広告の視認性を高めるには?体裁・配置・デザインさまざまな観点からの注意点

広告の視認性は、ユーザーに与える印象を左右するだけでなく、広告効果にも影響を与えます。

見やすい広告は意図が伝わりやすく高い訴求力を持つ一方で、見づらい広告はユーザーがページを離脱する原因にもなりかねません。 

視認性の高い広告を目指すうえでは、「視認性」、「可読性」、「判読性」の3つの要素を意識しつつ、ページ内で広告が占める部分の面積や配置、デザインにも気を配る必要があります。 

この記事では、広告の視認性を高める方法についてさまざまな観点から解説します。

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体裁を整えて広告の視認性を高める

広告の効果を高めるうえで、視認性の向上は重要です。

視認性はさまざまな要素によって左右されるため、広告の視認性を向上させるためには多角的にアプローチする必要があります。

ここではまず、ページの長さやレスポンシブデザインなど広告の体裁を整えることで視認性を高める方法を解説します。

1. ページの長さを短くする

視認性を高めるにはページの長さを短くする必要があります。

ページが長ければ画面におさまらなくなり、ユーザーがすべての情報を得るためにはスクロールしなければなりません。

コンテンツは短いほど視認性が高くなるため、スクロールが不要なページを制作するよう心がけましょう。

2. デバイスに応じてレスポンシブにする

広告の視認性を高めるうえでは、レスポンシブなウェブデザインにすることも重要な要素の1つです。

これは、ユーザーの使用しているデバイスや画面サイズに応じて、見やすい形式でページを表示するウェブデザインのことを指します。

ページの見やすさは広告の視認性を左右するだけでなく、ユーザーエクスペリエンスに直結するため、意識すべきポイントです。

配置に気を付けて広告の視認性を高める

広告の視認性を高めるうえで、広告をページ上のどこに配置するかも非常に重要なポイントです。

ここでは、広告の配置に関して注意したい点について解説します。

1. 広告の配置の基本

 広告の配置の基本は、Webサイトのメインとなるコンテンツや情報量の多いエリアの付近に配置することです。

ユーザーエクスペリエンスを意識しつつ、ユーザーの目に留まりやすい位置に配置することでより視認性の高い広告表示を実現できます。

また、ユーザーに消費を促すような魅力的なコンテンツ、ページデザインを目指すことで広告効果を高められるでしょう。 

一方で、広告を配置すべきエリアであっても、あまりに多くの広告を配置してしまうとサーバーに負荷がかかってしまい、読み込み速度が遅くなる恐れがあります。

読み込み速度の遅いページは、ユーザーにとって不便な印象を与えるだけでなく、ユーザーがスクロールしてきた時点で表示されていない広告は視認不可とみなされてしまいます。

2. 視認性の低い広告の配置とは?

広告の視認性を左右する要素は前述のとおりですが、以下ではそれぞれの要素について具体例を交えて解説します。 

まず、広告の表示位置がWebサイトのメインコンテンツがある位置から大きく外れていたり、スクロールしないと表示されない位置にあったりすると、広告が表示される前に離脱してしまうユーザーが多くなります。

特に下部に設置している場合には、そこまでページを読んだユーザーにしか広告を表示できないため、できる限り上部に配置するのが望ましいでしょう。 

また、Webサイトを開いたときに表示されるファーストビューの中に広告を表示するのは良い配置ですが、読み込み速度が遅ければ視認性は低くなってしまいます。

配置と読み込み速度の双方を意識することが大切です。

3. スクロールせずに見える範囲(ATF)

スクロールせずに見える範囲(ATF)への広告配置が効果的なのは前述のとおりですが、Googleのデータによればファーストビューの下側に配置するともっとも視認されやすくなるようです。

上部ナビゲーションバーのすぐ下の位置も同様に視認性が高く、ページの最上部に表示したときよりも視認されやすくなります。 

一方で、ATFに表示される広告の数が多すぎるとユーザーがすぐに離脱しやすいため、ユーザーエクスペリエンスを意識しつつ、適切な広告の量を探ることが大切です。

また、ATFに広告を表示しつつ離脱されにくいページを制作するうえでは、配置するコンテンツの内容とレイアウトも重要です。

ユーザにとって魅力的な情報を多く掲載し、横長で縦が短いページレイアウトにすることで、コンテンツ、広告ともに内容の把握しやすいページになるでしょう。

同時に、読み込み速度を向上させ、広告が表示される前にユーザーがスクロールしてしまう可能性を減らす必要があります。

4. スクロールしなければ見えない範囲(BTF)

