JR東日本、駅に体験型ショールーム「JRE MALL Cafe」ほか3タイプを展開　オンライン接客実証実験も

ECサイトの利用者が年々増える中、実店舗を持つ各企業はオムニチャネル化や新しい購買体験の提供といった、各課題解決に向けた施策を展開しています。

ECの「JREモール」を運営するJR東日本も、同店の実店舗の展開を発表しました。駅利用客に対する訴求効果が期待されます。

JREモールの実店舗が各駅で展開

東日本旅客鉄道株式会社（JR東日本）は2021年11月9日、同社が推進する「Beyond Stations構想」の一環としてJREモールの実店舗などを展開することを発表しました。

山手線各駅にショーケース型店舗の「JRE MALL Car」を設置するほか、体験型ショールーム店舗「JRE MALL Cafe」をJR横浜駅構内に開業し、さらにオンライン接客型店舗「JRE MALL Meet」の実証実験も進めるとのことです。

同取り組みにおけるJRのねらいは、駅空間を活用して独自のコミュニケーション戦略を推進することです。各ショールーミング拠点を適した場所に展開し、駅利用客による認知・体験、また接客を通じた購買体験を提供します。

サービスの開始は11月18日の東京駅から始まり、新宿駅や池袋駅など山手線内を中心に20駅にて展開予定です。

ショーケース型店舗「JRE MALL Car」は、JRE MALLで販売中の商品を紹介するために設けられた無人ショーケースです。QRコードからの購入も可能で、スピーディーな購買体験を提供します。

「JRE MALL Meet」はオンライン接客体験ができる拠点です。ユーザーの趣向に合わせて商品を紹介し、気になる商品はオペレーターに相談してJREモールで購入できます。

横浜駅中央北改札内に開業する「JRE MALL Cafe」はJRE MALLで販売中の商品を実際に確認できる体験型のショールーム店舗で、テーマは2週間ごとに入れ替わります。

こちらの店舗は11月30日からオープン予定で、カフェの営業時間は7:00～21:00、ショールームの営業時間は11:00～20:00です。

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