SNSマーケティングを実施するにあたり、SNSの最新動向を追いかけることは重要です。
しかしFacebookやTwitter、InstagramなどのSNSには次々と新たな機能が追加されており、全容を把握することが難しくなっています。
そこで本記事では、2021年10月のSNSに関するニュースや、最新機能などの動向についてまとめます。
関連記事
9月のSNSニュースまとめ
- Facebookの10月のニュース
- 1. 社名を「Meta」に変更
- 2. MessengerとInstagramでグループチャットが作成できるように
- 3. Messengerにグループエフェクト機能が追加
- 4. Facebookコミュニティ規定を改訂、集団嫌がらせ対策と著名人保護の強化を実施
- 5. FacebookとInstagramに同時投稿できる機能をテスト中
- 6. Facebook元社員が内部告発、米議会や英議会などでも証言
- Twitterの10月のニュース
- 1. スペースが全ユーザーに提供開始
- 2. スペースに「録音機能」追加
- 3. Proアカウントが提供開始
- 4. Twitter Blueユーザー向けにLabsが追加 ※国内未展開
- 5. フォロワーを削除する機能を提供開始
- 6. RevueのURLを含むツイートに「購読する」ボタンが追加
- 7. ライブ放送の「ゲスト招待機能」廃止
- 8. ”激しい会話”に参加しようとすると警告を表示(機能テスト中)
- 9. リプライの間に広告を表示する(機能テスト中)
- Instagramの10月のニュース
- 1. ストーリーズに関する3件の更新
- 2. フィードに関する3件の更新
- 3. 収益化に関する3件の更新
- 4. Messengerに関する10件の更新
- 5. ハッシュタグ検索に「リール」タブが追加
- 6. ライブ配信に「練習機能」が追加
- 7. 「アカウントステータス機能」を提供開始
- LINEの10月のニュース
- その他のSNSニュース
目次
Facebookの10月のニュース
ここでは、2021年10月のFacebookに関するニュースや動向を解説します。
1. 社名を「Meta」に変更
10月29日、FacebookやInstagramを運営する米Facebook, Inc.は、社名をMeta, Inc.に変更しました。
「Meta」という社名はインターネット上の仮想空間を指す単語であるメタバース(Metaverse)から得たもので、今後同社ではAR(拡張現実)やVR(仮想現実)などをはじめとする技術によるメタバースの実現に向けた活動を展開するとしています。
社名変更後もFacebookやInstagramなどの既存サービスは引き続き提供されますが、CEOのマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏によると、今後はFacebookファーストではなくメタバースファーストとして活動を進めるとのことです。
<参照>
Meta Newsroom:Introducing Meta: A Social Technology Company
Meta Newsroom:Founder’s Letter, 2021
2. MessengerとInstagramでグループチャットが作成できるように
10月1日、MetaはFacebook MessengerとInstagram Messengerでグループチャットを作成する機能の提供を開始しました。
昨年10月にはFacebookとInstagramのメッセージ機能は統合され、どちらのMessengerからでももう片方のMessengerを利用しているアカウントとメッセージのやりとりができるようになりました。
その後もグループチャット機能はそれぞれのアプリ内でのみ利用できましたが、今回の更新によりアプリの垣根を越えてグループチャットが利用できるようになります。
また、Facebook Messengerで提供されている投票機能がInstagram Messengerにも提供され、グループチャット内で投票を実施できるようになります。
<参照>
Messenger News:New Group Chat Experiences: Cross-App Chats, Chat Themes, Polls and Watch Together
3. Messengerにグループエフェクト機能が追加
10月21日、MetaはFacebook MessengerにARを用いたエフェクト機能「グループエフェクト」を追加しました。
