「奈良市おもてなしエコ活動」実証実験の結果を報告
奈良市役所が2019年10月12日から12月27日にかけて、民間事業者や公共施設等が観光客のごみを引き取る「奈良市おもてなしエコ活動」実証実験事業を実施、その結果を1月17日に発表しました。
インバウンド観光客の増加などで、奈良市を訪れる年間観光客数は1,700万人以上になり、それに伴って発生するごみ処理の問題がでていました。
そこで、観光客にごみのストレスなく、快適な観光を実現するため、同実証実験を行いました。
「観光客のごみを引き取る」を実施したのは、奈良市中心市街地内12か所、8店舗及び公共施設4施設でした。
その結果、観光客からの総引き取り件数は12か所で935件になり、一日平均件数が12.1件にも上りました。
また、正倉院展期間中の土日祝の一日平均件数は26.4件で、平日のおよそ2倍になったことも分かっています。
ごみの種別では、ペットボトルの引き取り件数が最多で426件、次いで缶が192件となりました。また、ごみの割合では、プラスチック類が最も多く全体の54%、続いて資源ごみが22%、紙類が19%となっています。
同実証実験に対する否定的な意見や改善を求める意見はなく、「奈良にはごみ箱が少ないので助かりました。」などと、観光客から感謝の声がありました。
実証実験の結果から、「観光客のごみを引き取る」活動は、観光客の快適な観光に寄与するとともに、観光客と店舗を結ぶコミュニケーションツールにもなり、奈良市のイメージアップにもつながることが分かりました。
奈良市 プレスリリース
http://www.city.nara.lg.jp/
奈良市役所のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000107.000036429.html
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