Googleでデジタルチラシが掲載可能に!デジタルチラシのメリットを事例とともに解説

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デジタルチラシ(電子チラシ)サービスShufoo!は、2020年10月8日より「Shufoo!とGoogle マイビジネスを連携させるオプション」をトライアル価格で販売開始しました。

このサービスを導入すると、Shufoo!に掲載したデジタルチラシを、Google マイビジネスで管理するビジネス情報にも同時に掲載できるようになります。

本記事では、Shufoo!の新機能に加え、デジタルチラシのメリットや導入事例についても解説します。

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Shufoo!、Googleマイビジネスにチラシ情報を連携

Shufoo! Googleマイビジネス 連携
▲[Shufoo!とGoogleマイビジネス連携のイメージ]:株式会社ONE COMPATHニュースリリースより、口コミラボ編集部スクリーンショット

株式会社ONE COMPATHが運営する電子チラシサービス「Shufoo!」は、Google マイビジネスと連携できるオプションメニュートライアル価格で販売開始しました。

Shufoo!にチラシ等の販促情報を掲載すると、Google マイビジネスの投稿に自動で反映されるようになっています。

Google マイビジネスの投稿を通じて、販促情報はGoogle 検索やGoogle マップの検索結果に

小売・外食・サービス業など、チラシを集客に活用している事業者にとっては、魅力を発信する手法が広がることになりそうです。

Googleマイビジネスからの投稿内容がGoogle検索の結果に掲載されている画面
▲[Google マイビジネスから投稿した情報が掲載される場所]:編集部スクリーンショット

関連記事:もっと活用!Google マイビジネスで追加すべき情報とは?

実証実験の結果、閲覧率1%〜3%を記録

Shufoo!ではGoogle マイビジネスと連携する際に生まれる効果を実証するため、サービス開始前に実証実験を実施しました。

実証実験では、スーパーマーケットチェーン「オークワ」の6店舗を対象に、2020年8月9日から1か月にわたり毎週2回、Shufoo!とGoogle マイビジネスを連携させてデジタルチラシを掲載しました。

実証実験の結果、店舗情報を見たユーザーの中でデジタルチラシを開いたユーザーは1%から3%となり、Google マイビジネスにデジタルチラシを掲載すると一定数のユーザーに閲覧されることがわかりました。

デジタルチラシとは?コロナ禍でさらなる普及へ

デジタルチラシ(電子チラシ)とは、これまで紙媒体で配布されていたチラシをデジタルデータで配布できるようにしたものです。

デジタルチラシはShufoo!のようなデジタルチラシプラットフォームのほかに、店舗のアプリ上やLINEなどの公式アカウント上で配布される場合も多くみられます。

ここではデジタルチラシのメリットと注意点を解説します。

メリット1. 非接触でのチラシ配布が可能

現在、新型コロナウイルス感染防止の観点から対面でのチラシ配布が難しくなっているといえます。

手渡しやポストへの投函などが必要なく、非接触で配布できるデジタルチラシは、これまで以上に普及していくものと考えられます。

メリット2. ペーパーレス化による費用削減も

まず、紙媒体のチラシには印刷費や輸送費が発生します。保管する場所も必要なほか、情報が更新されるたびに新たに印刷、輸送を繰り返す必要があります。

一方、デジタルチラシは印刷費や輸送費が発生せず、場所も取りません

情報が変更となった場合でも、使用しているツール上で該当部分だけ更新すれば良いので、情報の更新にかかる手間や費用も大幅に削減できます。

【注意点】従来のチラシを廃止すると、訴求できる層が狭まる可能性

メリットの多いデジタルチラシですが、従来のチラシにはないデメリットとして、「ターゲットが一定以上のデジタルリテラシーを持っていることが前提」となる点が挙げられます。

デジタルチラシの閲覧には、PCやスマートフォンなどの機器が必要です。

またそうした機器を持っていたとしても、デジタルチラシを閲覧する習慣があるとは限りません。

PCやスマートフォンが苦手な人や、デジタルチラシを閲覧する習慣がない人など、幅広いターゲットに訴求したいのであれば、全てのチラシをデジタルチラシに一本化することは好手ではないといえます。

顧客の年齢層やデジタルリテラシーを分析し、従来のチラシとデジタルチラシを適切な割合で発行すると良いでしょう。

事例:コロナ禍でも増益の「しまむら」、デジタルチラシで広告費圧縮

しまむらが発表した令和3年2月期 第2四半期決算によれば、しまむらの営業利益は前年同期比11.3%増を記録しています。

コロナ禍でも11%増益 躍進の「しまむら」初の直営オンラインストアをオープン、EC売上50億円を計画

「ファッションセンターしまむら」などアパレルを展開する株式会社しまむらは9月28日、令和3年2月期 第2四半期決算を発表しました。また同日、しまむら初の直営オンラインストアを10月1日よりオープンすることを発表しました。発表によると、2021年3〜8月期(以下「上期」)の連結業績において、営業利益は前年同期比11.3%増の159億円となりました。新型コロナウイルス感染拡大によって、アパレル小売業界の多くが業績悪化するなかで、売上高こそ3.8%減だったものの、広告宣伝費の圧縮や値引率の抑制な...


新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の影響で売上高としては減収だったものの、紙媒体の折込チラシからデジタルチラシでの販促に切り替え、広告費の圧縮を行ったことなどにより、増益を達成する形となりました。

コロナ禍で小売、外食など多くの業界が打撃を受けていますが、売上が減少したとしても、しまむらのように費用削減による増益をねらうという方法もあります。

その一手段として、デジタルチラシは有効なものだといえるでしょう。

<参照>

ONE COMPATH:電子チラシサービス「Shufoo!」、Googleマイビジネスにチラシ情報を連携

口コミラボ 最新版MEOまとめ

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    口コミラボ編集部

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