グループエフェクトでは、ビデオ通話とRoomsに参加しているユーザー全員が同時にさまざまなAR映像を楽しめます。顔に装飾をするものや画面を猫が飛び回るもの、ハンバーガーを作る速さを競うゲームなどが利用できます。
<参照>
Meta Newsroom:Introducing AR Experiences for Video Calls on Messenger
4. Facebookコミュニティ規定を改訂、集団嫌がらせ対策と著名人保護の強化を実施
10月13日、MetaはFacebookコミュニティ規定のうち「いじめと嫌がらせ」に関する部分を改訂しました。
今回の改訂では、主に複数アカウントによる集団での嫌がらせ対策と著名人保護の強化が実施されています。
集団嫌がらせを実施しているアカウントからのコンテンツは、コンテンツ自体が規定に違反していなくとも削除の対象となります。
また、メッセージやプロフィール画面への投稿、投稿へのコメントなどが集団嫌がらせを構成する場合、これらのコンテンツも削除の対象となります。
著名人に向けられた重度の性的なコンテンツ、身体の特徴や身体の機能を蔑視するコンテンツも削除の対象となります。
また、受信者が好まない性的なコンテンツについても、受信者からの要望に応じて削除の対象となります。
<参照>
Meta Newsroom:Advancing Our Policies on Online Bullying and Harassment
Meta Transparency Center:Bullying and Harassment
5. FacebookとInstagramに同時投稿できる機能をテスト中
IT系メディアのTechCrunchによると、Facebookは10月前半頃から写真や動画を含む投稿をInstagramに同時投稿する機能のテストを実施しています。
同時投稿できるコンテンツは、1枚から10枚の写真か1本の動画に限られます。GIFや投票、シェア、文字のみの投稿などは同時投稿の対象外となります。
<参照>
TechCrunch:Facebook tests a new option for cross-posting your Facebook feed posts to Instagram
6. Facebook元社員が内部告発、米議会や英議会などでも証言
10月1日、Facebook(現Meta)元偽情報対策担当プロダクトマネージャーのフランシス・ホーゲン(Frances Haugen)氏が、ウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)に社内資料を告発しました。
同氏は10月3日には米CBSの報道番組に出演し、10月5日には米国上院、10月25日には英国議会においてそれぞれ告発した資料に関する証言をしました。
ハーゲン氏は、今回の告発において主に9つのトピックを語っています。
- Facebookのアルゴリズムはユーザーを怒らせるコンテンツを意図的に優先表示している
- FacebookはほかのSNSより社会に悪影響を与えている
- Facebookは2020年11月の米国大統領選挙から2021年1月の米国議会議事堂襲撃事件まで扇動対策部門を解散していた
- 欧州の政治団体はFacebookユーザーにリーチするためにネガティブキャンペーンを実施することを強いられている
- Facebookは3%~5%程度のヘイトと偽情報しか特定できていない
- Instagramは子どもを不幸にしているという社内調査結果が出ている
- Facebookの社員は必ずしも悪人ではないが、報奨を設ける方向が間違っているため社会に悪影響を与えてしまう
- ハーゲン氏はマーク・ザッカーバーグ氏(Mark Zuckerburg, 現CEO)に同情している
- ハーゲン氏は公益通報者保護法で保護される見込みである
以上のトピックに対し、Facebookはいくつかの点において反論しています。
- 全てのヘイトと偽情報を特定できていないことについて、Facebookは社外の専門家や専門団体との連携と社内の調査を同時に進めつつ成果をプラットフォームに反映している
- ハーゲン氏が告発したInstagramに関する社内調査結果は事実と異なり、実際は多くの10代ユーザーがSNSには良い点と悪い点の両方があると回答している
- Facebookが報奨を設ける方向は間違っておらず、Facebookでは企業利益よりFacebookコミュニティの品質を重視している
Facebookは10月29日に社名を「Meta」に変更し、メタバースファースト企業として再出発しました。
