JTBは5月16日、「観光振興におけるDX推進の取り組みに関するアンケート」を実施しました。
この調査によって、Googleビジネスプロフィールに「興味はあるが、取り組めていない」自治体・DMO・観光協会等が多いことがわかりました。
Googleビジネスプロフィール 興味はあるが、取り組めていない
本調査は、JTB Webマガジン会員の自治体・DMO・観光協会等に所属している団体を対象に調査されたものです。
「GoogleMyBusiness(Googleビジネスプロフィール)の運用」についての回答率を見てみると、情報発信ツールとしては「興味関心あり」が43.2%な一方、「取り組み済」は11.0%でした。TikTokと並んで、興味関心が最も高い取り組みとなっています。
またマーケティング調査・分析ツールとしては、「興味関心あり」が56.1%%な一方、「取り組み済」は8.4%でした。こちらも興味関心が最も高い取り組みとなっています。
Googleビジネスプロフィールの運用について、「興味はあるが取り組めていない」現状があることがわかります。
また、自治体・DMOなどのGoogleビジネスプロフィール活用に関しては、「登録を推進する」取り組みは増えてきたものの、その後の「活用」まで見据えた取り組みまでなかなか浸透していない状況です。
「まずは登録を目指す」ということ自体は悪いことではないのですが、Googleビジネスプロフィールの効果を最大化するためには、登録の"先"を見据えた戦略が必要になります。
今後は専門的なサポートを必要とする自治体・DMOも増えてくるのではないかと考えられます。
関連記事:「当初は重視してませんでした...」Googleマップ活用で感じた集客の可能性【花巻観光協会様 インタビュー】
<参照>
JTB:JTB、地域観光DX取り組み度調査を実施マーケティングオートメーション(MA)、顧客との関係構築(CRM)が興味関心のある取り組みとする一方、72%がデジタル推進の課題は「費用」の回答
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