Twitterは9月9日から「コミュニティ」機能のテスト提供を開始しました。このテスト提供は、現在のところ英語圏限定となっています。
共通の関心事でつながるTwitterの新機能「コミュニティ」
共通の関心事を持っているユーザー同士が簡単につながれることを目指した機能で、トピックごとの「コミュニティスペース」に参加することで、コミュニティ内の人びとに直接ツイートできます。
Twitterによれば、現在コミュニティのトピックは「犬、天気、スキンケア」など比較的多くのユーザーを包含するようなものを中心に展開されています。
この機能は現段階では制限がかけられていて、多くのユーザーはコミュニティを開始するまでに数か月の時間を要する見込みです。
やりとりはメンバー以外でも閲覧可
コミュニティのツイートは、コミュニティに属していない人にも公開されますが、ツイートに対して返信できるのはコミュニティのメンバーに限定されるということです。また通常のツイート同様に、引用することもできます。
内容が不適切である場合には、コミュニティ外のメンバーでも問題を報告できます。
Twitterでは安全性の担保に向け、問題のあるコミュニティを積極的に特定できるようなフローとアクションに取り組んでいるということです。
<参照>
Twitterのコミュニティについて | Twitter ヘルプ
ありそうでなかった機能、今後に注目
従来InstagramやTwitterで自分と趣味嗜好が同じ人とつながりたい場合、専用のアカウントをつくって運営したり、キーワードで検索してユーザーを探したりする必要がありました。
対して現在テスト中の「コミュニティ」は、同じ嗜好をもつ人々と気軽につながって直接やり取りできる点で目新しい機能です。
Twitterは以前、出来事や感じたことなどを24時間限定でユーザーと共有できる「フリート」機能を公開しましたが、1年たらずでサービスを終了しました。サービス終了の理由には、消極的ユーザーを活性化するという効果をじゅうぶんに得られなかったこと、InstagramやFacebookの「ストーリーズ」とよく似ており差別化をはかれなかったことなどが挙げられます。
「コミュニティ」はフリートと異なり、これまでTwitterはもちろんInstagramにもなかった機能です。感染症の流行でリアルでの交流機会が制限を受ける中で、Twitterの提供するコミュニティ機能が、どのようにユーザーの安全性を確保しながら成長していくのかは要注目でしょう。
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<参照>
ツイッターがついに「コミュニティ」機能導入、簡単に共通の関心事でつながれるように | TechCrunch Japan
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