レビューマーケティングとは?成功事例3選やメリット、口コミを活用する重要性について解説

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レビューマーケティング(Review Marketing)とは、ユーザーが商品を購入したり、サービスを利用した際に寄せられる「レビュー」を活用するマーケティング手法を指します。

この記事では、レビューマーケティングがどのようなものなのか、メリットやデメリット、活用事例などを詳しく紹介します。

レビューマーケティングとは?

レビューマーケティングとは、ユーザーがサービスを利用したときや商品を購入したときの「レビュー」を活用したマーケティングのことです。

口コミやレビューを活用することで、より話題を生み出しやすくする効果を発揮します。

レビューマーケティングの重要性:口コミの話題化を狙う

レビューマーケティング口コミが話題化するようにプロモーションを行うもので、口コミマーケティングとも呼ばれています。

口コミを投稿するユーザーは一般の消費者であることから、潜在顧客などがサービスや製品を実際に使った消費者の意見なら間違いない」と考える心理を活用する手法です。

ポイントは、ユーザーから自然発生的に口コミが生まれ、口コミが口コミを呼ぶような環境を整えることです。

バズマーケティング、バイラルマーケティングの違い

口コミマーケティングバズマーケティング」「バイラルマーケティングと呼ばれることもあり、いずれも口コミを活用する点では共通していますが、話題の広げ方が異なります。

インターネットやSNS上で、特定の言葉などが大きく話題となり爆発的に広まることを「バズる」といいます。意図的に「バズる」現象を引き起こすことで、消費者の購入や利用につなげるマーケティング手法がバズマーケティングです。

もう一方のバイラルマーケティングは「viral」(ウイルス性の)という名前のとおり、口コミが自然に広がっていくことを狙った口コミマーケティングを指します。

意図的に口コミを拡散するのがバズマーケティング、自然発生させるのがバイラルマーケティングです。

消費者の8割はレビューを頼りに購入

商品購入時、多くの消費者が商品情報を知る手段としてレビューを活用しています。BrightLocalの調査によれば、82%もの消費者がレビューを参考にして購入しているとのことでした。

NTTレゾナントもレビューと消費者の商品購入に関する調査を行なっており、「購買行動において口コミが与える影響」の調査では、情報収集を行ってから購入する人は全体の82.6%にものぼっています。

レビューマーケティングのメリット・デメリット

低コストで取り組めるレビューマーケティングは、成功すれば消費者にとっても信頼性の高い情報として重宝されます。

しかし、レビュー内容を企業がコントロールできない以上、悪評が発生する可能性も抱えています。

メリット1 : 低コストで拡散できる

特別な技術は必要なく、口コミの発生や拡散に成功すれば、広告出稿や営業活動に比べて低コストで効果を出すことができます。

メリット2 : 消費者が受け入れやすい

商品サービスを利用した顧客の口コミは、良い情報だけでなく改善するべき点なども投稿されます。

これはむしろ中立の立場で書かれていることの証であり、消費者にとって信頼できる情報として重宝されるものです。

特に友人や知人、好きな著名人などの口コミがあると、消費者はその商品サービスに興味を持ちやすくなるようです。

デメリット : 悪評が広まる可能性も

実際に利用した顧客から批判的なレビューが投稿されることもあります。

悪評がつかないよう接客対応等に日ごろから気を配ることはもちろん大切ですが、よい口コミしかないと、投稿内容が意図的に操作されているのではないかと疑われる可能性もあります。

悪い口コミには目を背けず誠意をもって対応し、信頼性を高めるチャンスにつなげるのが得策です。

レビューマーケティングの成功事例3選

レビューマーケティングの要は「ついシェアしたくなるネタづくり」です。

「誰かに話したい」「SNSでシェアしたい」という気持ちを喚起することに成功した3つの事例をご紹介します。

1. はなまるうどん「ダイオウイカ天ぷら」

はなまるうどんは2013年にエイプリルフールの企画として、体長18mのダイオウイカの天ぷらを販売すると発表しました。

NHKでダイオウイカが取り上げられたことをきっかけとして行われたもので、はなまるうどんのサイトには通常の24倍ものアクセスが集まりました。

2. Dropbox「友達招待」

Dropboxはインターネット上にファイルを保存できるクラウドストレージサービスです。

「友達を招待するとストレージ容量を増やせる」という企画が成功し、1年間で300万人ものユーザーが増加しました。

3. 無印良品「無印良品と言えば、○○」

無印良品は、TwitterやFacebookで「無印良品と言えば、○○」と投稿すると会計が10%オフになる企画を実施しました。

SNSでの口コミを活用することで情報拡散した好事例です。

低コストで認知度アップを見込めるレビューマーケティング

店舗商品マーケティングを行うと多額の費用がかかるというイメージがありますが、工夫次第でコストをかけずに効果が出せる手法が「レビューマーケティング」です。

消費者に口コミを投稿してもらい、別のユーザーがそれを見ることで来店し、さらに情報を拡散してもらう手法なのでコストがかかりません。

よい口コミを投稿したくなる仕組みづくり、情報をついシェアしたくなる仕掛け、悪い評価にも誠実に取り組む姿勢が、レビューマーケティングを成功させるためのポイントです。

<参照>

NTTコム リサーチ:「購買行動におけるクチコミの影響」に関する調査

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    口コミラボ編集部

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