株式会社東京商工リサーチは、1月13日に昨年の宿泊業倒産件数を発表しました。未だ新型コロナウイルスの影響があるものの、宿泊業の倒産は2年ぶりに100件を割り込んでいます。
関連記事
宿泊施設のGoogleビジネスプロフィールに起きた「大革命」とは
宿泊業倒産件数、2年ぶりに減少
株式会社東京商工リサーチが実施した調査によると、2021年に倒産した宿泊業が86件あったことが分かりました。前年は118件倒産しており、2021年は前年と比較すると27.1%減少しています。
倒産件数が100件を下回ったのは、2019年以来2年ぶりです。
ただ、新型コロナウイルス関連の倒産件数は86件中47件に上っており、コロナ禍の厳しい情勢がうかがえます。
負債総額は10年ぶりに1,000億円超
負債総額は前年と比較し、2.4倍増加した1,396億円という結果になりました。
負債が1,000億円を超えたのは2年ぶりとなっており、直近10年間では最大の負債額を記録しました。
また、倒産の状況を聞いたところ、69件の企業が「破産」と回答していました。破産を選んだ企業は、倒産した企業の8割を占めています。
長引くコロナ禍によって、業績悪化に歯止めがかからず、破産を選択しているケースが大半のようです。
口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
<参考>
東京商工リサーチ:宿泊業の倒産は2年ぶりに減少、100件割れ【2021年】