アゴダ(Agoda)とは、アジアを中心に多くのユーザーを抱える世界最大級の宿泊施設オンライン予約サイトです。
アゴダは日本国内のホテルや旅館といった宿泊施設だけでなく、カプセルホテルなど宿泊設備を提供しているサウナ施設も集客に有用です。
本記事では、サウナ施設がアゴダを用いて集客をするメリットや、掲載事例を解説します。
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サウナイキタイとは?
※Googleマイビジネスは、2021.11.5よりGoogle ビジネスプロフィールという名称に変更されました。
これに伴い、2022年にスマートフォン向けGoogleマイビジネスのアプリが終了します。
アプリ終了前に、これまでと同じように快適に使えるよう今から準備しておきましょう!
サウナでアゴダを利用する3つのメリット
宿泊設備を備えたサウナ施設も、アゴダを利用するメリットがあります。3つのメリットを解説します。
1. 低コストで世界中の人に施設の存在を発信できる
1つは、掲載や施設情報周知のために費用がかからないという点です。
アゴダのパートナー登録は無料でできます。施設の登録とアゴダ上の掲載は無料でできるため、アゴダを介してサウナ施設の情報を低コストで発信できます。
アゴダは65カ国以上の国々、230万人以上に利用されているサイトです。アゴダに自施設情報を掲載することは、国内だけでなく世界中のアゴダ利用者に向けて施設をアピールすることにつながります。
2. 口コミ投稿・ユーザー評価で施設の魅力をアピール可能
2つ目は、ユーザー目線での評価が得られるという点です。
多くのユーザーは、施設の予約時に、予約サイトの口コミも重視し施設を選びます。アゴダで取られている方法は、ユーザーが口コミを投稿し、施設に対して複数の項目で評価点数をつけるという方法です。
評価項目は「ロケーション」「料金の安さ」といったユーザーが特に予約時に注目する点が多く、評価結果は「データで見る宿泊施設」として周辺の宿泊施設と比較した状態で表示されます。
このように、ユーザーは競合施設と口コミ点数を比較して検討できます。施設にとっても、競合との差別化につなげられます。
またアゴダの口コミは日本国内の施設ページであっても、英語や中国語など利用ユーザーの言語で投稿できます。訪日観光客からの口コミが投稿されることで、海外ユーザーに対しても利用者目線でどのような施設であるかをアピールできます。
3. 設備やサービスなど、詳細な施設情報を掲載できる
アゴダの施設ページでは、基本情報や予約できるプラン、部屋タイプのほか、施設の注目ポイントや公共交通機関までの距離といったアクセス状況など詳細情報も掲載できます。
そのほか、対応言語や提供サービスといった情報も掲載でき、ユーザーは予約時や施設の利用時に必要な情報を施設ページで網羅できます。
提供情報がページ上でほとんど揃うため、ユーザーからの問い合わせ対応などの手間の削減にも役立ちます。
周辺スポット、アクセス情報は、施設の立地の良さのアピールにつながります。
アゴダを利用しているサウナの事例3選
アゴダを利用し情報発信しているサウナ施設の事例を3つ紹介します。
1. 写真の掲載で、カプセルホテル設備もアピール
こちらはアゴダに複数の写真を掲載しているサウナ施設の事例です。
アゴダでは、施設ページに施設写真を複数掲載できます。
ユーザーが注目するサウナの写真はもちろん、カプセルホテルなど宿泊設備の様子や、食事やサービス内容がわかる写真を掲載することで、施設のイメージをより詳しくユーザーに伝えています。
2. ユーザーが気になる情報を掲載し、予約のしやすさへつながる
アゴダではさまざまな情報を施設ページ上に掲示できるため、ユーザーの予約時の疑問や懸念点を減らせます。
Wi-Fi、バリアフリー対応、コインランドリーの有無など、快適な宿泊のためにユーザーが気になる情報を細かく掲載することで、ユーザーからの施設への問い合わせを削減できます。
ユーザーにとっても、気になる情報が全て施設ページ上で確認できれば、問い合わせも不必要となり、予約へのハードルが下がるというメリットがあります。
3. ユーザーからの口コミで新規顧客の獲得に期待
口コミを積極的に集めることで、新規ユーザーに利用客の声を届けられます。アゴダではユーザーが口コミを投稿でき、画像のような形で表示されます。