これらの告発の真偽に関しては、今後も各国の公的機関において調査が実施される予定です。
<参照>
GIZMODO:9 Horrifying Facts From the Facebook Whistleblower's New 60 Minutes Interview
Twitterの10月のニュース
ここでは、2021年10月のTwitterに関するニュースや動向を解説します。
1. スペースが全ユーザーに提供開始
10月22日、Twitterは音声チャット機能「スペース」の全ユーザーへの提供を開始しました。
これまでスペースを主催できるのは600人以上のフォロワーを持つユーザーに限られていましたが、今後は全てのユーザーがスペースを主催できるようになります。
<参照>
Twitter:Spacesの投稿
2. スペースに「録音機能」追加
10月29日、Twitterは音声チャット機能「スペース」に録音機能を追加しました。
録音中のスペースには、画面の左上に「REC」マークが表示されます。
スペースのホスト(主催者)は、スペース終了後最長30日間にわたりスペースの告知ツイート内に録音データを保持できます。
ユーザーは、スペース修了後最長30日間にわたりスペースの告知ツイートから録音データを聴取できます。
録音機能は、現時点では一部のiOSユーザーにのみ提供されています。
<参照>
Twitter:Spacesの投稿
3. Proアカウントが提供開始
10月1日、TwitterはProアカウントの提供を開始しました。
Proアカウントは、企業アカウントやクリエイターアカウント向けの新たなアカウント種別です。
これらのアカウントが現行アカウントをProアカウントに切り替えると、概要機能(About Module)、EC機能(Shop Module)、ニュースレター機能(Newsletter Module)などの各種機能を利用できるようになります。
さらにTwitter広告、クイックプロモート、詳細なプロフィール機能などが利用できるようになるほか、今後も新たな機能が追加される予定です。
なお、Proアカウントは無料で利用できます。
<参照>
Twitter for Business:Introducing Twitter for Professionals
Twitter for Business:Proアカウント
4. Twitter Blueユーザー向けにLabsが追加 ※国内未展開
10月28日、Twitterは定額課金型サービス「Twitter Blue」の利用者に向けて新機能「Labs」を追加しました。
Labsでは、新たに追加される予定の機能に早期アクセスできます。
現時点では、iOS版Twitterでメッセージを固定表示する機能と、デスクトップ版Twitterで最長10分の動画を投稿する機能が利用できます。
Twitter Blueは、2021年10月時点ではオーストラリアとカナダでのみ利用できます。
<参照>
Twitter:Twitter Blueの投稿
5. フォロワーを削除する機能を提供開始
10月12日、Twitterはフォロワーを削除する機能の全ユーザーへの提供を開始しました。
この機能では、自分から相手へのフォローを維持したまま相手から自分へのフォローを解除できます。
この機能は9月8日よりテストが実施されており、今回の更新により正式にリリースされる形となりました。
<参照>
Twitter:Twitter Safetyの投稿
Twitter:Twitter Supportの投稿
6. RevueのURLを含むツイートに「購読する」ボタンが追加
10月22日、Twitterは、同社傘下のニュースレターサービス「Revue」のURLを含むツイートに「購読する」ボタンを追加しました。
現時点ではWeb版Twitterでのみ「購読する」ボタンが表示されますが、近いうちにAndroid版とiOS版のTwitterでも表示されるようになる予定とのことです。
<参照>
Twitter:Revueの投稿
7. ライブ放送の「ゲスト招待機能」廃止
10月5日、Twitterはライブ放送のゲスト招待機能を廃止しました。
これまでライブ放送では、ホスト(主催者)が最大3名のユーザーをゲストとして招待でき、ゲストの音声を同時に放送できました。
今後、このような音声に関する機能はスペースに一本化されてゆくものと思われます。
<参照>
Twitter:Twitter Supportの投稿
8. ”激しい会話”に参加しようとすると警告を表示(機能テスト中)
10月7日、Twitterは激しい会話に参加しようとすると警告を表示する機能のテストを開始しました。
