沖縄県石垣市は9月28日より、ワクチン接種済みの市民にむけ、独自の「市民向けワクチンパスポート」の運用を開始しました。市民は飲食店などで接種証明を提示することにより、割引や特典を受けることができるようになります。
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スマホでQRコード提示、飲食店などで割引など特典
市民は、飲食店などの店舗に掲示された専用ステッカーのQRコードを読み取り、スマートフォン上で接種証明を表示することで、特典を得ることができます。また、スマートフォンを持っていない市民向けに、市健康福祉センター窓口では紙の証明書も発行します。
市は、ワクチンパスポートの提示により、割引以外にも非接種者との座席配置の配慮や、特定の曜日に接種者のみを入店させるなどの策も挙げています。
なお、非接種者については、PCR検査の陰性証明書を提示することで、「接種記録と同等の優遇を受けられる」としています。
店を県が認証、市民と店の双方に安心を
ワクチンパスポートの活用を受け入れる店舗は、「県感染防止対策認証店」という認証が必要となり、店舗側の感染対策を示すことで、市民に安心感を与えることができます。
また、店舗側もワクチン接種者を迎えることで、安心して接客をすることができ、双方の安心・安全性の向上が期待できます。
石垣市は割引や特典を提供する「協力店」を募集しており、10月3日現在で51の飲食店や宿泊施設が参加しています。
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<参照>
石垣市:石垣市新型コロナワクチン接種記録証明書及びPCR/抗原検査での陰性証明書協力店募集
沖縄タイムス:客と飲食店 双方に安心「見える化」 石垣市で「ワクチンパスポート」始まる 接種証明して特典サービス