近年サウナブームが到来し、サウナを運営する店舗も情報発信に力を入れています。
直接予約が取れる機能を持ち、顧客とコミュニケーションをとれて、細かいターゲティングのもとで広告出稿できることなどから、Facebookページを活用している店舗があります。
本記事ではサウナ施設のFacebook活用事例や導入のメリット、運用のポイントなどを紹介します。
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Facebookの効果的な活用方法とは?
サウナ・スパ・温泉のFacebook活用事例
サウナ、スパ、温泉を運営している店舗のFacebook活用事例を7例紹介します。
1.前野原温泉 さやの湯処
さやの湯処は東京都の板橋区にある温泉とサウナが人気の施設で、室内の清潔さなどが高く評価されています。
Facebookはプロフィール情報が充実しており、料理に使われる食材や施設の写真を活用した投稿で、施設の魅力やサービスなどを幅広く発信しています。
Facebook:前野原温泉 さやの湯処による投稿(https://www.facebook.com/sayanoyudokoro/posts/3807556972634205)
2.タイムズ スパ・レスタ
東京都の池袋サンシャインシティ前にあるタイムズ スパ・レスタは、都心に住む大人のためのスパ施設をコンセプトにしています。
公式サイトやFacebookの投稿も「大人向け」が意識されています。
Facebookページでは限定特典キャンペーンなどの案内や、施設内で使用される商品の紹介などを行っています。
新型コロナウイルスが広がる現在では、営業時間の変更などの情報もこまめに配信しています。
Facebook:タイムズ スパ・レスタによる投稿(https://www.facebook.com/TimesspaResta/photos/a.211233382395097/1592497390935349)
3.スカイスパYOKOHAMA
スカイスパYOKOHAMAは横浜駅から直結で行けるスカイビルの高層階にあり、本格的なヨーロッパ式のサービスが味わえる施設です。
Facebookの基本情報には「今すぐ電話」のようなCTA(Call To Action/行動喚起)ボタンが設定されており、投稿ではイベントの案内やキャンペーン情報だけでなく、メディア出演情報や、サウナ、フィットネスグッズの紹介など、幅広い内容が発信されています。
Facebook:スカイスパYOKOHAMAによる投稿(https://www.facebook.com/SKYspaYOKOHAMA/posts/3089694221080672)
4.オアシスサウナ アスティル
東京都新橋にあるアスティルは、男性専用のサウナ施設として営業しています。
顔文字などを取り入れたフレンドリーなFacebook投稿が特徴で、ターゲットとなる男性顧客に合わせて、主にサービスの内容やコストパフォーマンスの良さを紹介しています。
Facebook:オアシスサウナ アスティルによる投稿(https://www.facebook.com/astil.oasissauna/posts/1913803662090772)
5.おふろcafé bivouac
埼玉県熊谷市のおふろcafé bivouacは、写真映えするおしゃれな施設として若者やカップルから人気を博しています。
Facebookも若者が興味を示しそうな内容や、施設の清潔感を印象付ける内容が投稿されています。
イベント機能やCTAボタンも設置されており、顧客が気軽に予約できる動線が整っています。
6.草加健康センター
埼玉県にある草加健康センターは9種類の温泉とサウナが人気の施設で、公式サイトではリアルタイムで混雑状況を把握することができます。
Facebookでは、施設内で提供されるメニューやキャンペーン情報をわかりやすくまとめた画像が投稿されています。
Facebook:草加健康センターによる投稿(https://www.facebook.com/souka.yunoizumi/posts/3611547885595319)
7.スパ&ホテル 舞浜ユーラシア
千葉県浦安市にあるスパ&ホテル 舞浜ユーラシアは、高級感のあるスパを楽しめる施設です。
公式サイトやFacebookはシンプルなデザインで統一されており、投稿では1か月ごとのイベントや営業スケジュールをカレンダー写真付きで配信することで、ユーザーの来店を促しています。
Facebook:スパ&ホテル 舞浜ユーラシア(https://www.facebook.com/maihamaeurasia/posts/1002618980115453)
Facebookページを運用するメリット
無料で運用できるFacebookページを通じて、店舗集客につなげることができます。ここでは3つのメリットをご紹介します。
1.Facebookページで認知拡大ができる
Facebookページでは住所情報や電話番号、公式サイトのURLを貼ることができます。
情報を充実させるほどユーザーにとって有益になることを意識し、細かい情報も盛り込むことが重要です。
さらに「お問い合わせ」「今すぐ電話」などのCTAボタンを活用すれば、ユーザーが気軽に問い合わせできるようになります。
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2.ユーザーからのレビューが参考になる
Facebookは企業や店舗側の一方的な情報発信だけでなく、ユーザーがレビューを書き込むことで双方向にコミュニケーションをとれる点も特徴です。
投稿へのコメントをはじめとするユーザーからの反応は、今後のサービスや投稿内容の参考になります。
ユーザーとのやりとりは、それを見た別のユーザーの来店のきっかけになることもあるため、丁寧な対応を心がけましょう。
3.拡散性が強い
Facebookは気に入った投稿をシェアできるため、自店舗のFacebookページをフォローしていないユーザーにもアプローチできるのがメリットです。
投稿をシェアをすることで特典を付けるキャンペーンなどを実施している企業もあります。
Facebookで口コミを集める方法
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Facebookの運用時のポイント
Facebookページを運用する際は以下のポイントを意識し、それぞれの店舗のコンセプトやターゲットを明確にすると、さらに効果的な運用につながります。
ページの情報を充実させる
Facebookページの情報量は、ユーザーの関心を引くための重要なポイントになります。特に重要なのがそのページの紹介文です。
簡潔でわかりやすい説明にすると、ユーザーの目に留まりやすくなります。
どのような情報を発信しているのかを具体的に説明することで、共感したユーザーにフォロワーになってもらえる可能性が高まります。
適度に更新する
顧客は最新の情報を求めていますが、高頻度の更新は店舗にとって大きな負担になり、同時にユーザーにとっても好ましいものではなくなります。
ソーシャルメディアのツール開発を行うイギリスの企業ロコワイズが2015年に行った調査では、Facebookの最も効果的な運用には週に1~4回の投稿だと発表されています。
投稿の頻度は店舗の方針やコンセプトによって異なるため、運用開始後はインサイト機能を利用し、最適な投稿ペースを確認するとよいでしょう。
ユーザー目線で有益な情報を投稿する
Facebookでイベントや割引などの有益な情報をこまめに配信すると、ユーザーの目に留まりやすくなります。
ほかにも、「手ぶらで楽しめる」「ファミリー向け」といった情報をわかりやすく投稿すると、初回来店のきっかけにつながるでしょう。
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Facebook活用事例を参考にする
Facebookを運用する際は、店舗のコンセプトやターゲットを明確にした投稿でページを充実させることが大切です。
Facebookページの各種機能を活用することで、店舗の認知拡大や来店促進につながります。
今回紹介した事例を参考に、自店舗ならではのFacebookページを作成し、集客につなげましょう。
<参照資料>
Locowise:How Facebook Page Posting Frequency Impacts Reach, Engagement and Negative Feedback
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