この機能では、激しい論戦がなされているツイートにリプライしようとすると「お互いに気を配りましょう」という警告が表示されます。
警告には、相手も同じ人間であること、事実が重要であること、多様な視点を尊重すべきであることが記されています。
ユーザーは警告を読んだ上で「参加する(Count me in)」をタップすることで、会話へのリプライを送信できます。
現在、テストはAndroid版とiOS版のTwitterにて実施されています。
<参照>
Twitter:Twitter Supportの投稿
9. リプライの間に広告を表示する(機能テスト中)
10月14日、Twitterはリプライとリプライの間に広告を表示するテストを開始しました。
このテストでは、1件目、3件目または8件目のリプライの後に広告が表示されます。
現在、テストはAndroid版とiOS版のTwitterにて実施されています。
<参照>
Twitter:Bruce Falck氏の投稿
Instagramの10月のニュース
ここでは、2021年10月のInstagramに関するニュースや動向を解説します。
1. ストーリーズに関する3件の更新
10月に発表されたストーリーズに関する3件の更新について解説します。
1. ストーリーズに特定の場所でのみ使えるスタンプが追加
10月11日、Instagramはストーリーズに特定の場所でのみ使えるスタンプを追加しました。
これらのスタンプは特定の場所にいるときにのみ使用できるもので、現在は代々木公園、東京スカイツリー、明治神宮などの東京都内10箇所の施設が対象となっています。
これらのスタンプは、対象となる場所で発見タブから地図を表示し、地図上に表示されるスタンプをタップすることでストーリーズに投稿できます。
一度使用したスタンプは、以降は対象となる場所にいないときにも使用できるようになります。
<参照>
Meta Newsroom:Instagram、渋谷スクランブル交差点など特定のスポットを訪れると使えるスタンプをローンチ
2. リンクスタンプが全てのユーザーに提供開始
10月27日、Instagramは6月よりテストを実施していたリンクスタンプの全ユーザーに向けた提供を開始しました。
リンクスタンプを使うと、ストーリーズ上にWebサイトへのリンクを追加できます。
リンクスタンプは今後数週間以内に全てのユーザーに提供される予定ですが、新しいアカウントやガイドライン違反となる内容の投稿を繰り返しているアカウントには提供しないとしています。
<参照>
Meta Newsroom:ストーリーズ投稿にリンクを追加できる「リンクスタンプ」を全利用者に導入
3. ストーリーズに「お題スタンプ」機能がテスト中
10月6日、Instagramはストーリーズにて「お題スタンプ」機能のテストを開始しました。
お題スタンプでは、「お題」を指定してストーリーズを投稿することで、ほかのユーザーも共通のお題に関するストーリーズを投稿できるようになります。
お題は「今日のコーデ」や「ペットの様子」など自由に決められ、ストーリーズの閲覧者はお題スタンプをタップすると共通のお題のストーリーズを閲覧したりお題に関するストーリーズを投稿できます。
このテストは日本とインドネシアでのみ実施されています。
<参照>
Meta Newsroom:Instagram、共通のテーマでストーリーズ投稿をシェアできる「お題スタンプ」を導入
2. フィードに関する3件の更新
10月に発表されたフィード(タイムライン)に関する3件の更新について解説します。
1. ライブ配信予告機能が追加
10月14日、Instagramはライブ配信予告をフィードに投稿する機能を追加しました。
配信者は、ライブ配信の予告を画像や動画、文章とともにフィードに投稿できます。
視聴者は、ライブ配信予告の投稿をタップするとリマインダーを設定できます。
視聴者がリマインダーを設定すると、ライブ配信開始時刻の24時間前、15分前、開始時刻に合計3回リマインダーが送信されます。
<参照>
Meta Newsroom:Instagram、ライブ配信のスケジュールを事前設定・告知できる新機能を導入
2. コラボ機能が追加
10月20日、Instagramはフィードとリールにコラボ機能を追加しました。
フィードやリールを投稿する際にほかのユーザーを共同投稿者として追加し共同投稿者の承認を受けることで、ヘッダー部分に双方のアカウント名が表示され、双方のフィードやリールにコンテンツが投稿されます。
「いいね」数や再生数は双方のアカウントの合計数が表示され、投稿へのコメントも双方に送信されます。