施設が提供している情報だけでは分からなかった食事やアメニティについてのコメントが寄せられるほか、施設側では計りづらいサービスの質などもユーザーの声で届くことがあります。
利用を検討しているユーザーにとっては信頼できる有益な情報のため、施設側は積極的に口コミを集める施策を検討するといいでしょう。
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サウナ集客に効果的な3つの対策
サウナ施設が集客をする上で、アゴダ以外にも効果的と考えられる3つの施策について解説します。
1. 公式サイトの作成、内容の充実化を図る
アゴダなど外部の予約サイトから施設の存在を知ったユーザーは、予約を確定する前に、施設の概要や料金、雰囲気、こだわりなどさらに施設の詳細を調べるために公式サイトに訪れる場合があります。
こうしたユーザーの行動を前提にすると、施設の公式サイトは用意しておくほうが良いと考えられます。
予約サイトでは紹介しきれないイベントやキャンペーン情報、サウナやカプセルホテル以外のエステやカフェといったサービス情報、スタッフ情報などを掲載すると、集客アップにも効果的です。
ただし、プラットフォームなどの外部サイトに載っていた情報が公式サイトに掲載されていなかったり、異なる情報が載っていたりすと、ユーザーを困惑させてしまいます。
悪い場合はユーザーに疑問や不安を与えてしまい、問い合わせの返答に工数が発生したり、集客につながらなかったりしてしまうリスクがあります。
2. SNSを活用する
SNSを活用して施設情報を収集するユーザーも多いため、施設側がSNSを用いて情報発信することも、集客に効果的と考えられます。
最新情報をはじめとしたキャンペーンやイベント情報などを定期的にSNSで発信することは、アカウントをフォローしてくれているユーザーに定期的に施設を思い出してもらえて、利用を促すことにつながります。
施設内の写真を投稿して雰囲気を伝えたいならInstagram、イベントや最新情報を発信するためにはTwitterというように、発信する情報に応じて適切なSNSを選ぶことも大切です。
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3. Googleマイビジネスを利用する
ユーザーの多くはマップやインターネットからの検索で施設を探します。
近所や旅先など、活動や訪問のエリアがすでに決まっている場合にはローカル検索をします。このような行動に対応するためにも、Google マイビジネスの利用は効果的です。
Google マイビジネスは、Google アカウントを持つ人であれば、無料で登録できるツールです。自施設の基本情報や写真などが掲載できるほか、ユーザーからの口コミ投稿機能もあります。
Google マイビジネスで施設情報を登録することで、Googleでユーザーが所在地や近隣のサウナを検索した際に検索結果に表示される施設情報の管理や編集が可能になります。
特にカプセルホテルなど簡易的な宿泊施設を兼ねているサウナは、旅行先でホテルを当日予約したいというユーザーニーズも多く集客効果が期待できます。
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口コミや詳細な情報の掲載で集客を目指せるアゴダ(Agoda)
アゴダは、世界最大級の宿泊施設予約サイトの1つです。同時に、旅先での観光コンテンツについても紹介しています。宿泊サービスの提供の有無にかかわらず、サウナ施設にとっては利用の価値があるでしょう。
アゴダをユーザーとのタッチポイントとして有用に活用しながら、公式サイトやSNS、Google マイビジネスといったその他のさまざまなサービスを利用し、それぞれの特性を理解しながら集客力の最大化に役立ちます。
複数のプラットフォームの管理は工数がかかりますが、第三者の提供する管理ツールなども活用し、情報発信と同時に寄せられる口コミをサービスの品質向上や業務改善に活かすとよいでしょう。
口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
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