ポスタス株式会社が、飲食店向けクラウド型モバイルPOSレジ「POS+」を導入している飲食店に向けて、2021年1月1日~2021年10月31日のPOSデータを基に集計した飲食店売上動向 POSデータ定期レポートを発表しました。
10月には緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置の解除により、人流の抑制が緩和されたことから、前月よりも大幅な改善が見られる結果となりました。
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緊急事態宣言の解除により、売上の回復が顕著に
9月末に感染者数の減少から緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の解除が決定されたことにより、10月は特に大きな回復が見られる結果となりました。
全国の売上は前年同月比で87.0%、コロナ前の2019年比で77.0%となり、前月の55.2%、41.6%からそれぞれ約30ポイント増加しています。
全国の客数においても同様に前月から改善しており、前年同月比で85.2%、2019年比で73.0%を記録しています。
【エリア別】すべてのエリアで改善
エリア別をみても、すべてのエリアで9月よりも上昇する結果となりました。解除後、特に増加幅が大きいのが関東地方と中部地方で、2019年比の86%を記録しています。
全国の週別売上推移では、第1週目で2019年比の78%まで回復するなど、規制緩和による効果が表れる結果になりました。2週目で一度下がったものの、10月25日からは、首都圏・大阪府で酒類の提供や営業時間の短縮が解除されたことにより、再度上昇しています。
【業態別】酒類提供の制限緩和により居酒屋・バーが大きな改善
業種別からは、酒類提供の規制が緩和されたことにより、居酒屋が2019年比で77.0%と、前月から33.4ポイントの上昇となりました。そのほかの業態でも、2019年比で80%台に近づいており、前月から大きな改善となっています。
ジャンル別の上位には焼肉、フランス料理が90%を超える上位に挙がっており、規制が緩和され、家族や友人等と食事を楽しみたいという人が増えた様子がうかがえます。
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<参照>
PRTIMES:クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」、飲食店売上動向レポート2021年11月