Hotels.comのランキング「お客様が選ぶ人気宿アワード」とは | プラットフォームの特徴・受賞の意味・レビュー獲得のためにできることを解説

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ホテル予約サイトのHotels.com(ホテルズドットコム)では、ユーザーからのレビューを基にベストホテルアワードやスコアランキングを発表しており、アワード受賞一覧やランキング上位には、行き届いたサービスを提供する人気の宿泊施設が名を連ねています。 

事業者にとっては、アワードやランキングに掲載されれば効果的なプロモーションとなりますが、どのようにレビューを集めれば良いのか気になるところです。

この記事では、Hotels.comやお客様が選ぶ人気宿アワードの概要、特徴、レビューを増やすためのコツについて解説します。 

年に一度発表「お客様が選ぶ人気宿アワード」

Hotels.comでは、年に一度、ユーザーの口コミに基づき、満足度が高い宿泊施設を「お客様が選ぶ人気宿アワード」受賞施設として発表しています。 

「お客様が選ぶ人気宿アワード」で選出されたかどうかは、ユーザーが利用施設を選ぶ際の参考とされています。 

以下では、近年のお客様が選ぶ人気宿アワードにおける、日本国内の宿泊施設の結果について解説します。 

2018年は過去最多の日本の宿泊施設が選出

お客様が選ぶ人気宿アワード 2018では、最高の賞であるゴールドアワードを受賞した施設の数は国内で65軒となりました。この数字は過去最多です。 

65軒の宿泊施設がゴールドアワードを受賞したことにより、日本はアジア太平洋圏において2番目に受賞施設数が多い結果となりました。 

1位のハノイには一歩及びませんでしたが、この結果は日本の宿泊施設におけるおもてなしが徐々に評価されてきていることの表れとも言えます。 

2017年のノミネートでは日本の宿泊施設がアジア太平洋圏で最多に

お客様が選ぶ人気宿アワード 2017年にゴールドアワードを受賞した、国内の宿泊施設48軒で、アジア太平洋圏では最多のノミネートとなりました。 

中でも多くの宿泊施設が受賞している都市は東京、大阪、京都の3都市で、約20の都市にある宿泊施設がゴールドアワードを受賞しています。 

国別の受賞施設数ランキングでは、1位がアメリカの969施設、2位がイギリスの171施設、3位がイタリアの153施設となっており、アメリカが圧倒的大差をつけていることがわかります。

お客様が選ぶ人気宿アワード 2019の結果は ? 

お客様が選ぶ人気宿アワード 2019では、国内の63軒の宿泊施設がゴールドアワードに選出されています。 

2018年と比べるとわずかに受賞施設数が減少したものの、パレスホテル東京や京都フォーシスターズレジデンスは9.9の高スコアを獲得するなど、健闘しており宿泊業界における企業努力が身を結んだ結果となっています。 

お客様が選ぶ人気宿アワードでは、2018年以降、日本国内の宿泊施設についての評価は高い水準で推移しており、2020年の結果にも期待が高まっています。 

Hotels.comとは 

Hotels.comとは、世界最大級のホテル予約サイトで、ユーザーは同サイトを利用してホテルモーテルコテージなど、さまざまな宿泊施設を予約できます。 

ネット上で予約を完結させられる利便性の高さは、世界中で評価されており、多くのユーザーから支持されています。 

以下では、Hotels.comの特徴について解説します。

施設掲載数が多い 

Hotels.comのサービスは、親会社のExpedia、グループ会社のtrivago、Hotwireと並行して運営されており、豊富な業界経験に裏打ちされた、質の高いサービスを提供しています。 

複数のサービスをリンクさせて運営しているため、掲載施設数は非常に多く、数十万件にも及ぶ宿泊施設を掲載しています。 

掲載施設が充実していることによってユーザーはニーズに合致する宿泊施設を検索しやすく、Hotels.comの人気の要因となっています。 

Hotels.com Rewards™とクーポン 

Hotels.comでは、ユーザーがよりお得に宿泊できるよう、Hotels.com Rewards™とクーポンを設けています。 

Hotels.com Rewards™は、対象施設に10泊すると1泊分の無料宿泊が可能となるシステムです。 

また、クーポンにはオンライン決済においてクーポンコードを入力すると割引が適用される仕組みや会員限定のシークレットプライスシステムなどがあります。 

これらの機能を活用することで、ユーザーはよりリーズナブルに宿泊予約をすることが可能になります。 

事業者にとってのメリット:Partner Central 

事業者がHotels.comを利用するメリットは、多くのユーザーへのアプローチだけではありません。 

Hotels.comへ宿泊施設を掲載するためにExpedia Groupへの登録をすると利用できるPartner Centralも事業者が得られるメリットの1つです。 

Partner Centralでは、施設についてのプロモーションの他、収益管理や顧客への連絡を可能にするセルフサービスツールなどが利用できます。 

Partner Centralは事業運営についてのサポートとなるだけでなく、細やかなサービスの提供を助ける役目も持っています。 

レビューを増やし、アワードに選出されるのを目指す 

Hotels.comでは、レビューの件数もアワードの結果に影響すると考えられます。

アワードに掲載されれば、ユーザーの検索に引っかかりやすくなるだけでなく、質の高いサービスを提供する施設であるということの証明にもなります。 

以下では、レビューを増やすためのポイントについて解説します。 

Hotels.comに掲載していることを宿泊者に知らせる 

レビューを獲得するためにはHotels.comに施設を掲載していると宿泊客に知ってもらうことが必要不可欠です。 

エントランスやレセプション、客室のテーブルなど、宿泊客の目にとまりやすい位置にHotels.com掲載施設であることを示す案内を設けると良いでしょう。 

また、満足度の高い宿泊客ほど、口コミを投稿してくれる可能性が高くなる傾向があります。 

上記の2つのポイントをまとめると、Hotels.com掲載施設であることをアピールすること、宿泊客の顧客満足度を向上させることが、レビューを増やすためのポイントであると言えるでしょう。 

多くの写真を掲載する 

顧客満足度を向上させることがレビューを増やすために重要なポイントであるのは先述の通りですが、そのために全ての施設が取り組める対策はHotels.comやその他の予約サイト、施設ホームページ、SNSに多くの写真を掲載することです。

予約の時点では良い印象を抱いていた宿泊施設に対して、イメージが悪くなってしまう要因にはさまざまなものがありますが、中でも多いのが訪問前のイメージと実際に訪問した際の印象の乖離によるものです。

つまり、予約を検討しているユーザーに対して、どれほど明確に、かつ実際の宿泊施設に近いイメージを持たせることができるかが重要です。 

ランキングを意識して宣伝を 

Hotels.comでは、お客様が選ぶ人気宿アワードやレビューのスコアランキングを掲載しており、アワードには一流のサービスを提供する宿泊施設が名を連ねています。 

Hotels.comに施設情報を掲載している宿泊施設にとって、アワードやランキングに掲載されることは、この上ない名誉であり、常に質の高いサービスを提供していることの証明にもなります。 

また、アワードやランキングに掲載されれば、ユーザーに対する訴求力もぐっと向上し、大きな宣伝効果を得られるでしょう。

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    口コミラボ編集部

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