株式会社エビソルが、運営する「ebica」及び「グルメサイトコントローラー」を利用する約4,000店舗を対象に、2019年12月30日から2021年10月31日にかけて、飲食店の予約推移のデータを集計し、「飲食店予約推移・10月度レポート」として発表しました。
感染者数減少による緊急事態宣言の解除の影響もあり、対前月比167%の大幅な回復が見られています。
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10月の飲食店平均予約数、対前月比167%に
全国における10月の飲食店総予約数は157.3件、1日平均予約数は5.6%と、対前月比167%の大幅な増加となりました。コロナ前の2019年同月比でも105%となり、大きな回復が見られます。
緊急事態宣言の解除による通常営業や酒類販売の再開、ワクチン接種の普及などが影響し、消費行動の再開の動きが見られる結果となりました。
一方、集団での来店はいまだ回復に至っておらず、居酒屋チェーンなどではコロナ前の水準には依然として厳しい状況が続いているとの声も上がっています。
【エリア別】東京・大阪で前月超え
東京の1店舗当たりの総予約数は142.7件、1日平均予約数は5.1件と、前月の78.3件から顕著に増加し、対前月比182%となりました。対2019年同月比では100%となり、コロナ前の水準に達しています。
大阪では、10月総予約数172.5件、1日平均予約数は6.2件と、東京と同様大幅な増加となり、対前月比168%となりました。
制限の緩和やGo To事業の再開など、経済政策による今後の消費行動の促進に期待されます。
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<参照>
PR TIMES:エビソル飲食店予約推移・2021年10月度(2021/10/4〜2021/10/31)