ホームページ(公式サイト)の存在は企業のイメージや信用性、商品やサービスの集客に大きく影響します。
この記事ではホームページを開設するメリットや、ホームページを作成するうえで注意するべきこと、SNSとの併用法などを詳しくご紹介します。
ホームページを作成するメリット
公式ホームページを開設するメリットについて、解説します。
低コストで最新情報を提供できる
ホームページの大きなメリットは広告やテレビコマーシャル(以下、CM)などと比べると比較的安価で最新の情報を顧客に提供できることです。
インターネットが普及したことで誰でも簡単にホームページにアクセスできるようになったため、ホームページの重要性は増しています。
これまでのCMや新聞広告は費用が高く、ビラやチラシ、セールスなどの営業手法も人件費がかかるため、中小企業にとってはなかなか取り組みにくい施策でした。
ホームページであればインターネット上に自社の企業情報や商品情報などを比較的安価に効率よく配信することが可能です。
また、ホームページは内容の更新が容易であることも特徴の一つです。コストや時間をかけることなく商品情報などをアップデートできます。
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問い合わせの窓口が設置できる
顧客は商品に疑問や不都合があった場合など、企業に問い合わせをしたいときがあります。
そのようなときには購入した商品と一緒に同封されている資料に記載されている連絡先にコンタクトをとるか、インターネット上で企業情報を検索します。
公式ホームページに問い合わせ窓口があれば、そこから問い合わせを行う顧客も多く、どのような問い合わせをどこにすべきかも明示すると、顧客が迷わずに自社へコンタクトをとることができます。
問い合わせ窓口を設置し、顧客がいつでもコンタクトを取れるようにすることで、自社や商品への信用を担保することにもつながります。
企業の信用度が向上する
近年、公式ホームページを開設することが当たり前となっており、商品を購入する前に企業の公式ホームページなどを閲覧する顧客も多くなっています。
また商品やサービスの購入前にインターネットやSNSで商品について検索することも当たり前になっており、少しでも多くの情報をインターネット上で公開することで商品やサービスへの認知や理解にもつながります。
顧客はより新しく信頼のおける情報を求めているため、企業の公式ホームページに詳細な商品情報や企業情報が定期的に最新の状態で更新されていることで、顧客に安心感を与えることも可能です。
集客力の高いホームページ作成のポイント3選
ホームページを開設しても、コンテンツが充実していなければ、アクセス数が多く集客力の高いホームページにすることはできません。
ここではホームページを作成するときに注意すべきことをご紹介します。
SEO対策
ホームページを作成しても顧客に見てもらえなければ意味はありません。自社に関係のあるワードを検索してもらったときに、自社のホームページは検索結果の上位に出てくる必要があります。
その手法として挙げられるのがSEOです。 顧客が検索するワードに沿った内容のコンテンツを作成しホームページに掲載する必要があります。
顧客が求めている情報を提供できる内容を書いている記事は、自社がターゲットとするワードを検索することで確認できます。
検索結果上に表示されるページの内容やタイトルを参考に、自社の自社製品の特徴やサービスのメリットを記載し、オリジナリティと専門性の高いコンテンツを提供することが重要です。
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ペルソナ設定
SEOを意識したホームページを制作する際に意識したいのは、どのような顧客に対してコンテンツを提供したいかという点です。
「ペルソナ設定」といわれ、顧客であるペルソナの年齢や職業、性別などを自社のサービスや商品のメインターゲット層と一致させることでより効果的に集客につなげることが可能です。
ペルソナを設定することでホームページの利用者の目的が想像しやすくなり、どのようなことをコンテンツとして盛り込めばよいのかがおのずと明らかになります。
定期的な更新
顧客は常に最新の情報を求めており更新が停滞しているホームページは、顧客に不安感を与えイメージがよくなく、ひいては企業や商品そのもののイメージダウンにつながる可能性があります。
そのためホームページ開設後は、定期的なコンテンツの更新が必要です。
またホームページのどのような時にアクセスが増え、どのコンテンツから制約(コンバージョン:CV)につながっているのかなどを分析し、より制約率を向上させるための施策やホームページの改修も重要です。
SNSの活用で多くのアクセスを集める
ホームページを作成しても、その存在を顧客に認知してもらわなければアクセス数は増加しません。
自社にあったSNSを利用し、公式ホームページへ顧客を誘導することも大切です。
Facebookの主なユーザー層は30代以上の世代とされており、比較的年齢層の高い顧客へのアプローチを考えている場合に良いでしょう。Facebookには企業ページがあるため、簡単に自社のページを作成することができます。
広告も比較的安価に展開できるため、自社の商品やサービスとFacebookのユーザー層が一致するのであれば、導入を検討してもよいでしょう。
Twitterは比較的ユーザー層が若く、流行に敏感な利用者が多いことが特徴です。拡散力も高く、いわゆる「バズる」現象もTwitterを起点に発生することが多いです。
一定数のフォロワーを獲得するまでが大変で、定期的な投稿と有意義なコンテンツ作成が必要です。 無料で利用できるため、低コストで運用するには適したSNSでしょう。
10代20代の特に女性の間で広く使われているSNSで、写真の投稿をメインとするSNSです。拡散する機能はないため拡散力という点ではTwitterに劣りますが、#(ハッシュタグ)を用いた検索機能が充実していることが特徴です。
オシャレで画像映えするような投稿が求められるため、自社製品のイメージや世界観づくりを行なう必要があります。
LINE@
LINEは年代問わずスマートフォンユーザーの多くが利用しています。LINE@はLINEの企業版ともいえるサービスで、ユーザー個人へプッシュ通知とともに直接配信ができるため、他のSNSと比べて閲覧率が高くなります。
LINEと同様にユーザーと1対1でトークができるため個別の問い合わせに対応できるほか、LINEPayなどとの連動機能なども充実しています。
すでに社会で普及しているプラットフォームを基盤としているため、導入へのハードルが低いといえます。
YouTube
YouTubeは動画の配信ができるサービスで、老若男女問わず閲覧されています。動画はテキストや写真に比べて情報量が多く、短時間の動画でも訴求力が高いことが特徴です。
YouTube上に商品の使い方や特徴を紹介するだけでなく、YouTube上で影響力のあるYouTuberに商品レビューをしてもらったり、YouTube上で自社製品の広告を流したりなどの施策が検討できます。
動画撮影と編集のスキルが必要なため、人材と初期投資がかかるなど導入のコストがかかりますが、大きな影響力を発揮します。
ターゲットを明確にし、自社に合った集客方法の選択が必要
自社の公式ホームページを制作することで、
- 最新情報を低コストで提供できる
- 問い合わせ窓口を設置できる
- 自社の信頼度の向上につながる
などのメリットがあります。公式ホームページを制作したいと考える事業者が多い一方で、定期的な更新や公式ホームページのメンテナンスができず、顧客からの信頼を低下させる危険性があります。
公式ホームページを開設する場合は、定期的な情報更新とメンテナンスで、顧客への安心感を与えることが重要です。
公式ホームページのアクセスを向上させるため、SNSの活用も効果的です。様々なSNSがあるため、利用者の年齢層や自社製品との相性を加味した上でどのSNSを活用するか検討すると良いでしょう。
公式ホームページを開設し多くの集客を行うために、ペルソナの設定やSEO対策も重要です。
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