今回は、2021年の一年間の「SNS動向」をまとめたレポートから、特に注目したい事柄をピックアップしてお届けします。
2021年には、Twitterに新機能「スペース」が誕生、Instagramに地図検索が実装されるなど、さまざまなアップデートが話題となっています。
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【2021年】SNSの動向を振り返り
2021年のSNSの動向について、レポートから一部抜粋して紹介します。
【1月】Twitter/新機能実装に向けて買収を開始
1月にTwitter社は、ソーシャルPodcastアプリの「Breaker」とオランダの有償ニュースレター配信サービス「Revue」の買収を発表しました。
これにより、音声チャットルームの「Twitter Spaces」や、クリエイターが有償でフォロワーにコンテンツ提供できるようにするサービスの実装への動きを本格化させました。
また、2021年1月下旬にはiOS端末向けに提供されている音声SNSアプリ「Clubhouse(クラブハウス)」の流行が見られました。
【6月】Instagram/「地図検索」機能が追加
Instagramの地図検索機能のテストは日本と台湾の一部ユーザーを対象に3月から開始されており、6月17日に正式に追加することを発表しました。
地図検索ではマップ周辺のカテゴリごとの検索ができます。画面下部に「カフェ」「観光名所」などのボタンが設けられており、タップすると関連する近隣の店舗や施設が表示されます。
また、Twitterでは、Twitterで投稿されたツイートをInstagramのストーリーズにシェアできる機能の提供も開始しました。
【8月】Facebook/飲食店「予約する」ボタンが追加
8月26日より、飲食店のFacebookページにアクションボタンとしてTableCheck経由の「予約する」ボタンが追加できるようになりました。
また、Twitterではダイレクトメッセージを配信する相手を一括で選択できる機能や、メッセージの長押しでリアクションを送信できる機能など、合わせて4つの新機能が追加されました。
Instagramでは、ログインに生年月日の登録が必要となるアップデートも行われています。
【10月】Facebook/社名を「Meta」へ
10月29日、FacebookやInstagramを運営する米Facebook, Inc.は、社名をMeta, Inc.に変更しました。
「Meta」という社名はインターネット上の仮想空間を指すメタバース(Metaverse)から得たもので、今後AR(拡張現実)やVR(仮想現実)をはじめとする技術によるメタバースの実現に向けた活動を展開するとしています。
また、600人以上のフォロワーを持つユーザーに限られていたスペースの開催が、誰でも主催できるようになりました。
以上、2021年のSNSの動向を一部抜粋して解説してきました。
編集部では、SNSの動向に関わる情報をさらに詳しくまとめた資料「【2021年】SNSニュースまとめ」を公開しています。
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