関西スターリゾートが新型コロナウィルスの影響を受け倒産

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大阪国際ホテルを運営する管理会社

2020年3月26日、帝国データバンクは、関西スターリゾート株式会社が、自己破産申請の準備に入ったと発表しました。

2019年11月に設立したホテル運営会社ですが、担当していた「大阪国際交流センターホテル」は、数か月しか運営できなかったことになります。

昨年末からホテルを運営していたが、同じ時期に流行しだした新型コロナウィルスの影響により、外国人観光客が著しく減少しました。

ホテルは、大阪市が所有する「大阪国際交流センター」に隣接するもので、客室数50室、および100人を収容できるレストランもあります。

利用者は、主にセンターの利用者で、出張目的の日本人が約6割、観光などの外国人が約4割となっており、外国人の利用客が減ったことによる影響が大きいと考えられます。

新型コロナウィルスの影響はどこまで拡大するか

外国人観光客が減少したことに加え、予定されていたイベントが新型コロナウィルス感染防止のために中止となったため、日本人の利用者も減少しています。

これにより稼働率は通常の1割に落ち込み、年収約2億円が実現できないばかりか、固定費がかさんだことにより資金繰りも悪化したため、事業継続を断念することとなりました。

今後は、同様の倒産が相次ぐものと予想され、国内景気の低下が懸念されます。

外部リンク

株式会社東京商工リサーチ
http://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20200327_01.html

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