カフェ開業に必要なものは?資金や資格について解説

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読者の方のなかには、脱サラ後や定年後に飲食店を経営したいという夢を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

カフェや喫茶店を自ら開業するために必要な準備には、資金調達や資格の取得、行政手続き、店舗づくりなど、さまざまなものがあります。

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カフェ開業に必要な資金・資格

新たな事業を始める際に最も重要なのが資金の問題です。

特に飲食店経営はゼロコストでは始められないため、資金面の問題はカフェの開業を考えているすべての人が通る道と言っても過言ではないでしょう。

以下では、カフェを開業するにあたり必要な資金や資格について解説します。

開業まで・開業後にかかる費用は?

カフェの開業にあたり必要となる費用はおおよそ500万円以上です。

たとえば上野駅の周辺で10坪の店舗を構える場合、上野エリアにおける店舗物件の賃料相場は坪あたり23,000円です。

借りるとすると、保証金や礼金として賃料8か月分の184万円、仲介手数料として賃料1か月分の23万円程度が物件取得費としてかかります。

その他に内装や外装に50万円、設備に200万円、備品に50万円、宣伝費に50万円をかけたとして、550万円が初期費用としてかかることになります。

しかし開業時は前月の売上や利益がない状態で店舗を運営していかなければならないため、余剰資金や運転資金についても100万円程度は用意しておくと安心でしょう。

初期費用を削減するには、前テナントの造作や設備をそのまま利用する居抜き物件を借りる手もあります。

資格・手続きをしないと経営できない

飲食店を開業する際に必要となるのが、飲食店営業許可の申請と食品衛生責任者資格の取得です。

営業許可は保健所に申請することで得られます。

冷蔵設備や洗浄設備、客席などの項目についてさまざまな規定があるため、内装工事に入る前に保健所から詳しい説明を受けておくと良いでしょう。

食品衛生責任者の資格は、各都道府県の食品衛生協会が開催する講習を受講することで取得できます。

この資格は保健所に営業許可を申請する際に必要となるため、先に取得しなければなりません。

なお収容人数が30名以上の飲食店の場合には、防火管理者の資格も取得しなければならないことに注意しましょう。

店舗づくりですべきこと

資金調達や各種資格を取得した後は、いよいよ店舗づくりです。

以下では、店舗のコンセプトや従業員数といった点から店舗づくりのポイントについて解説します。

店舗コンセプトが重要

店舗づくりを考える上で大切なのが店舗のコンセプトです。

既存店のフランチャイズ経営であればコンセプトに沿った内装、外装、商品が用意されていますが、新たに開業するのであれば店舗独自のコンセプトを打ち出す必要があるでしょう。

あらかじめ明確にしておくことでカフェ開業後も目指すべき理想像を見失わなくなります。

また独自のコンセプトは他店との差別化を図り、顧客に来店動機を与えるうえでも有効です。

魅力的な店舗づくりにおいて、コンセプトは最も重要な要素のひとつです。

従業員の人数を決める

店舗を運営するうえで鍵となるのが従業員数です。

一般的なカフェの場合、1人で切り盛りできるのは10席程度までといわれており、それより多い席数の店舗を運営するのであれば従業員を雇う必要があるでしょう。

ただ10席程度というのはあくまでも目安であるため、もしも調理に手間がかかるメニューを提供するのであれば、従業員を雇用すべきケースもあります。

従業員を雇うということは人件費がかかるということでもあります。

店舗の負担が大きくなりすぎないよう、雇用人数や時給のバランスをうまく調整することが大切です。

集客方法を紹介

カフェの開業直前や開業後には宣伝や広告が必要です。存在を知ってもらわなければ、十分な集客が見込めないためです。

しかし、初期投資がかさみ、プロモーションにコストをかけられないケースもあるでしょう。

以下では比較的ローコストで取り組める集客対策を紹介します。

Googleマイビジネスに登録

GoogleマイビジネスGoogleが運営するビジネスサポートサービスで、事業者は無料で利用することができます。

登録している事業者は、Googleの検索結果画面やGoogle Mapsでユーザーにビジネス情報を表示できます。

世界的なプラットフォームであるGoogleの各サービス店舗情報を掲載することで、より多くのユーザーに店舗の存在が認知されるきっかけとなるでしょう。

Googleマイビジネスでは、店舗名や住所、電話番号といった基本情報の他にも、店舗の外観や内観、おすすめメニュー商品の画像なども表示することができます。

SNSを活用

Googleマイビジネスの他に無料で利用できるツールとして大きな影響力を持っているのがSNSです。

FacebookやInstagramTwitterなどのSNSのアカウントは、法人や店舗プロモーション用に運営するものも少なくありません。

ユーザーの興味をひく内容を投稿できれば、拡散によって数百人、数千人の目にとまるコンテンツとなる可能性を秘めています。

たとえば写真や動画がメインコンテンツであるInstagramでは、色鮮やかなスイーツや豪華なトッピングがされたドリンクやフードが多く掲載されています。

またリアルタイムのつぶやきがメインコンテンツであるTwitterには、スタッフによる今日のひと言やその日のオススメなどが投稿されることもあります。

それぞれのSNS特性に合わせた内容を発信することが大切です。

口コミ・ポータルサイトへ掲載

ポータルサイトとは、さまざまなサイトの「入口」になっているウェブサイトです。

グルメの口コミに特化したものには「ホットペッパーグルメ」「食べログ」「ぐるなび」などがあります。

多くの口コミ・ポータルサイトでは立地や価格帯、評価、ジャンルなどでソートして検索できる機能が実装されており、ユーザーのニーズに応じた店舗を選びやすいというメリットがあります。

準備を整えていいスタートを

カフェ事業を始めるには綿密な準備が欠かせませんが、念入りに準備を整えることで、開業後のトラブルを減らすことができるでしょう。

資金調達、営業に必要な資格や許可の取得、コンセプトに基づく店舗づくりなど、開業に必要な準備は決して少なくありませんが、いずれもおざなりにしてはいけないことです。

開業と同時に良いスタートを切るためにも一つひとつの準備をしっかりと進めていきましょう。

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