EPARKとは店舗の順番の受付や予約の管理ができるシステムです。ほかにもクーポンを発行したり混雑状況をユーザーに伝えたりと、集客や顧客満足度の向上につながる機能や仕組み、業務効率化を図ることができ店舗や会社の負担軽減につながるサポート機能が備わっています。
飲食店だけでなく、美容室や病院など幅広い業種で導入できることも特徴です。本記事ではEPARKの機能や導入のメリット、掲載方法について解説します。
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幅広い業種で活用されるEPARKとは?順番受付・販促活動を助ける管理機能
EPARKは、Webで順番の受付を管理できるシステムです。受付の管理以外にも販促活動に使えるなど幅広い機能を持っていることが特徴です。
初めにEPARKの基本的な管理機能について紹介します。
EPARKとは何か
EPARKとは、冒頭にも紹介したように、順番待ちや予約受付ができるサービスです。スマートフォンや店頭に設置されたタッチパネルから受付の処理をします。
Webから顧客が順番予約を入れることもでき、店舗での待ち時間なく案内できるため、店舗にとっても顧客にとってもメリットがあります。
案内がスムーズになり、顧客満足度の向上やリピーターの集客が期待できます。
EPARKにはスマホアプリもあり、アプリからの予約もできるだけでなく、予約履歴やお気に入りに登録した店舗の確認もできます。
カバーする業種は幅広い/美容室やネイルサロン・医療機関・テイクアウトにも対応
EPARKの最大の特徴は飲食店のみならず、美容室やネイルサロン、病院や接骨院など、様々な業種に対応していることです。
対応業種の幅が広いため、飲食店の予約を目的に利用を開始したユーザーであっても、クーポンの配布などを通して他業種のサービスにたどり着くこともあり、集客に効果が期待できます。
また、EPARKテイクアウトというサービスもあり、待ち時間なしにテイクアウトを活用できることが特徴です。
販促活動に生かせる管理機能
EPARKには、ほかにも販促活動に活かせる管理機能が備わっていることも特徴です。
店舗を利用したことがある会員の性別やこれまでの利用履歴、保有しているポイント、利用したクーポンなどが確認できます。
利用客の情報を分析することで、販促や集客の施策に活かすことができます。こういった情報を収集するための店舗負担が減少する点もメリットです。
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実際の予約の流れ
EPARKのアプリから会員が予約をする際の流れを解説します。
まずはジャンルや場所から店舗を絞り込みます。
その後希望する店舗を選び詳細ページへ移動します。
店舗によっては電話でのみ予約受付をしていますが、Webからの予約ができる店舗であればアプリ上での予約ができます。
Web予約では、最初に人数と日時を選びます。
その後予約したいコースがあれば選択し、電話番号などの入力必須事項を入力します。最後に入力した内容に間違いがないか確認し、予約完了をタップします。
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事業者がEPARKを導入する5つのメリット/集客や混雑回避
EPARKはその機能の幅広さにも特徴がありますが、そのほかにもEPARKを利用するメリットが多くあります。
そこで導入することでどういったメリットがあるかについて、集客や混雑回避といった5つの観点から詳しく解説します。
1. クーポン発信による集客
一つ目のメリットはクーポンを配布することで集客に効果が見込めることです。店舗が送信するメルマガにクーポンを添付するだけでなく、送信対象者を限定する機能を使うことで誕生月に合わせたメールやクーポンを送れます。
2. 順番予約サービスで機会損失を防ぐ
EPARKの順番予約の特徴は席そのものの予約ではなく、あくまでも順番の予約であるという点です。
席の予約であれば顧客が来ない場合にも一定時間空けていなければなりませんが、順番予約の場合、万が一顧客が来ない場合には次の順番の方を案内できます。効率よく案内ができるので機会の損失を防げます。
3. 3,000万人を超える会員数
2020年現在EPARKには3,000万人を超える会員がいます。EPARKに登録することで順番受付や予約管理ができるだけでなく、3,000万人のユーザーにアプローチでき、認知度の向上やさらなる集客につながります。
4. EPARKポイントでリピーターの獲得
EPARKではEPARKポイントという独自のポイントサービスを実施しており、サービスを利用することでポイントが貯まります。貯まったポイントはサービスの利用に充てられるため、リピーターの獲得につながります。
ポイントは店舗や業種に関係なくEPARKに登録している店舗で利用できるので、飲食店の利用で貯まったポイントを美容室やネイルサロンなどに使うユーザーも少なくありません。そのため掲載事業者での相乗効果も期待できます。
5. EPARKのレポート機能による混雑回避
EPARKでは、レポート機能を使って会員にリアルタイムの混雑状況を発信できます。この機能を活用することで、顧客が混雑時の来店を避けるため、混雑回避や客数の少ないアイドルタイムの減少につながります。
さらに飲食店に限る機能ではありますが、LINEを通して順番待ちをしている顧客に順番の呼び出しのメッセージを送れることも特徴です。
新型コロナウイルスの流行により、店舗の混雑を回避したいと考える顧客も少なくありません。そのため混雑情報が分かるサービスを導入することで顧客満足度の向上も期待できます。
EPARKの掲載方法を紹介
ここまでEPARKの機能やメリットについて紹介してきましたが、最後に実際に利用を決めた企業や店舗に向けて、スムーズに情報を登録、掲載できるようにEPARKに情報を掲載する方法について解説します。
1. 扱われている業種から当てはまるものを選ぶ
掲載する際には、EPARKの法人向けのページから「お問い合わせ・資料請求」をクリックし問い合わせることから始まります。
問い合わせ画面では、最初に取り扱っている業種から当てはまるものを選んでください。業種には「グルメ・飲食」「クリニック・病院」「リラクゼーション・エステサロン」などが用意されています。
2. 店舗に関する内容を記載する
続いて電話番号やメールアドレスなどの店舗の基本情報を入力します。
この画面では、基本情報だけでなく問い合わせ内容も合わせて登録できます。この画面では、すべての項目を入力する必要があります。
3. 担当者からの連絡を待つ
最後に個人情報保護の取扱いやプライバシーポリシーに同意し、入力した内容を確認します。
確認後「確認へ進む」をクリックすることで問い合わせが完了します。その後EPARKの担当者からメールか電話で連絡が来ます。
掲載やシステムの利用における費用については、EPARKの担当者に直接確認が必要です。
EPARK導入で業種を超えた集客にも期待
EPARKは順番受付や予約管理に利用できるシステムです。ほかにもテイクアウトにも対応していたり、販促活動に活用できる機能が備わっていたり、クーポンを発行できたりと集客に有効な機能が多く備わっています。
幅広いジャンルの店舗や会社に対応していることも特徴です。美容室やネイルサロン、ペットショップや医療機関の情報をチェックしているユーザーが、テイクアウトやスイーツといった別のカテゴリのサービスをついでにチェックすることもあり得ます。業種を超えた集客の可能性があることも、EPARKの魅力の一つといえるでしょう。