"宣言"解除で飲食・宿泊業に回復の兆し、外食大手ワタミ・鳥貴族など営業再開

政府は、9月末で緊急事態宣言とまん延防止等重点措置を全面解除しました。

宣言下では時短営業や営業自粛をしている店舗が多く、これらの規制が解除されたことで本格営業に向けた準備が進んでいます。

博報堂生活総合研究所の調査によれば、昨年に比べて消費意欲は高まっているとされ、リバウンド需要が見込まれます。

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酒類提供も解禁で飲食業に回復の兆し、ワタミ・鳥貴族なども営業再開

緊急事態宣言やまん延防止等順天措置が発令されていた間、多くの自治体で酒類提供の自粛がなされていました。

しかしそれらが全面解除されたことで、時間の規制や定められた感染対策の実施などの条件付きではありつつも、酒類の提供が可能となりました。

大手居酒屋チェーンではワタミ、鳥貴族などが1日から大半の店舗で営業を再開しています。

ただし社員を出向させたりバイトの人数を減らしたりしていたため、鳥貴族などでは準備が間に合っていない店舗もあるといいます。

宣言が解除されたことにより、観光業も準備を進めています。読売新聞によれば、旅行予約サイト運営のエアトリでは、9月最初の1週間に比べて倍以上の予約が入っているといいます。

またANAホールディングスは、9月29日だけで10月分の国内線予約数が5万人に上ったということです。観光業や宿泊業の回復が期待されます。

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