ホスピタに掲載するには?集患に活かすには?概要や掲載方法を紹介

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医療機関は、利用するまでその実際の雰囲気がつかめないことも珍しくありません。身近に利用経験のある人がいれば評価を聞くことも少なくないでしょう。それでも、こうした口コミ情報を実際の交友関係から手に入れるのは簡単ではありません。

病院検索サイトに施設概要や医師の情報を公開すると、患者は身近に感じ足を運びやすくなります。今回は、全国の医療機関の情報を掲載する「ホスピタ」の概要や掲載するメリット、掲載できる内容について解説します。

ホスピタ

ホスピタとは

2006年に提供を開始し、国内約17万件の病院と医師約4万5,000名の情報が掲載されています。毎月数百万人が利用する業界トップクラスの医療情報サイトです。

ホスピタ:街の名医を探す

病院検索サイト「ホスピタ」 トップページ
▲トップページ:ホスピタ

患者は自宅近辺で病院を探す傾向があるため、エリアから検索できるサイトが大部分ですが、ホスピタはエリア検索はもちろん、医師を指定した検索や診療時間帯、専門医の有無で選べる患者視点の検索メニューが豊富です。

また、医師を探すユーザーに対し、登録医師がお薦めの医師を回答するコーナー「名医ログ」がユニークです。病院で紹介状を書いてもらう替わりに、名医の情報を医師から教えてもらえます。

全国の病院・クリニックが対象

全国エリアの病院やクリニックが掲載対象で、内科、外科、小児科、整形外科、消化器科、脳神経、皮膚科、歯科などあらゆる診療科目の情報が集約されています。

ユーザーは「救急医療機関」「休日診療対応」など検索意図に合ったメニューを選び、必要に応じて病院の特徴など条件を追加し、スムーズに病院候補を閲覧できます。

症状がある部位や病名をキーにした検索もでき、お年寄りやサイトに不慣れなユーザーでも行き詰りません。

病院検索サイト「ホスピタ」 検索メニュー
▲検索メニュー:ホスピタ

また、受診するか判断に迷う患者のためのサービスや、予約までの導線も提供されています。無料で医師に相談できる掲示板や、すぐに受診したい人向けに初診予約ができるメニューがあります。

オンラインや電話での遠隔診療を受け付けている機関を調べることもできます。

スマートフォンからのアクセスが8割

ホスピタはウェブサイトですが、パソコンよりスマートフォンを頻繁に使うユーザーや、サイトで検索後にすぐ電話予約をしたいといったニーズを受け、スマートフォンからアクセスした際は最適化された画面が表示されるように対応しています。

ホスピタのサイト訪問者の8割がスマートフォンからの閲覧です。

外出中のケガや事故、急な体調悪化の時には、手元のスマホから検索をすることが多くなると考えられ、こうした緊急時にも役立てられるサービスとなっています。

関連サイト「名医ログ」

「名医ログ」は、ホスピタと同様の会社が運営しており、名医への質問と回答は誰でも閲覧できますが、質問の投稿には会員登録が必要です。

風邪など身近な症状の場合と違い、特殊な病気の場合は、自分だけの判断で病院を選択しづらいと感じる人も多くいます。ネット上の情報などから過度に不安を抱えてしまう人もいるでしょう。

名医ログでは医師自身が信頼のおける医師を紹介するため、確信を持って受診できます。さらに、質問から予測されることやアドバイスなど真摯に伝え、ユーザーにとって心強い存在となっています。

ホスピタに病院を掲載する方法

続いて、ホスピタに病院情報を登録する手順と、掲載料金、掲載の申込みに制限があるかについて解説します。

掲載方法

掲載の手順に進む前に、既に掲載されていないかどうか調べます。病院名もしくは電話番号で検索でき、該当する情報が一覧表示された場合は同名の別病院もあり得るため住所などを確認します。

自身の病院情報であれば「ID、PWを発行する」ボタンを選択し、検索結果に無ければ「新規掲載」ボタンを選択します。

IDとパスワードを発行後、ビジネスページにログインして、掲載情報を入力します。

病院検索サイト「ホスピタ」 ビジネスオーナー登録画面
▲ビジネスオーナー登録画面:ホスピタ

無料掲載と有料掲載の2タイプ

掲載は無料版、有料版を選べます。

有料の場合の料金や利用できる機能など詳細は不明ですが、「無料で病院情報を掲載できる」ことが強調されています。

掲載資格

掲載に際し「保険医療中心の医院のみ」「保健所に提出済み」といった条件の記載はありません。会員規約に同意の上申し込みができます。

運営側にて、厚生局や保険所のデータと照合した所在地確認や、電話での本人確認などが完了し、掲載開始となります。

問い合わせ窓口

掲載についての問い合わせは、メールや電話で受け付けていません。ビジネスページにログインし、新規掲載や内容修正の手続きをします。

ホスピタ:病院検索ホスピタに無料で貴病医院情報を掲載しませんか?

ホスピタの掲載ページ

ビジネスページから掲載情報を登録できますが、病院の情報や医師の情報についてボリュームある内容を登録でき、医療関係者向けの求人情報や、Web予約画面へのリンクボタンなど配置できます。詳細を見てみましょう。

基本構造

掲載内容は「病院トップ」「お知らせ」「診療案内」「医師紹介」「求人情報」「地図」の6つに分類され、タブで分けて表示されます。

病院トップにあるアピールポイントの欄で、病院のメリットやどんな患者を対象にしているか、治療の特徴などを伝え、診療案内では、診療方針や診療内容の詳細、医療機器や院内風景の写真を掲載でき、初診のユーザーでも理解度が深まります。

医師紹介では、医師のプロフィールや人となり、経歴や得意分野を記載できます。信頼感や親近感を抱いてもらうのに役立つでしょう。

Googleマップに掲載される施設情報との違いは?

さまざまな情報収集に使われるインターネットの検索エンジンですが、検索結果にはGoogle マップに掲載される施設情報もふくまれます。この施設情報には、利用したユーザーによる評価や口コミが投稿されています。

ホスピタの場合、施設に関連した情報を多く掲載できますが、Googleマップのようなユーザーにいよる口コミ投稿の機能はありません。ただし、名医ログのコーナーで、医師がほかの医師の腕前や病院の評判を投稿するため、一般ユーザーからよりも信ぴょう性の高い口コミ情報が得られます。

Google マップでの口コミは施設の改善ポイントなどを把握するのに役立てることができるでしょう。

また診療時間などはユーザーにより修正されることがありますが、時には誤認識に基づく情報が公開されてしまうこともあるため、Google マイビジネスのオーナー登録など管理方法を把握しておくことが大切です。

病院・医師情報を詳しく掲載できるホスピタ

病院情報の検索サイトは複数ありますが、医師情報が充実し、患者が良いドクターに出会えるサイトとして、ホスピタは多くの人から支持されています。

また、ニーズごとに検索メニューを設けている点や患者の悩みを医師が解消する掲示板など、患者1人1人に合った答えが得られるサイトになっています。

掲載することで病院や医師の信頼度が上がり、初めての患者でも安心して来院しやすくなります。まずは無料で登録し、形式的な情報だけでなく、医師が大切にしている考えや患者目線で価値ある情報を掲載することが大切です。

口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】


MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。

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本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。

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「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】

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    口コミラボ編集部

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