若者に人気のTikTokは、SNSツールとして注目されています。
自店舗のサービスや料理をTikTokにアップすれば、宣伝効果が見込めるため集客につながります。
本記事では、TikTokとは何かを解説し、TikTokへの投稿方法やリスクの紹介をしてきます。
TikTokとは|若者に人気の動画投稿アプリ
ここからはTikTokの基本情報や、特徴、機能を説明していきます。またTikTokの発信力を解説し、事業者がTikTokを使用して宣伝するメリットを紹介していきます。
TikTokの基本情報
TikTokは15秒から1分ほどの短尺動画が投稿できるプラットフォームです。バイトダンスという中国企業が運営しており、世界最大のユニコーン企業です。TikTokは2017年から運営を開始しています。
TikTokの機能
TikTokは主に3つの機能があります。1つは短尺動画の閲覧が行え、フォローしユーザーと、TikTokの運営側が選んだおすすめ動画に分け閲覧できます。2つ目は、動画の作成と投稿です。TikTokのエフェクトやフィルターを使用して、短尺動画が撮影できます。
3つ目の機能は、SNS的交流ができることです。TikTokには動画に対し視聴するユーザーがコメントを付けられる機能が存在し、コメント欄では不特定多数のユーザーと交流ができます。
TikTokの特徴と発信力/若者人気抜群のSNS
Twitterは主に文字の投稿、Instagramは主に写真の投稿がメインのSNSです。同じようにTikTokはショート動画の投稿がメインとなります。利用ユーザーは主に若者で、最近ではテレビCMやメディアを通じて若者以外の層にも普及が図られています。
App Storeでは100万近くのダウンロード数を誇っており、日本だけでなく、アメリカ、東南アジア等でも人気のSNSです。
TikTokの運用方法
ここからは、TikTokの動画をどのように投稿するのかを解説していきます。また、話題になる動画の撮り方を写真入りで解説していきます。1. TikTokのアプリを入れる
TikTokに動画を投稿するには、まずTikTokのアプリをインストールする必要があります。App storeもしくはGoogle storeから入手できるため、インストールします。2. 動画を撮る
インストールが完了したら、TikTokのホーム画面下部にある+ボタンをタップします。次に、15秒もしくは60秒のどちらかを選択し、動画を撮影します。
続いて、自分の好みに合わせてエフェクトを選択します。
最後に画面の下にある赤い投稿ボタンを押して、投稿完了です。
3. 「バズる」動画の撮り方
TikTokでは「おすすめ」の動画として選ばれると、自分のフォロワー以外にも積極的に動画視聴が行われます。
ただ「おすすめ」の動画に載る方法は、未公開とされているため絶対的な方法はありません。しかし短時間でたくさんのLIkeがつくことや、LIke率が高いことも重要とされます。
こうした点から、流行のハッシュタグをつけたり、他のユーザーとは違う独自のハッシュタグをつけた差別化が有効な手立てとなると考えられます。
他にも定期的に動画を上げると、運営側から優良ユーザーとみなされるので、こうした取り組みもおすすめに選ばれる可能性を高めてくれるでしょう。
TikTokの危険性と対策
TikTokは手軽に動画を上げることができるため、多くの人に見てもらえるチャンスの場ともいえます。しかし同時に、SNSならではの危険性もあります。ここではTikTokの危険性を解説していきます。また、リスクを減らす対策についても紹介していきます。
1. ネガティブなコメント
自店舗を宣伝しようと思って、TikTokに動画を投稿してもその動画にネガティブなコメントがつくこともあります。その結果、宣伝動画が裏目に出て店の評判を落としてしまうことにもつながります。ネガティブなコメントに対する解決方法については、コメントができないように設定したり、コメントできる人を制限すると良いでしょう。
2. 不適切な拡散
TikTokでは、投稿した動画がYouTubeなどの他サイトに転載され、思いがけず拡散される恐れがあります。
前向きな拡散であれば問題ありませんが、時にはマイナスなコメントとともに拡散される可能性もあります。
動画のダウンロードを禁止することもできますが、ネットユーザーは膨大な人数存在し、思いがけない拡散は避けらないといえるでしょう。コンテンツが本来の文脈から離れて解釈され、評判を損ねる危険性が伴います。
3. 個人情報が狙われる
投稿動画に映りこんだ動画から、個人情報が取得される危険もあります。他にも店内で撮影した場合は、店内にいる顧客の顔や顧客に見せたくないものなどが映りこんでしまう恐れもあります。
個人情報が不本意な形でアップされる前に、動画をチェックしたり、撮影前に映っていけないものがないか確認するなどの対策が重要となります。
TikTok を活用した宣伝事例「ポッキー何本分体操」(江崎グリコ)
「江崎グリコ」は、ポッキーの日の11月11日に合わせてポッキー何本分体操と題してプロモーションを仕掛けました。「#ポッキー何本分体操」をつけたハッシュタグチャレンジが呼びかけられ、ユーザーが楽しめるように音源の設定とダンスの要素を15秒の中に組み込みました。
同動画はわずか5日で2万本以上の動画が投稿され、大成功をおさめています。
このようにTikTokを使用することで、ポッキーの日を盛り上げ、ポッキーの宣伝につながりました。
リスク管理も意識してTikTokを用いた集客を
TikTokは、若い世代を中心に人気を博しているSNSです。簡単に動画を作成、投稿できるため、誰でも簡単に自店舗の宣伝ができます。
一方でネガティブなコメントや、思いがけない拡散なども想定されるため、リスク管理を行いながら上手に活用していくことが大切です。
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