配置する広告の量を調整する中で、スクロールしなければ見えない範囲(BTF)に広告を表示させるケースもあり、BTFに広告を配置するうえでは、ATFに配置する場合とは異なる注意点があります。 

まず、ATFに魅力的なコンテンツを配置したり、ATFの下部にページ全体のヘッドラインを表示したりして、ユーザーがスクロールしたくなるようなページ制作を心がけることが大切です。

また、コンテンツと広告で表示する列を分けてユーザーがコンテンツを読み進めるうえで、広告の表示が邪魔にならないよう配慮すると良いでしょう。

Googleによれば、ページの左右に配置された広告は、中央に配置された広告よりも視認されやすくなるようです。 

デザインにこだわることで広告の視認性を高める

広告のデザインも、配置と同様に視認性を高めるためには外せないポイントです。広告の視認性は文字の大きさや太さ、コントラストの強弱、装飾の量などによって大きく変わります。

以下では、それぞれのポイントを解説します。

1. 文字の大きさと太さ

小さい文字よりも大きい文字、細い文字よりも太い文字の方が目につきやすくなりますが、ただ大きく太い文字を使用すればいいわけではありません。単語や文章の重要性に応じて、文字の大きさや太さに強弱をつけることで広告の訴求内容が伝わりやすくなります。 

この手法は、ランディングページのATFでもよく用いられており、一目見たときに重要な単語とそうでない単語が判別できるため、文章全体が読みやすくなる効果があります。

2. コントラストを強くする

コントラストとは、隣接するものの区別のつきやすさを強弱で表したものです。白い背景に書かれた黒色の文字のように区別のつきやすいものはコントラストが強く、白い背景に書かれた黄色の文字のように区別のつきにくいものはコントラストが弱いと言い換えられます。 

視認性の高いデザインを目指すうえで、背景色と文字の配色、画像など、ページ上のコントラストを意識することは必要不可欠です。

3. 無駄に装飾しない

単調で退屈な印象になるのを避けるためにデザインに装飾を加えることがありますが、無駄な装飾は視認性の低いデザインになりかねません。装飾が文字に被らないようにすることはもちろん、装飾はあくまでも文字を引き立たたせ、内容を伝わりやすくするための補助として使用します。 

また、文字の陰影、斜体、下線などの装飾も視認性を落とさない範囲内にとどめる必要があります。シンプルなデザインの中に最低限の装飾をするよう心がけると良いでしょう。

広告の視認性とは?

 多くの人の目に留まる広告を制作するためには「見やすさ」を重視する必要があり、見やすさには「視認性」、「可読性」、「判読性」の3つの要素があります。

視認性は一見したときの認識しやすさ、可読性は文字のフォントや配列などの読みやすさ、判読性は文字や意味の理解しやすさを示しています。

以下では、視認可能な広告について解説します。 

視認可能な広告とは

 メディア業界の倫理基準を定めるMedia Rating Council(MRC)はガイドラインの中で、広告の視認性について以下のように定めています。 


ディスプレイ広告は、面積の 50% 以上が画面に 1 秒以上表示された場合に視認可能と見なされます。

(注) 242,500 ピクセル以上の大きなサイズのディスプレイ広告の場合は、面積の 30% 以上が画面に 1 秒以上表示されると視認可能と見なされます。

動画広告は、面積の 50% 以上が画面に表示され、2 秒以上再生された場合に視認可能と見なされます。

(引用元:Google 広告ヘルプ 視認性とアクティブ ビュー レポートの指標について

Googleはアクティブビューと呼ばれる、広告の視認性を判断するサービスを提供しています。

アクティブビューはYouTubeや一部のウェブサイト、アプリに実装されており、Google広告の動画キャンペーンやディスプレイネットワークキャンペーンを実施するうえで、広告表示の把握に役立ちます。

広告を見てもらうために視認性を意識

より多くのユーザーに広告を見てもらい、さらにエンゲージメント率を向上させるには、広告の視認性を高める必要があります。

どんな広告であっても、ユーザーの目に留まらなければクリックされないため、広告の掲載者は収益を伸ばせず、広告主は広告出稿の目的を達成できなくなってしまいます。

また、視認性の高い広告は多くのユーザーにアプローチできるだけでなく、訴求点が伝わりやすいメリットもあります。 

文字の大きさや太さ、装飾などのデザイン、広告を表示するページのコンテンツや配置、体裁など、さまざまな観点から、より視認性を高めるための工夫を探ることが大切です。

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この記事の筆者

口コミラボ編集部

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