リクルートの美容に関する調査研究機関『ホットペッパービューティーアカデミー』が、15~69歳の男女1万3,200人を対象に行った実態調査で、興味深い結果が明らかになりました。
男性の美容サロン利用率と、脱毛にかける金額が増加していて、特に「ワキ」脱毛がトップの「髭」脱毛に迫るほど急上昇しています。
これらの動向が、男性脱毛市場の拡大につながっているとされています。
男性の「サロン利用率」と「利用金額」が増加
ホットペッパービューティーアカデミーの調査によれば、男性のサロン利用率と1回あたりの利用金額がともに増加しています。
過去1年間に美容サロンを利用した男性は、2021年の4.5%から2023年には5.4%へと増加するなど3年連続で増えています。
1回あたりの平均利用金額も前年から533円増加し、2023年には7,576円に達しています。
脱毛の施術部位に注目すると、全般的に増加しているなかでも特に「ワキ」脱毛がもっとも増加しています。「ワキ」脱毛を受けた男性は前年から6.6ポイント増となる31.5%に達するなど、1位の「髭」脱毛(32.0%)に0.5ポイント差で迫っています。
さらに、「Oライン(前年比4.0ポイント増)」や「Vライン(前年比3.9ポイント増)」も増加傾向にあるなど、男性の脱毛範囲が広がっていることも示されています。
サロン継続理由トップは「利便性」がキーワード
美容サロンを継続利用する理由について聞いた質問では、利便性に関する回答が目立つ結果となりました。
継続して美容サロンを利用する理由のトップに輝いた回答は、男女ともに「ネット予約できる」。スコアが最も増加した回答としては、女性は「待ち時間が少ない(前年比3.5ポイント増)」、男性は「当日・直前の予約が可能(前年比5.2ポイント増)」。
男女ともに「利便性」が継続の条件として重要視されていることが明らかになりました。
この調査結果からわかるように、男性の美容サロン利用が増加し、特に脱毛がトレンドとなっています。髭脱毛の利用増加に加えてワキ脱毛が急増したことは、男性の美容に対するニーズの多様化を示しており、今後も男性脱毛市場の拡大が期待されます。
<参照>
株式会社リクルートプレスリリース:【美容センサス2023年上期】≪エステサロン[脱毛]編≫
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