GoogleマップやGoogle ビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）など、ローカルSEOに関連するサービスは常にアップデートが続けられています。
そこで編集部では、最新のデータやノウハウをいち早く取り上げるべく、毎週「ローカルSEOニュースまとめ」を配信しています。
今回は「ローカルSEOニュースまとめ」第60回目として、2022年2月18日から2月24日の関連トピックをお伝えします。
Googleマップのナビ、Wi-Fi接続を促す仕様に疑問の声
Googleマップアプリをスマホで使用するには、GPS機能かWi-Fi接続が必須です。ユーザーの中には、Wi-Fi接続をするとGoogleにスマホの詳細情報が提供されるようになることから、Googleマップ使用時にWi-Fiを使用しない人もいます。
一方で、GPS機能で位置情報を使用しているにもかかわらず、Googleマップを使おうとすると「続行するにはデバイスの位置情報をオンに」というメッセージが表示されるため、Wi-Fi接続が必須であるかのような仕様になっており、ユーザーから疑問の声が挙げられているということです。
＜参照＞
Hacker News：Google Maps now requires WiFi scanning to use navigation
※参考 GIGAZINE：「GoogleマップでのナビにWi-Fi必須はおかしい、詳しくないユーザーをだますダークパターンだ」と議論に
GBPのサポートに問い合わせている内容の進捗状況が閲覧可能に
Googleビジネスプロフィール（GBP）のサポートへ問い合わせた内容について、問い合わせページに進捗状況が表示されるようになりました。これまでは、対応されているかが可視化されておらず何度も問い合わせるケースが見られましたが、現在は最終更新日と、「処理中」など現在のステータスを確認でき、GBPユーザーが状況を管理しやすくなっています。＜参照＞
Twitter：Mizukami氏による投稿
今週のGoogleビジネスプロフィールヘルプコミュニティ、注目のQ＆A5選
ここでは、2月18日から2月24日の間にGoogle マイビジネスのヘルプ コミュニティに投稿された質問の中で、注目したい質問と回答の内容を抜粋して解説します。1. カテゴリを変更することで起こりうる影響は
質問回答
- 寿司がメインの店舗であれば、寿司店を検索している人に表示されない可能性もあるため、メインカテゴリは「寿司店」にしたほうが良いでしょう。
- 変更後のカテゴリの項目が「間違っている」という印象を与えるなどした場合、ユーザーやGoogleによって修正される可能性があります。
- ガイドラインによると、自身のコア（中心）であるビジネスをメインカテゴリとして選択する必要があります。
＜参照＞
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ：ビジネスカテゴリの変更に伴い想定される影響について
2. Googleビジネスプロフィールの「無効」表示の原因は
質問
- Googleビジネスプロフィールが「無効」と表示されてしまう原因を教えてください。
回答
- 何らかのデータ不備が生じている場合、「無効」と表示されます。
- 例えば、マップ上のピンと実際の住所のずれ、Googleデータベースに該当住所がない、現在は無効のカテゴリの使用などが考えられます。
＜参照＞
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ：ビジネスプロフィールの「無効」表示の解消法について
3. 写真のカテゴリが誤っているので修正したい
質問
- 写真のカテゴリが「体育館」と誤って表示されているので、修正する方法を教えてください。
回答
- 「ジム」が「体育館」と誤訳されている可能性があります。
- 写真のカテゴリについては自分で変更することはできないため、サポートに連絡する必要があります。
＜参照＞
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ：写真のカテゴリー編集の方法を教えて欲しい！
4. ストリートビューを変更したい
質問
- 自店舗に隣接したストリートビューについて、変更や削除する方法を教えてください。
回答
- 別のストリートビューの写真を、自身または業者が撮影して入れ替えることで、古いものと変更できる可能性があります。
- ストリートビューの写真は、Googleストリートビューアプリや、360度撮影カメラなどを使って撮影可能です。
補足
なおストリートビューは、デフォルトの設定では隣接した公道の写真が表示されるようになっていて、何も掲載されていない状態にはできない仕様です。
＜参照＞
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ：ストリートビューの変更や削除ができるのか知りたいです。
5. 店舗のウェブサイト製作者の口コミ投稿は自作自演判定されるか
質問
- オーナーではない人物が店舗のウェブサイトを制作しています。口コミ投稿をすると自作自演に判定されてしまうかどうか、教えてください。
回答
- ガイドラインでは、店舗と利害関係にある人物による口コミ投稿は禁止されています。ウェブサイト製作者の場合、利害関係に当てはまる可能性が否めないことから、口コミ投稿は避けた方が良いでしょう。
- ただし、単なる取引業者の1つであり、普段は料金を払って店舗を利用するユーザーだと考えるなら、自作自演にならないケースもあります。
補足
＜参照＞
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ：googleの口コミが自作自演にあたるかどうかの判断基準についてご質問です。
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