「まん防」きょうから、前回との違いは?【2022年1月版】

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

1月21日、「オミクロン株」の感染拡大を抑えるべく、まん延防止等重点措置が発令されました。東京都や千葉県、埼玉県など13の都府県に適用されます。

本記事では、過去の緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の事例と比較しつつ、今回のまん延防止等重点措置について解説します。

関連記事
【2021年版】緊急事態宣言、前回どうだった・今回どうなる?

緊急事態宣言・まん延防止等重点措置、前回はどうだった/今回はどうなる?

ここでは過去緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の概要と今回の措置の見通しについて説明します。※2022年1月20日時点での情報です。

Q1. 対象地域は?

  • 1回目:東京や神奈川、大阪など7都府県、その後全国に拡大
  • 2回目:東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県、その後大阪や福岡などが追加され計11都府県に
  • 3回目:東京、京都、大阪、兵庫の4都府県、その後福岡や沖縄などが追加され計10都道府県に
  • 4回目:東京に発令(沖縄は3回目が解除されていない)、その後計19都道府県に

今回のまん延防止等重点措置は、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、群馬県、新潟県、岐阜県、愛知県、三重県、香川県、長崎県、熊本県、宮崎県の1都12県に発令されます。

Q2. 期間は?

過去の緊急事態宣言の期間一覧

  • 1回目:2020年4月7日~5月25日
  • 2回目:2021年1月8日~3月31日
  • 3回目:2021年4月25日~6月20日
  • 4回目:2021年7月21日~9月30日

過去のまん延防止等重点措置の期間一覧

  • 1回目:2021年4月5日~9月30日
  • 2回目:2022年1月9日~1月31日

今回のまん延防止等重点措置は、1月21日から2月13日までとなる見通しです。ただ今後の感染状況次第では、延長される可能性もあります。

Q3. 店舗の営業時間は?

  • 1回目:酒類提供を行う飲食店に休業要請、それ以外の店舗は午後8時まで
  • 2回目:午後8時まで、酒類提供は午前11時~午後7時
  • 3回目:酒類提供を行う飲食店に休業要請、それ以外の店舗は午後8時まで
  • 4回目:酒類提供を行う飲食店に休業要請、それ以外の店舗は午後8時まで

今回のまん延防止等重点措置では、飲食店に対する酒類提供の制限を緩める方針を政府が明らかにしました。

これを受けて東京都は、認証店は「酒類提供なし、営業は20時まで:協力金は3万円〜」または「20時まで酒類提供、営業は21時まで:協力金は2万5,000円〜」のどちらかを飲食店が選べるような仕組みとすることを決定しました。

関連記事
「まん防」でも20時まで酒類提供可能に 東京都

Q4. 時短要請を破って営業するとどうなる?

「新型インフルエンザ等対策特別措置法」の改正法が昨年4月に施行されました。

このいわゆる「改正特措法」によって、まん延防止等重点措置と緊急事態宣言の期間中に時短要請を守らなっかた場合、緊急事態宣言では

  • 命令に応じない場合:30万円以下
  • 立ち入り検査を拒否した場合:20万円以下

まん延防止等重点措置では

  • 命令に応じない場合:20万円以下
  • 立ち入り検査を拒否した場合:20万円以下

の罰金が科せられます。

実際に昨年7月に時短命令に従わなかったとして4つの東京都の飲食店に罰金25万円が科せられました。

今回もこの法律が適用されます

まん延防止等重点措置発令…店舗事業者がすべきことは?

まん延防止等重点措置が発令された今こそ読みたい、飲食店百貨店など実店舗にとって役立つ記事5選をご紹介します。

1. 今こそ取り組みたいオンライン施策6選

まん延防止等重点措置の発令により「外出した先でふらっと飲食店に入る」といった来店動機が減ることから、これまで以上に「オンライン」でお店の情報を知ってもらうことが重要となります。そこでこの記事では、Google マイビジネス、飲食店向け口コミサイトYahoo!プレイスなど今活用すべき無料Webツールについて解説しています。

2. 飲食店のコロナ禍での集客方法

コロナ禍で飲食店が取り組むと効果的な集客方法を紹介しています。テイクアウトデリバリーなど、コロナ禍でも好調な業態について、成功事例も交えて解説しています。

3. クラウドファンディングを飲食店が始める際の3つのポイント

コロナ禍でいかに資金調達するかは、飲食店にとって課題のひとつです。この記事では事例も紹介しつつ、昨年注目が集まったクラウドファンディングを成功させるためのポイントを解説しています。

4. 「応援消費」とは?店舗が消費者に「応援」してもらうには

苦境に陥る店舗を助けようと「応援消費」が盛り上がりを見せています。今回の宣言でさらに「応援消費」が注目される可能性もあります。この記事では成功させるためのコツを解説しています。

5. 「百貨店は終わった」アフターコロナの百貨店・小売店のあり方とは?

この記事では、コロナ禍で変化する消費動向と百貨店の新しいあり方について扱っています。大丸・松坂屋を抱えるJ.フロント リテイリンググループで「大丸松坂屋カード」を手がけるJFRカード株式会社代表取締役社長の二之部守氏へのインタビューをまとめた記事です。

口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】


MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。

そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。

本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。

※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】


<参照>

内閣府:新型コロナウイルス感染症禍の外食産業の動向 ~需要側・供給側からの振り返り~
内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室:基本的対処方針に基づく対応
首相官邸:令和4年1月18日 まん延防止等重点措置の適用の要請等についての会見
NHK:緊急事態宣言 1回目の状況
NHK:緊急事態宣言 2回目の状況
NHK:3回目の緊急事態宣言 関連情報
NHK:4回目の緊急事態宣言 関連情報

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

関連するオススメ記事

    この記事の筆者

    口コミラボ編集部

    口コミラボ編集部

    口コミラボ編集部ではMEO対策、ローカルSEO対策、販売促進店舗の口コミデータをもとにしたコンテンツなどを配信しています。