コロナ禍で苦境に陥っている百貨店業界。全国の百貨店の売上トップを誇る伊勢丹新宿本店も、残念ながら例外ではありません。
そんな中伊勢丹新宿本店は、仮想の伊勢丹新宿本店で、現実と同じように買い物を楽しめるスマートフォン向けアプリを展開しています。
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伊勢丹新宿本店、仮想空間に店舗を展開
日本百貨店協会によると、20年1~12月の全国百貨店既存店売上高は4兆2204億円で、前年比で25.7%減でした。また、三越伊勢丹は2021年3月期第3四半期決算によると、売上高が前年同期比31.2%減の6024億3500万円となりました。
コロナ禍で苦しい現状の中、三越伊勢丹は3月10日、スマホアプリ「REV WORLDS」をリリースしました。このアプリは仮想都市のコミュニケーションプラットフォームで、三越伊勢丹はその中で、「VR伊勢丹新宿本店」を開業しています。
アプリをダウンロードすると、ユーザーはアバターを操作して、店内を歩き回り買い物をしたり、他のアバターに話しかけたりもできます。
イベントも開催されており、これまで36のコスメブランドが一堂に会する「イセタン メイクアップ パーティ」や、バイヤー選りすぐりのワインをそろえた「世界を旅するワイン展」が開催されてきました。
今は婦人服の人気ショップ「ReStyle」の仮想空間が利用可能ですが、近いうちにB1Fの伊勢丹デパ地下も開業するようです。
Twitterでは、以下のような感想が寄せられています。
Twitter: ましもきん@キャリアカウンセリング @mashimokin さんの投稿
実際に使ってみると?
では、実際のアプリの機能を見てみましょう。
- インストールはこちら:REV WORLDS
メニューを押し、移動先リストを選択すると4つの選択肢が出てきます。
1階では、三越伊勢丹に実際にいる店員さんのアバターに接客してもらえます。
気に入った商品を見つけたら、ECサイトに飛び、そのまま商品を購入できます。
ユーザー同士の交流も可能で、他の人のコメントを見ることもできます。
今はログインしている人全員で遊ぶ「みんなとモード」しか利用できないようですが、以下のように他のユーザーを誘って遊ぶモードや、自分の部屋をカスタマイズできるモードも準備中のようです。
世界最大級のイベント「バーチャルマーケット」に初出展も
三越伊勢丹は、VR空間上で行う世界最大級のイベント「バーチャルマーケット」に去年初出展しました。バーチャルマーケット内の仮想都市「パラリアルトーキョー」に出店し、リアル店舗に出店中の「ミノトール(MINOTAUR)」や「エヌティ(NT)」のデジタルファッションを販売しました。
今年のバーチャルマーケットは夏に開催される予定で、三越伊勢丹が今回も出店するのかどうかが注目されています。
しばらく続くことが予想されるコロナ禍で、このようなデジタル店舗が小売業界・そして街づくりのデジタルトランスフォーメーションを担っていくのかもしれません。
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<参考>
PRTIMES:VRを活用したスマートフォン向けアプリ 「REV WORLDS (レヴ ワールズ)」 の提供を開始
三越伊勢丹ホールディングス:決算情報
日本百貨店協会:百貨店売上高
WWD JAPAN:三越伊勢丹HDがVRアプリ 仮想の伊勢丹新宿本店で買い物やエリア散策も
日本経済新聞:伊勢丹、仮想空間に新宿店