転載防止で画像に透かし文字、ガイドライン違反にならないか【ローカルSEOニュースまとめvol.41】

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Google マップやGoogle マイビジネスなど、ローカルSEOに関連するサービスは常にアップデートが続けられています。

そこで編集部では、最新のデータやノウハウをいち早く取り上げるべく、毎週「ローカルSEOニュースまとめ」を配信しています。

今回は第41回目として、2021年10月8日から10月14日の関連トピックをお伝えします。

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ローカルSEOニュースまとめ vol.40

* ローカルSEOとは…特定の場所に関連する検索(ローカル検索)が行われた際、検索結果に表示される店舗・施設情報を最適化することで、来店や予約に結びつける施策のこと。「MEO」と呼ばれることも。

Googleマイビジネスは、2021.11.5よりGoogle ビジネスプロフィールという名称に変更されました。
これに伴い、2022年にスマートフォン向けGoogleマイビジネスのアプリが終了します。
アプリ終了前に、これまでと同じように快適に使えるよう今から準備しておきましょう!

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「フルーツ狩り」自動翻訳の誤訳で、Googleマイビジネス投稿が削除される

Googleマイビジネスに「フルーツ狩り」という単語を含めたコンテンツを投稿したところ、ガイドライン違反として削除されるケースがありました。

「フルーツ狩り」は本来は英語では「fruit picking」ですが、Google翻訳では「fruit hunting」と誤訳され「狩猟」を意味する「hunting」が含まれたことから削除されるに至ったと考えられます。

Googleは「不適切なコンテンツ」として「動物への残虐行為や不当な暴力を助長するコンテンツ」の投稿を禁止しており、今回の「hunting」がGoogleの広告ポリシーに違反したと判断されました。

ガイドラインに沿って運用していても、このように違反と誤認されてしまう事態は起こりえます。もし「フルーツ狩り」という語句を使ったせいで投稿が削除されてしまったと思われる場合は、表現を変えて再度投稿してみると良いでしょう。

<参考>
Twitter:今井ひろこ氏の投稿
Google広告ポリシーヘルプ:不適切なコンテンツ

海外発ローカルSEOノウハウ 年末商戦に向けた6つの心得

Moz(※SEOツールの提供およびSEOコンサルティングを行う米国の企業)公式ブログでは、年末のホリデーシーズンを前に人々の購買意欲が高まるなかで、どのような情報をオンラインに用意するべきかについてまとめています。

1. どんな商品を取り扱っているか

提供商品について、スタッフ全員を教育し、問い合わせがあれば常に正確な在庫データにアクセスできるよう準備し、迅速に対応することが大切です。

たとえばGoogleマーチャントセンターGoogle Merchant Center)の機能を使えば、無料で商品を登録でき、Googleのショッピングタブに情報を表示するのに役立ちます。

Googleマイビジネス商品を追加してバーチャルウィンドウショッピングができるよう設定したり、顧客がInstagramやFacebookで買い物をしているならソーシャルコマースを始めたりするのも1つの手です。

2. 商品の配送・受取について

商品の受け取りのタイミングや、ギフト商品の包装も顧客の関心事です。

商品情報・配送料金・受取方法・ラッピングの有無・顧客満足度について、Googleマイビジネスや公式サイト、サイトのバナーを活用してわかりやすく伝えることが大切です。

ビジネスリスティングに表示される質問と回答の機能を使って、基本情報を展開することもおすすめです。

クリスマスなど顧客が意図した期間に配送が完了するために、いつまでに購入手続きを完了する必要があるのかについても注意を払うべきでしょう。

3. 店舗の営業時間や住所など、基本情報は?

Googleマイビジネスに名前・住所・電話番号・Eメールアドレス・営業時間や休日を記載することはとても重要です。消費者は無駄な時間を過ごしたくないという思いを強く抱いています。

商品を購入する際、ネットで開店時間や通販方法を調べることはもはや日常的な行動となっています。この際に不正確な情報をつかんでしまうと、消費者の購買意欲は下がってしまうでしょう。

Googleマイビジネスに掲載している情報が不正確になっている場合は、ウェブ上のコンテンツを参照してGoogleが変更を行っているという場合があります。この場合はウェブサイトやほかの媒体の情報も見直し、業界誌やニュースサイトなどに掲載された情報が古くなっていないか確認し、あれば修正をすべきです。

4.新型コロナウイルス感染防止対策について

新型コロナウイルス感染防止対策の情報掲載も、営業時間といった基本情報と同等に重要になりました。例えば、マスクの義務化、衛生管理、非接触型サービスといった対策を公開すると、安心して来店してもらいやすくなります。

Googleマイビジネスでは「来店時にマスクが必要」「従業員の予防接種完了」など、店舗での感染防止作に関する情報をリスティング店舗情報)に掲載することができます。

5.顧客の口コミに耳を傾けているか?

