空き客室を就活生向けに販売。吉祥寺東急REIホテルの「学生応援デイユースプラン」取り組み事例

新型コロナウイルスの流行後、多くの宿泊施設ではテレワークプランや長期滞在プランなどを用意するなど、観光以外での集客をねらう取り組みが続けられています。

そんな中、コロナ禍で増えたオンライン就活の需要を取り組む商品として、吉祥寺東急REIホテルでは学生向け日中滞在プラン「学生応援デイユースプラン」を販売しています。

このプランは1時間1,000円から利用可能で、利用者はインターネット環境の整備された静かな客室でオンラインでの面接や講義、試験などに臨めます。

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最大10時間滞在可能、LEDリングライトの貸し出しもあり

学生応援デイユースプランは、8時から18時の最短1時間から最長10時間、1時間1,000円で利用できます。

客室にはインターネット環境が整備されており、PCを持ち込むことでオンラインでの面接や講義、試験などに快適な環境で臨めることが特長です。

また、客室にはスマートフォンスタンド付きのLEDリングライトが備えられており、カメラの背面に光源を設けて顔を照らすと映りが良くなるため、LEDリングライトはオンライン面接での印象向上に役立ちます。

吉祥寺東急REIホテルの近辺には大学や専門学校が多く、学生がオンライン面接などに対応できる環境の需要が大きいことから、今回のプランは需要に即した集客方法として注目されています。

宿泊施設が観光以外での集客をねらう例としては、ほかにもテレワークプランや長期滞在プランなどが挙げられます。

たとえばアパホテルでは、8時から19時まで客室を日帰り利用できる「テレワーク応援プラン」を提供しています。客室にはインターネット環境や大型テレビ、お茶セットなどが用意されており、落ち着いた環境でテレワークに取り組めます。

またドーミーインでは、4〜29泊の「ウィークリープラン」や30〜31泊の「マンスリープラン」を提供しています。プランによっては朝食が付いており、一部天然温泉も備えられたホテルで腰を据えて仕事に取り組めることが特長です。

国内外の観光が完全回復するその時まで生き残るために、こうしたコロナ禍で発生した需要を取り込む施策は非常に重要なものとなるでしょう。

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