新型コロナウイルスの新たな変異ウイルス「オミクロン株」は、これまでに40を超える国と地域で感染が確認されるなど、現在も拡大が続いています。
「オミクロン株」現在の状況は
オミクロン株の感染者が確認されているのは、41の国と地域です(12月4日報道時点)。
4日には、アフリカ南部のザンビアで初めて感染者が確認されました。感染が確認されたのは3人で、うち外国への渡航歴のない1人は、ワクチン接種を受けていなかったといいます。
また、韓国でも同日、新たに3人のオミクロン株感染者が確認されました。その日の韓国の新型コロナウイルス新規感染者は5,352人で、重症者752人、死者70人ともに過去最多となっています。
感染力の強い変異株、症状軽いとの報告については「時期尚早」
WHO(世界保健機関)の首席科学者は3日、オミクロン株は感染力が強いとの見方を示しました。デルタ株に置き換わって、今後の主流になる可能性があると指摘します。
また、感染しても症状が軽いとの報告が多く出ていることについては、重症化するリスクを判断するのは時期尚早だとしています。
またオミクロン株は、ワクチンを2回接種した後に感染する「ブレークスルー感染」の報告も相次いでおり、警戒感が高まっています。
<参照>
FNN プライムオンライン:オミクロン株 41の国と地域に感染拡大 新型コロナ
時事通信:オミクロン株、軽症傾向も 接種後感染、報告相次ぐ―新型コロナ
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