口コミラボを運営する株式会社movでは、口コミサイトを”もっと”売上に変える『口コミコム
』の分析機能を用いてレポートを作成しています。
今回は、イタリアンレストラン4ブランド(サイゼリヤ / 洋麺屋五右衛門 / カプリチョーザ / ポポラマーマ)に寄せられた約15万件の口コミを調査、比較検証をしました。
この調査では
- もっとも多くの口コミを獲得しているのはサイゼリヤである
- 各ブランドの顧客満足度が高いメニューや施策が明らかになった
- 4ブランドすべてで言及されていたのは提供までの時間の長さである
ことをお伝えします。
【週刊MEOレポート】では口コミを横断して分析することで見えてくる「新しい発見」をご提案します。
※本記事はレポートのダイジェスト版となります。『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。
本レポートの調査対象
今回は、イタリアンレストラン4ブランド(サイゼリヤ / 洋麺屋五右衛門 / カプリチョーザ / ポポラマーマ)の全1,431店舗に寄せられた口コミ(総数154,120件)を分析しました。
口コミ数と評価の関係は...
各ブランド1店舗あたりの“口コミ数”と“平均評価”を散布図で表しました。4ブランドそれぞれの平均評価は3.6~3.8の狭い範囲に収まっていますが、1店舗あたりの口コミ数には大きな差が出る結果となりました。口コミ数が多く、平均評価が高い“グループA”の口コミ施策に顧客満足度向上のヒントがありそうです。
【ポポラマーマ】の口コミで多用されるワードを分析してみると...
口コミコム の独自AIでは、口コミ内の特定の「キーワード」が利用された文脈(ポジティブ / ネガティブ)を判定します。
さらに、口コミから顧客満足度(QSCAスコア)を算出します。口コミを可視化することで、自店舗の強み / 弱みや競合との差別化ポイントの把握に繋がります。
今回は、このAI解析を用いて【ポポラマーマ】のQSCA・ポジ / ネガキーワードを確認しました。
ポジティブな口コミでは、「もちもち」と「モチモチ」が両方ランクインするなどパスタの食感に対する高評価が多く見られました。またQSCAでも満点のスコアとなった「雰囲気」や、「ドリンクバー」付きの「セット」メニューにも満足する声が集まりました。一方ネガティブな口コミでは「提供」までの時間の長さや、セルフサービスなど店内システムに対する「店員」の説明に不十分さを感じる声が見られました。
レポートでは、他3ブランドについても同様に分析しています。ダウンロードして、是非ご確認ください。
各ブランドを共通キーワードで比較してみると...
口コミコム を利用すると、自店舗や競合店舗に寄せられた口コミを「キーワード」で横断的に分析できます。口コミから自店舗の強み / 弱みを知ることで、競合との差別化ポイントや店舗運営の改善点のヒントが見えてきます。
“サービス”に関するキーワードを分析しました。
キーワード「駐車」に注目すると、サイゼリヤ・洋麺屋五右衛門で言及率・ポジティブ率が高くなっています。駐車場の有無・停めやすさが評価指標のひとつになっていると言えます。
キーワード「ランチ」に注目すると、カプリチョーザ・ポポラマーマで言及率・ポジティブ率共に高くなっています。セットメニューのリーズナブルさなど、ランチタイムでの利用のしやすさが高評価に繋がっているようです。
キーワード「提供」に注目すると、サイゼリヤ・洋麺屋五右衛門・カプリチョーザでネガティブ率が高くなっています。実際の口コミを見てみると、料理の提供までの時間の長さが不満の声につながっているようです。口コミの詳細分析で「提供」における顧客満足度向上のヒントが得られます。
キーワード「季節」に注目すると、洋麺屋五右衛門で言及率・ポジティブ率が高いことが分かります。季節限定のメニューがユーザーからの高い評価を得ていることが実際の口コミからうかがえます。
レポートでは、“メニュー”・オペレーション”・“値段”・“店内”に関するキーワードについても分析しています。詳細は資料ダウンロードにてご確認ください。
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