<参照>
Meta Newsroom:リールやフィード投稿を他の利用者と共同投稿できる「コラボ」と、曲に合わせて簡単にリールを作成できる新エフェクトを導入
3. フィード動画とIGTV動画を統合した「Instagram動画」が公開
10月6日、Instagramはフィード動画とIGTV動画を統合し、新たに「Instagram動画」とすることを発表しました。
今後、フィードとIGTVに投稿した動画はすべてプロフィールの動画タブに表示されるようになり、動画を投稿する際はホーム画面の「+」ボタンから投稿する仕様となります。
フィードにおける動画のプレビューは最長60秒となり、フィード上で動画をタップすると続きが視聴できます。また、動画をスクロールするとユーザーの興味関心に基づいたおすすめの動画が表示されます。
なお、短編動画を投稿できる「リール」は引き続き独立した存在として取り扱われます。
<参照>
Meta Newsroom:Instagram、フィード動画とIGTV動画を「Instagram動画」として統合し、新しいタブで表示
3. 収益化に関する3件の更新
10月22日、Instagramは収益化に関する3件の更新を発表しました。
1. リールにブランドコンテンツ広告が追加
ブランドコンテンツ広告とは、クリエイター(インフルエンサー)が投稿したコンテンツをクリエイター自身や事業者が広告として配信するものです。
ブランドコンテンツ広告はこれまでフィードとストーリーズにおいてのみ配信できましたが、今後はリールにもブランドコンテンツ広告の配信ができるようになります。
2. アフィリエイトクリエイター向けのショップ機能がテスト中 ※国内未展開
アフィリエイト機能は、クリエイターが投稿したコンテンツに商品タグを紐付け、クリエイターの投稿を通して商品が販売された際にクリエイターが収益の一部を受け取れるシステムです。
今後、アフィリエイト機能を利用しているクリエイターもショップを開設し、アフィリエイトを実施している商品をまとめて表示できるようになります。
この機能のテストは、米国の一部のクリエイターを対象に実施されています。
3. ブランドコンテンツパートナーシップ機能がテスト中 ※国内未展開
ブランドコンテンツパートナーシップ機能は、事業者とクリエイターのマッチングを支援する機能です。
クリエイターは事前に提携したい事業者を登録することで、事業者からのオファーを受けられます。
事業者はクリエイターをフォロワー数、年齢、性別、場所などのフィルターを用いて絞り込み、最適なクリエイターにオファーを申し込めます。
その際、事業者との提携希望を事前に登録しているクリエイターは検索結果に優先的に表示されます。
また、事業者からの提携に関するメッセージ(DM)はクリエイターの受信箱で専用のフォルダに振り分けられ、クリエイターが提携の機会を見逃さないようになります。
これらの機能のテストは、米国の一部のクリエイターとビジネスを対象に実施されています。
<参照>
Meta Newsroom:Instagram、ブランドコンテンツ広告をリールに拡大、米国ではアフィリエイト機能を利用中のクリエイターがショップを開設できるテストを開始
4. Messengerに関する10件の更新
10月に発表されたInstagram Messenger(DM)に関する10件の更新について解説します。
1. Facebook Messengerとの統合の強化
Facebook MessengerとInstagram Messengerの間で、メッセージやビデオ通話、グループチャットなどが利用できるようになり(一部機能は既に統合済み)、両者間の統合がより強化されました。
2. ビデオ通話中の同時視聴
ビデオ通話の相手と一緒に、Facebook Watch、Instagram動画、リール(近日対応予定)、テレビ番組、映画などのコンテンツを視聴できます。
3. 消えるメッセージ
相手の閲覧後またはチャットルームを閉じるときに消えるメッセージを送信できます。
4. 自撮りスタンプ
自撮り写真をスタンプにして送信できます。
5. チャットルームの色変更
チャットルームの色を変更できます。
6. 絵文字リアクションのカスタマイズ
好みの絵文字を絵文字リアクション用の絵文字として設定できます。
7. コンテンツの転送
コンテンツを最大5人のユーザーやグループに転送できます。
8. アニメーションエフェクト
メッセージにアニメーションエフェクトを追加できます。
9. メッセージ送信可否の管理
メッセージの送信を許可するユーザー、許可しないユーザーを設定できます。
