日本ショッピングセンター協会は、10月の既存売上を発表しました。
既存のショッピングセンターの売上高は、前月比前年比で1.4%減、コロナ禍前の一昨年比で3.9%減となりました。それでも緊急事態宣言が解除されたため、9月に比べ、7.6ポイント改善するなど、明るい兆候が見られます。
ショッピングセンター売上1.4%減、「GoTo」休止が影響か
11月25日に日本ショッピングセンター協会が発表した調査によると、10月の既存売り上げは、前年比1.4%減、19年比3.9%減でした。
昨年はコロナ禍であったものの、「Go To」事業によって売上が伸びたのに加え「鬼滅の刃」の爆発的ヒットが売上を底上げしました。
10月は9月末に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除されたため、外出意欲が高まり、リベンジ消費や販促事業の再開が見られました。そのため緊急事態宣言下の9月に比べ、売上が増加しました。
しかし9月の半ばまで緩和措置がとられ、飲食店の人数や酒類の提供時間の制限などもあり、昨年より売上高は減少しました。また昨年行われた「Go To」のような目玉となる消費喚起策がなく、消費者の購買意欲が十分に高まらなかったことも影響しています。
政府は、条件付きではありますが、マイナポイントや現金を給付する方針を示しており、消費意欲喚起策を講じる方針です。さらに足元の感染状況も落ち着いており、クリスマス、年末に向けて売上がどこまで伸びるのか注目です。
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<参照>
日本ショッピングセンター協会:SC販売統計調査報告 2021年10月