飲食店の苦境はっきりと…ゴールデンウィーク後の飲食店予約推移は対前月比・対2019年比ともに低調（2021年5月度）

飲食店予約推移 2021年5月度、予約数は前月比50％に

株式会社エビソルは、「飲食店予約推移・2021年5月度」を6月10日に発表しています。

ゴールデンウィーク後の予約数は約50％に半減、厳しい状況が続き回復が遅れています。

同調査は、エビソルが運営する飲食店向け予約管理システム「ebica」および「グルメサイトコントローラー」を利用している飲食店約4,000店舗の、5月10日から6月6日の予約状況をまとめたものです。

全国の5月の総予約数は68.2件、1日平均予約数は2.4件で対前月比50％に半減、対2019年比でも45％となりました。

週次では微増していますが、全体として予約数は5週関連続で2019年比4割台となっています。

エリア別にみると、大阪の5月総予約数は61.8件、1日平均予約数は2.2件で対前月比59％、対2019年比は32％となっています。

5月3日の翌週からは、予約数が20.2件から15.5件と減少しています。

東京の5月総予約数は53.2件、1日平均予約数は1.9件で対前月比52％、対2019年比は33％です。

2021年が始まって以来、初めて1日平均予約数が2.0件を下回る結果となっています。

大阪・東京ともに時短営業や休業要請などが影響していると考えられます。

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