ホットペッパービューティーとは24時間いつでも美容系サロンの検索・予約ができる国内最大級のサイトです。クーポンを利用できたり、ポイントが貯まったりとお得なサービスを提供しています。
その知名度からホットペッパービューティーの導入を検討する店舗経営者も多く、特に集客力アップに期待できるでしょう。
本記事ではホットペッパービューティーのサービス内容や導入のメリット・デメリットを紹介します。
関連記事
ホットペッパーに登録するには?
ホットペッパービューティーの掲載にかかる料金
ホットペッパービューティーアワードとは?
ホットペッパービューティーとは
国内最大級の総合ビューティー系サロンの検索・予約サイトです。会員数は2,464万人を誇り、年間ネット予約数は1億件以上です。3つの媒体で情報を発信
ホットペッパービューティーは3つの媒体で情報発信ができます。-
ウェブサイト
行きたい日時、ヘアカタログ、口コミ、お得なクーポンなどから自分が求めるサロンが必ず見つかります。ビューティーに関するジャンルから整体・リラクゼーション、エステまで幅広く検索が可能です。ネット予約をするとポイントが2%貯まるので、お得にサービスを利用できます。 -
アプリケーション
ホットペッパービューティーが提供しているアプリです。掲載サロンの情報はウェブサイトと同様ですが、スマートフォンで予約する方に向けた媒体です。24時間どんなときでも検索・予約がアプリからできます。 -
クーポンマガジン『HOT PEPPER Beauty』
ビューティー関連の情報や季節・トレンドにあわせた特集、「キレイになりたい」を応援するクーポンマガジンです。トレンドの情報やサロンの雰囲気を写真で紹介、二次元バーコードでサイトの詳細情報を得られます。クーポンマガジンは渋谷・恵比寿、新宿、池袋、銀座で毎週最終金曜に発行されます。
ターゲット層は20代から30代の女性
美意識の高い顧客や働く女性向けのサービスを提供する場合や、20~30代の女性客を集客したい場合には、ホットペッパービュ―ティ―の掲載効果を期待できます。約85%の女性読者のうち30代前半までが8割弱で、将来のコアターゲットとなる10代後半の女性も含めると9割以上となり、美容に関心を持つ20~30代の人がホットペッパービューティーを利用しています。
また、女性がビュティ―系に通う頻度は1か月に約1回以上といわれており、クーポンが利用できてポイントも貯まるホットペッパービューティーは魅力的です。
ホットペッパービューティー掲載3つのメリット
ホットペッパービューティーを用いると集客効果や潜在顧客の獲得、営業時間外の予約対応が可能になります。それぞれのメリットについて詳しく紹介します。関連記事
「口コミが少ない、悪い」美容室・ヘアサロンは避けられる、選ぶ決め手は「近さ・値段・クチコミ評価が高い」
1. 顧客が来店するまでの3つのステップを網羅
ホットペッパービューティーを利用して顧客が来店するまでに3つのステップがあります。-
発見の機会
ホットペッパービューティーは条件が決まっているユーザーや明確に決まっていないユーザーにもアプローチが可能です。幅広い特集でユーザーの潜在的ニーズを引き出せます。
また、検索しやすい画面構造と人気・おすすめ順だけでなく、ユーザーに応じた画像や配置を最適化されるため、各ユーザーにあったアプローチが可能です。 -
興味・関心を喚起
ホットペッパービューティーは情報量が多く、ユーザーが求めるものが見つかりやすいです。サロンの雰囲気をインパクトのある写真や豊富な写真数で伝えられます。
ネット掲載の場合は、アイコンに特集や口コミ件数を表示できるのでユーザーの興味を引き出せます。さらに、ブログ機能を活用してサロンをより身近に感じれるようなブランディングが可能です。 -
アクション
サロン選択の決定打は魅力的なクーポンの掲載があるかです。クーポン内容が伝わりやすいように「画像付きクーポン」を提供し、クーポンが目に付いてからすぐに予約できるように予約導線を設置できます。
2. お気に入りのサロンがない人たちを取り込む入口になる
リピーター以外の顧客は常にお気に入りのサロンを探しています。その基準はそれぞれですが、ホットペッパービューティーはお気に入りのサロンがまだ見つかっていない顧客へのアプローチが可能です。たとえば、「美容に興味はあるがどのサロンにしようか悩む人」「お気に入りのサロンが見つからない人」などサロン難民の6割がホットペッパービューティーに強い関心を示しているという調査結果があります。
また、利用経験のない美容系サービスへの興味・関心が高いユーザーは約50%といわれ、潜在的ニーズを持つ新規・既存ユーザーの獲得が可能になります。ヘアアレンジの参考にヘアサロンのページを閲覧したり、ネイルを参考にしたりと関心を持つ人は多いです。
auty-3-3">3. ネット掲載を併用することで閉店後の時間帯にも予約が入る
サロンの予約が勤務後や帰宅後に多いことから、多くのユーザーは21時~24時のサロン閉店後に最もサロン探し・予約をしています。この時間帯で予約をする客層は積極的に自分磨きに投資をする働く女性が多いです。ホットペッパービューティーのネット掲載を併用することで、営業時間外の予約客を逃さない対応が可能です。
ホットペッパービューティー掲載にあたり注意したいこと
ホットペッパービューティーを導入する場合は費用対効果の考慮と低価格競争に陥ることや、リピート対策に注意しましょう。それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
関連記事
【美容院向け】効率の良い集客方法とは?利用したいサロン予約サイトと口コミアップの方法を紹介
1. 費用対効果の考慮が必要
ホットペッパービューティーでは有利なメニュー掲載やクーポン掲載、ネット予約などの有効な機能を使う場合には有料登録が必須になり、集客として本格的に運用するのであれば継続的なコストがかかります。また、費用対効果があっても依存しすぎるとデメリットになるケースがあります。
あるサロンでは、掲載から10年ほどでサロン系の予約サイトで独占状態になりましたが、店舗経営者にとって掲載料金の高さが悩みのタネになっていました。
もし掲載料が値上がりしても、ホットペッパービューティーを中心に集客をしているので値上げに従うしかありません。独占状態になったとしても選択肢の幅が極端に狭くなることもあるので注意が必要です。
2. 低価格での競争を強いられ、リピートにつながらない可能性も
他店との差別化が難しく、クーポン機能による低価格競争に陥る可能性があります。新規顧客を得るために初回価格を安く設定した場合、割引き目当ての一回だけの利用者ばかりになります。また、集客に関するサービスは豊富ですが、リピート化へのプランが少なく、ポイント機能も他店と共有して使えてしまいます。店舗経営者は自分の店舗ではなく、ホットペッパービューティーの顧客だと認識してリピートにつながるような対策をする必要があります。
ホットペッパービューティーの集客力と店舗施策の両輪が大切
ここまでホットペッパービューティーの概要や導入のメリット・デメリットを紹介しました。年間ネット予約数1億件以上を誇るホットペッパービューティーは20~30代の女性を中心に圧倒的な集客力を持っています。クーポン機能や検索のしやすさなどで新規顧客の獲得が可能になるメリットは店舗経営者にとって魅力的な一方で、低価格競争に陥ったり、リピーターの獲得につながらなかったりするデメリットもあります。
国内最大級のサービスという入り口で集客を行いつつ、リピーターを獲得するための独自の工夫が求められます。
口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】