10. 強化された報告とブロック機能
メッセージを報告する際、メッセージ単体ではなく会話全体を報告できるようになります。
また、アカウントセンターにInstagramとFacebookの両アカウントを追加すると、ブロックするユーザーの提案を受け取れるようになります。
<参照>
Meta Newsroom:Say 👋 to Messenger: Introducing New Messaging Features for Instagram
5. ハッシュタグ検索に「リール」タブが追加
10月14日、ブロガーのKoukichi Takahashi氏によりInstagramのハッシュタグ検索に「リール」タブが追加されていることが確認されました。
「リール」タブの下部には「ハッシュタグを使用」ボタンが設けられており、ボタンをタップするとハッシュタグを用いたリールが作成できます。
<参照>
Koukichi Takahashi Photography:インスタ発見検索にリールタブ!ハッシュタグページで一覧表示。対象タグをつけてすぐ動画投稿可能に。
Twitter:Koukichi Takahashi氏の投稿
6. ライブ配信に「練習機能」が追加
10月14日、ブロガーのKoukichi Takahashi氏によりライブ配信に練習機能が追加されていることが確認されました。
ライブ配信の共有範囲設定から「練習」を選択することで、一人または複数人で非公開のライブ配信を実施できます。
<参照>
Koukichi Takahashi Photography:インスタライブに非公開での練習機能が追加「共有範囲」Instagram TV(旧IGTV)へのシェアや動画DLも可能。
Twitter:Koukichi Takahashi氏の投稿
7. 「アカウントステータス機能」を提供開始
10月11日、Instagramはアカウントステータス機能の提供を開始しました。
アカウントステータス画面では、ガイドラインに違反したコンテンツの履歴を確認し、誤判定だと思う場合には再審査を申請できます。
<参照>
Instagram Official Blog:Helping you understand what’s going on with your account
LINEの10月のニュース
ここでは、2021年10月のLINEに関するニュースや動向を解説します。
1. 未認証の公式アカウントに、ポスターを提供開始
10月1日、LINEは未認証の公式アカウントへのポスターの提供を開始しました。
ポスターは管理画面からダウンロードでき、印刷して店舗に貼り付けることで来店客に公式アカウントの存在をアピールできます。
ポスターには公式アカウントのQRコードが掲示されており、来店客にスマートフォンでQRコードをスキャンしてもらうことで公式アカウントを友達に追加してもらえます。
なお、認証済アカウントと未認証アカウントではポスターのデザインが若干異なるということです。
<参照>
LINE for Business:未認証アカウントへの「ポスター」の提供開始について
その他のSNSニュース
ここでは、2021年10月のその他のSNSに関するニュースや動向を解説します。
中国版LinkedInが年内に廃止、代替サービスを提供
10月14日、Microsoftは中国版LinkedInを年内に廃止すると発表しました。
Microsoftによると、中国における表現の規制などにより中国版LinkedInの品質維持が難しくなっており、情報の共有や維持という観点で成功を収められなかったため、廃止の決断に至ったということです。
なお、Microsoftは中国国内におけるLinkedInの代替サービスとして、ソーシャルメディア機能を有さない求職サービス「InJobs」を年内に提供するとしています。
<参照>
LinkedIn Official Blog:China: Sunset of Localized Version of LinkedIn and Launch of New InJobs App Later This Year
WeChat:LinkedInの投稿
口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
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本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
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