帝国データバンクが、2020年3月のアパレル業界動向を発表

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新型コロナウィルスの影響が出ている

2020年4月15日、帝国データバンクは上場しているアパレルブランドの売り上げ動向を発表しました。

新型コロナウィルスの影響を受け、3月に入った頃から売り上げが減少する傾向が顕著になっています。

飲食店だけでなく、アパレル業界の売り上げ悪化となっており経済への影響が心配されます。

▲[アパレル上場企業の月次売上高動向調査の集計対象企業一覧(23社)]:株式会社帝国データバンク
▲[アパレル上場企業の月次売上高動向調査の集計対象企業一覧(23社)]:株式会社帝国データバンク
 一見、新型コロナウィルスの感染拡大に起因する、緊急事態宣言で客足が遠のいたのが引き金になっていると考えますが、実際は違うようです。

従業員感染リスクを低減するための出社制限や、営業時間の短縮、臨時休業も重なったことで、収益が悪化する結果となっています。

調査対象となった上場している約20ブランドのうち、9割で前年同月比で売り上げが悪化していることが分かっています。

収益が伸びているブランドも

軒並み売り上げ、収益が悪化している傾向であるが、西松屋ワークマンの2社は前年同月比で2割ほど増加しています。

なお、同じようなブランドであるしまむらは、昨年同月比でマイナスになっているものの約1割の減収にとどまっており、独自の特色を持っているブランドは、影響が少ないようです。

外部リンク

株式会社帝国データバンク
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p200409.pdf

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