利用者が実名で投稿した口コミをチェックできる、グルメサイトのRetty(レッティ)に飲食店を掲載するには、一般ユーザーが登録する、あるいは店舗が申込みをして登録するという2つの方法があります。
いずれの場合も、店舗の掲載自体は無料で可能です。
本記事では、それぞれの登録の手順について解説します。
Rettyユーザーによる掲載店舗登録の方法
Rettyには、店舗が掲載を申請しなくとも、一般ユーザーにより店舗が登録されることがあります。
ここでは、それぞれのデバイスによる店舗の登録方法を順に説明します。
スマートフォンによる登録は、アプリからのみとなります。
iPhoneアプリでの手順
- トップ画面下にある「投稿する」をタップします。
- 「写真投稿」もしくは「テキスト投稿」をタップします。
- 「お店を選択」をタップします。
- 画面右上の「新しいお店を登録する」をタップします。
- 店名、電話番号や住所、予算等の必要事項を入力して登録完了となります。
Androidアプリでの手順
- トップ画面右下の「+」マークをタップします。
- 画面下にスクロールし「新しくお店を登録する」をタップします。
- 店名、電話番号や住所、予算等必要事項を入力して登録完了となります。
PCブラウザでの手順
- トップページ右上のアイコン写真をクリックします。
- 一番上に表示されている「マイページ」をクリックします。
- 左部の「行ったお店」をクリックします。
- 右上の「行った投稿」をクリックします。
- 「新しいお店を追加する」をクリックします。
- 店名、電話番号や住所、予算等必要事項を入力して登録完了となります。
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飲食店がRettyに店舗情報を登録する方法
Rettyの店舗ページあるなしにかかわらず、店舗はRettyのお店会員となることができます。お店会員となることで情報が編集できるようになります。
お店会員には無料会員と有料会員がありますが、店舗ページが存在しない場合、この会員申込みを通じて店舗掲載を申請することができます。
1. 店舗様お問い合わせメニューから「店舗の新規登録」
Rettyのトップページ下部には「店舗様お問い合わせ」のメニューがあります。
店舗様からのお問い合わせには「一般店舗様から」「Rettyお店会員(有料会員)をご契約いただいている、店舗さまから」の2つのカテゴリが存在します。
まだ掲載されていない飲食店の掲載を申し込みたい場合には、「一般店舗様から」より「店舗の新規登録」をクリックします。
2. お店会員の申込みを通じてRettyに店舗情報を登録
Rettyが飲食店向けに提供しているサービスを利用できる「お店会員」になると同時に、店舗情報の掲載を申し込む方法もあります。
まずはRettyトップページ下部の「Rettyお店会員について」をクリックします。
飲食店向けのページが開きます。
2021年1月現在、Go To EATキャンペーンの案内が現れます。このページの中に複数存在する「無料会員の登録」のボタンのどれか一つをクリックします。
以下のような検索バーのある申込み画面が出てきます。
この検索では、電話番号か店の名前を入力し、都道府県を選択したうえで、オレンジ色の「検索」ボタンをクリックします。
自店舗が存在するのであれば、店名の右側に並ぶ「申し込む」をクリックします。Rettyに存在する店舗ページは、「申し込む」の右側の「このお店を見る」から確認できます。
自店舗の店舗ページがない場合は「お店がない(新店舗で申し込む)」の横の「申し込む」をクリックします。
Rettyからの確認が完了したのち、利用開始となります。
無料お店会員と有料お店会員のプランの違い
飲食店が上記の手順で店舗掲載を申し込む場合、同時にRettyの「お店会員」にも申込みをすることになります。
Rettyの「お店会員」には無料と有料の2つのプランがあります。無料会員でも店舗ページの編集や、アクセス解析、期間限定でのネット予約といった基本的な機能を利用できます。
有料会員になることで、主に広告に関する機能を活用できます。人気店ページ広告によって店舗が優先的に表示されるようになることや、広告キーワードを設定できるため、店舗の認知度アップや集客力の向上が期待できます。
また、有料会員の場合、Rettyから登録した基本情報や最新情報をGoogle マイビジネスに連携できる「Google マイビジネス連携」の機能も提供されます。
Rettyに飲食店を掲載できるのはユーザーと店舗の双方
Rettyにまだ店舗が掲載されていない場合、口コミを投稿したいユーザー、または店舗情報を管理したい飲食店自身による「店舗の新規登録」の2つのルートから掲載を開始できます。一般ユーザーによる登録が可能なことから、多くの場合すでに店舗情報が存在していると考えられます。
飲食店に限らず、消費者はオンラインの様々な情報をもとに、訪問先や購入する商品、サービスを比較検討しています。飲食店にとっても、プラットフォーム上の店舗情報は売上や集客に影響を与えるものであり、管理するに越したことはないでしょう。
Rettyは飲食店に対し、無料会員であってもアクセスの解析機能を提供しており、こうしたところからも集客の糸口が見えてくるかもしれません。
様々な業界で、消費者の口コミを掲載するプラットフォームが並立する中、効率的な店舗情報の管理が必要性も高まっています。今後はこうした情報を一元管理できるツールの活用が進んでいくと考えられるでしょう。