政新型コロナウイルスの感染状況が比較的落ち着いていることを受け、政府はワクチンの接種証明などを提示する「ワクチン・検査パッケージ」の提示を条件に、会食人数やイベントの参加人数にかかわる制限を撤廃する方針です。
今後ふたたび緊急事態宣言が発令された場合も、ワクチン・検査パッケージを活用することでイベント入場人数への制限がこれまでよりも緩和されます。
政府は月内にもまとめる予定の基本的対処方針にこれら緩和案を盛り込みます。
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「ワクチン・検査パッケージ」12道府県で実験開始 5人以上会食など
ワクチン・検査パッケージを活用、会食の人数制限設けず
緊急事態宣言が解除された現在、飲食店では営業時間短縮要請はおこなっておらず、酒類提供も可能です。ただし都などでは1グループ4人以下を求め、5人以上のグループへの酒類提供は控えられています。
政府は、ワクチン・検査パッケージ活用により4人以下を求める人数制限についても撤廃するとしており、この緩和措置は緊急事態宣言が再発令されたさいにも適用されるとのことです。
ワクチン・検査パッケージの利用を条件に人数に制限が撤廃されることで、飲食店は集客への大きな効果が期待できるでしょう。
また政府は、パッケージ制度が適用されない場合の行動制限についても、緩和する方針を示しています。
イベントの収容人数も上限撤廃「感染防止安全対策」策定条件に
イベントの収容人数に関しても、政府はこれまで、緊急事態宣言下の地域で「5,000人」または「定員50%」の少ないほう、重点措置地域で「5,000人」などとしてきました。
今回その方針を変更し、観客が大声を出さないことなどを定めた「感染防止安全計画」を作り、かつワクチン検査パッケージを活用することで、収容人数に上限を設けずにイベントを開催できるようになります。
政府は、感染拡大の防止と経済活動の推進を両立させたい考えです。
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<参照>
毎日新聞:会食人数制限や移動自粛要請を撤廃 ワクチン・検査パッケージ概要
毎日新聞:政府、イベント制限撤廃へ 感染防止計画やワクチン証明利用条件に