Googleマップでは駅やバス停から目的地までの行き方を検索することができますが、特に地方では情報整備が遅れており、目的地までの行き方がうまく表示されない場合があります。
ここではそういった交通上の障害で観光需要を逃さないようにする、長崎県の取り組み事例を紹介します。
Googleマップで公共交通機関の詳細情報検索を可能に
長崎県観光連盟は、ナビタイムジャパンや県内の航路事業者やバス事業者などと連携し、県内の公共交通機関情報の詳細な情報をGoogleマップで表示できるようにしました。
特に離島や山間の観光地がある長崎では、ターミナル駅から観光地までの交通手段(バスや船など)がGoogleマップで表示されない場合が多かったといい、駅から目的地までの経路をより詳細に示すことが観光振興の課題となっていました。
今回の情報整備により地域住民の利便性向上につなげるほか、目的地までの経路がわからず、観光客を取り逃すことを防ぎます。
また、Googleマップは外国人ユーザーも多いため、コロナ収束後のインバウンド需要にも対応した取り組みとなっています。
SNSマーケティングで観光振興を
長崎国際観光コンベンション協会は、SNSマーケティングを通じて観光事業を振興する取り組みをはじめました。
長崎に来た観光客の嗜好などをSNS上で収集、分析して長崎県のブランディングやマーケティングに活用します。
旅行客のSNS上での投稿から潜在的な需要を把握して、それに応える情報発信や旅行商品の開発を目指します。
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口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
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