顧客の店舗や施設での体験は、オンラインでの口コミに関係しています。口コミから、顧客が店舗や施設の何に満足し、反対に何に不満を抱いているのかを知ることができます。

顧客から寄せられた口コミに返信したり、指摘事項を改善したりすることは、口コミを見るユーザーに、店舗が顧客のニーズや意見に寄り添う姿勢でいることを伝えます。

意見を寄せてもらったことへの感謝や、あるいは誤解に基づく投稿なのであればそのことを指摘するといった返信をつけるべきでしょう。たとえ内容がネガティブであっても、寄せられた口コミに真摯に対応することで、店舗の評判を守ることができます。

6.持続可能な社会のための取り組み

SDGsを意識した企業活動や商品に対する消費者の関心は日々高まっています。これらに関連する店舗での取り組みを発信することは、顧客からの支持を得ることにもつながります。

Googleマイビジネス投稿、公式サイト、SNS、地元メディアなどを活用した情報発信により、ロイヤルカスタマー創出のチャンスをつかめるでしょう。

<参考>
Moz:2021 Local SEO Holiday Success: A Ready Response for Each Customer

今週のGoogleマイビジネスヘルプコミュニティ、注目のQ&A3選

ここでは、10月8日から14日にGoogleマイビジネスヘルプコミュニティに投稿された質問の中で、注目すべきQ&Aの内容を抜粋し解説します。

1. Googleから自動通話が来て、営業時間が間違ったものに変更された

質問

  • Googleから機械的な電話がかかってきて、営業時間を聞かれました。その後、「営業時間が変更されました」とメールが届きましたが、間違っています。
  • 嫌がらせにあってしまったと認識しています。正しい情報に戻す方法を教えてください。

回答

  • 嫌がらせではなく、今回のようにGoogleからビジネスオーナー宛に自動通話がかかってくることもあります。この場合、通話開始時に「Googleマップからのご連絡です」と案内があり、連絡した理由も合わせて伝えられます。
  • 今回の場合、回答した情報が不正確に記録されてしまい起こった状況と考えられます。Googleマイビジネスの管理者またはオーナーなら、管理画面から変更可能です。

<参考>
Googleマイビジネスヘルプ:先日AIの様な電話対応があり、営業時間について聞かれ、答えるが、会話にならない。その後、営業時間が変更されましたというメールが届いた。元に戻して下さい。

2. 転載を防ぐため画像に透かしを加えたい。ガイドライン違反となるか?

質問

  • 画像を転載されるため、予防策を考えています。
  • 透かしで店名を入れる予定ですが、ガイドライン違反とならないか教えてください。

回答

  • 投稿コンテンツに関するポリシーとフォーマットの要件に沿っているなら、画像に文字を挿入しても問題ありません。
  • ポリシーとフォーマットの要件では、重ねるコンテンツの面積は画像の10%を超えないこと、一つの端のみとすることなどが定められています。

<参考>
Googleマイビジネスヘルプ:画像を転載されます。予防にLISCOと画像の一部に白で入れたいのですがよろしいですか。

3. 閉業していないにもかかわらず「閉業」表示、オーナー権限を取得できない

質問

  • Googleマイビジネス上で「閉業」と表示されています。
  • オーナー権限を取得できず、確認コードを受け取れないので変更できません。どうすれば修正できるか教えてください。

回答

  • 一般ユーザーとしてGoogleマップの画面からGoogleに報告することで解決します。Googleマップにログインした状態で店舗の情報パネルから「情報の修正を提案」を選び、営業中であることを報告します。
  • ただし一般ユーザーからの提案は承認されないことも多々あります。他のスタッフのスマートフォンなどからも報告することで、修正される確率は上がります。

<参考>
Googleマイビジネスヘルプ:株式会社コンフォートシステムは閉業になっているが、閉業しておらず修正したい

口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】


MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。

そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。

本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。

※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
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詳しくはこちらをご覧ください。
「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】


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