Facebookであればリーチできる可能性が高くなります。

他の人気SNSであるTwitterInstagramでは10代、20代などの若い世代が中心であるのに対し、Facebookは30代以降の利用者も多いため、幅広いターゲット層に効果的に情報を発信できます

メリット2: SEOに強い

SEOとは、ネットで特定のワードを検索した際に有益とされるページを優先的に上位表示するための仕組みを指します。

Facebookは他のSNSと比較すると、検索エンジンで上位表示されやすいという特徴があり、ネット上で誰かが検索した際にFacebookページが上位表示される可能性があります。そのため、新規閲覧者を呼び込みやすいといえます。

メリット3: 無料で運用できる

公式サイトを作成して運用する場合、数万~数十万のコストが発生するうえ、理想の形にするには時間がかかるという問題点があります。

一方でFacebookは登録、運用のすべてが無料です。つまり、宣伝費用をかけずに開設から投稿、運用まで完結させることができます。設定も短時間で完了するため、初期投資や運用のリスクを負わずに始められます

メリット4:「いいね!」で拡散される

Facebookのその他のメリットとして、拡散力の高さが挙げられます。「いいね!」ボタンを多くの人が押せばそこから拡散され、より多くの人の目に留まりやすくなります。

「コメント」「シェア」機能などもあり、ユーザー間で自動的に情報が広まっていく可能性があるため、コストや労力をかけることなく、広い範囲への宣伝ができる場合もあります。

投稿へのコメントがつくと、Facebookが「新規投稿」として判断してくれるため上位表示されることになり、露出が増えるという仕組みです。

デメリット1: 継続的な投稿が必要

Facebookページは簡単に開設できますが、継続的な投稿が必要になるというデメリットもあります。

高頻度で投稿をしないと、検索エンジンで上位表示されにくくなり、せっかく開設したページが誰の目にも触れずにとどまってしまう場合もあります。

最新の更新日が古い日付の場合、情報の信憑性や信頼性が下がり、閲覧者にネガティブなイメージを与えてしまうこともあります。

デメリット2: 炎上する可能性もある

SNSの活用で注意が必要なのが「炎上」です。炎上とは投稿した内容に対して批判が募り、大きく拡散されてしまうことを指します。

Facebookは実名制のSNSであるため、TwitterInstagramに比べると炎上しづらい特性をもっていますが、それでもリスクはあります。運用のルールを順守することや投稿担当者のネットリテラシーが求められます。

Facebookをスポーツクラブ・ジムの集客に活用するコツ

ジムの集客にFacebookを活用するためには、事例で紹介したように複数のアプローチ方法があります。

継続的に投稿し多くの人に見てもらうことが重要なので、自社にどのようなスタイルが最も向いているかを精査することが最初の一歩になります。

1. スタッフ・エピソードを紹介する

Facebookを活用する方法として、「ジムで働いているスタッフの紹介」があります。スタッフの名前や勤務店舗、勤務期間、印象に残っているエピソードなどを紹介し、コンテンツ化します。

利用者とのエピソードを紹介すると、閲覧者がジムに通う自分のイメージを持ちやすくなるうえ、信頼して指導を受けられそうだ、という安心感を与えられます。特に成功ストーリーを投稿することで、ジムの良さを自然にアピールできます。

2. 健康に関する情報を発信する

閲覧者が興味を持ちそうなことを積極的に発信する方法もあります。

簡単にできるストレッチの方法や健康に役立つレシピなど、健康意識の高い人が関心を持つであろう情報を継続的に投稿し、見る人にとって「役に立つ」内容になることを意識することが重要です。

有益な情報を発信すれば「いいね!」が集まり、拡散されたり上位表示されたりする可能性が高くなります

3. クラスを紹介する

ジムで開かれているクラスの様子を発信すれば、入会を検討している人がジムの雰囲気を知るきっかけになります。

ジムやスポーツクラブは継続的に通ってもらうことが重要であるため、クラスの魅力や楽しさを発信することで「行きたい」「楽しそう」と思ってもらえるよう心掛けることが大切です。

公式サイトだけでは伝えきれないタイムリーでリアルな情報発信が手軽にできるのは、SNSならではの利点です。

Facebook活用にはこれまでにリーチできなかった層へアプローチできる可能性も

ジムが無料で使えるFacebookを活用すれば、自動的に情報が拡散され、効果的な宣伝ができる可能性があります

Facebookの特性上ターゲット層を広く設定できるため、若者以外の層にリーチしたいジムやスポーツクラブにとってはぴったりのSNSです。

一方、Facebookを開設しても継続的に投稿しなければ効果がないことや、閲覧者の価値観を踏まえて投稿内容を選ばなければ炎上のリスクがあるといったデメリットもあるため、Facebook運用に際してはルールを事前に決めておくことが重要です。

一例として、有益な情報の発信やスタッフ紹介といった投稿の方向性を定めることが考えられます。

ターゲットに効果的な宣伝ができる戦略を立てFacebookを活用することで、これまでの集客方法ではアプローチできなかった層に訴求することができるでしょう。

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