Instagramを運用するにあたって自動で※投稿できるようにしたいという方もいるでしょう。
こうした便利な投稿を行うには方法がいくつかあり、1番良い方法はどれかわからない方も多いのではないでしょうか?
本記事では、Instagramで自動投稿を行う方法、さらには自動投稿ツールの選び方とおすすめ3選を紹介します。
※なお、本記事では、「自動投稿」を「予約をしておいて自動で投稿する」あるいは「他ツールなどと連携して自動で投稿する」といった機能と定義します。例えば、AIなどを活用して「完全に人の手を離れた状態」の自動投稿という意味ではありませんので、ご注意ください。
Instagramで自動投稿を行う方法とは?
Instagramでは、2022年11月に新たに実装された自動予約投稿機能を活用する、または公式か外部企業が提供する自動投稿ツールを活用して自動投稿をすることができます。それぞれの方法を解説します。
公式アプリに「自動予約投稿機能」が追加!
2022年11月、Instagramを運営するMeta社(旧:Facebook社)は、公式アプリに自動予約投稿機能が追加されたことを発表しました。公式ツイートによると、プロアカウント(クリエイターアカウント・ビジネスアカウント)は最大75日先まで投稿日を設定し、自動投稿できるようになります。
Plan ahead 📅
— Instagram (@instagram) November 8, 2022
Creators and business accounts can now schedule posts up to 75 days out.
Available on Android (iOS coming soon) 🤩 pic.twitter.com/kuSbwqCCNR
公式アプリの投稿画面で自動投稿を設定できるのは手軽で魅力的ですが、2022年12月時点ではAndroidでしか利用することができません。「iOS」については、近日公開が予定されています。
自動投稿ツールの活用もおすすめ
公式アプリの自動予約投稿機能がまだ使えない場合や、プロアカウントへの切り替えをしていない場合は、自動投稿ツールを活用するのがおすすめ。
自動投稿ツールは、自身のInstagramのアカウントを連携して利用できる、外部ツールのこと。
公式アプリとは別であるため、外部のアプリやサイトを起動する手間はかかります。しかし、Meta社が提供する公式ツールや提供元が信頼できるツールであれば、スムーズに設定できるでしょう。
また中にはInstagramだけでなくTwitterやFacebookなど、他の主要SNSの自動投稿にも対応しているツールも。自動投稿ツールの活用により、SNS運用を効率化できます。
ただし、サードパーティー(外部の企業)が提供するツールを使う場合、セキュリティにはくれぐれもご注意を。また、将来的にMeta社によって利用が制限される可能性もあるため、注意が必要です。
Instagramの自動投稿を設定できるツールは多数存在するため、自社にあったものを選びたいところ。自動投稿ツールの選び方を3つ紹介します。
選ぶポイント1.Instagramに対応しているか
自動投稿ツールは、Instagram以外にもTwitterなどに対応しているものもあります。自動投稿ツールによって対応しているSNSが異なるため、まずはInstagramに対応しているかを確認しましょう。
また、Instagramだけでなく、他のSNSも合わせて自動投稿を設定したい場合は、自社が運営するSNSにできるだけ多く対応しているツールを検討します。投稿や管理作業を一元化でき、より効率的な運用を実現できるでしょう。
選ぶポイント2.目的に合った機能があるか
自動投稿ツールは、自動投稿ができる以外の機能が備わっていることもあります。たとえば、、競合追跡や投稿後の分析までワンストップでできる、フォロワーの属性を分析できるなどツールによって多種多様です。
Instagram運用の課題や自動投稿ツール導入の目的に合わせて、必要な機能が過不足なく備わったツールを選ぶと失敗は少ないでしょう。
選ぶポイント3.費用は予算内か
外部の企業が提供するツールの場合、月額費用がかかることもあります。基本的に多機能なツールほど費用が高くなる傾向です。必要な機能を決めた上で、予算内で運用できるツールを選定しましょう。
費用をかけずに自動投稿したい場合は、Meta社が提供する公式ツールがおすすめ。無料の外部ツールも中にはありますが、利用機能や月ごとの投稿数などが制限されることがあるので注意が必要です。
Instagramの自動投稿ができるおすすめツール3選
ここでは、Instagramの自動投稿ができる代表的なツールを3つ紹介します。
1. Meta Business Suite
Meta Business Suiteは、Meta社が無料で提供するFacebookページとInstagramアカウントの統合管理ツール。投稿とストーリーズの作成や自動投稿、インサイトやアクティビティの確認などを1箇所でできるのが特徴です。
デスクトップに加えて、モバイルアプリでも利用でき、場所を選ばずにInstagramの自動投稿や管理を完結できるのも魅力の1つ。公式の無料ツールなので、使える機能や投稿数などに制限がかかることもありません。
Meta Business Suiteを使えば、下記の手順で簡単に自動投稿を設定できます。ただし、利用にはFacebookページの作成および連携が必要です。
- ホーム画面で「投稿を作成」をクリック
- 自動投稿したいInstagramアカウントにチェックを入れる
- 投稿を作成
- スケジュールオプションで「日時を指定」を選択
- 自動投稿したい日時を指定して完了
2. Hootsuite
Hootsuiteは、InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSをダッシュボードで投稿・管理できるツールです。
「パブリッシャー」という機能で、投稿の自動投稿を設定できます。カレンダービューで投稿のスケジュールを視覚的に登録、管理できることも強みの1つです。
さらに有料版では、アクセス解析を通して、市場動向や世代ごとの購買意欲などのマーケティングに役立つ情報を収集できます。Instagramをマーケティングツールとして本格的に活用したい企業に最適なツールでしょう。Hootsuiteは、無制限の無料プランはありませんが、30日間無料でお試しが可能です。
Hootsuiteで自動投稿を設定する手順は、下記のとおりです。
- ダッシュボードで「コンポーズ」を選択
- Instagramの投稿を作成
- 「予約投稿」を選択し、日時を指定
- 「スケジュール」をクリックして完了
3. Buffer
Bufferは、複数SNSアカウントの投稿を管理できるツールです。InstagramやTwitter、Facebook、LinkedInなど、さまざまなSNSに対応しています。
フリープランでは、3アカウントまで無料で管理が可能です。有料プランと比べると使える機能は制限されますが、各SNSの管理や自動投稿などは無料で利用できるため、「基本的なInstagram運用ができればいい」「まずは無料で自動投稿をしてみたい」などという方にぴったりです。
有料プラン(60ドル〜/年)では、投稿の分析・レポート機能を使った細かな分析が可能に。まずは無料で試してみて、気に入ったら有料プランへ移行するのもいいでしょう。
自動投稿は、以下の手順で設定することができます。
- 自動投稿したいInstagramアカウントをクリック
- 投稿を作成
- 投稿タイミングを「Scedule Post」に指定
- 自動投稿したい日時を指定して完了
自動投稿ツールでInstagram運用を効率的に
自動投稿機能やツールを活用すれば、投稿時間に合わせて手動で投稿する手間を削減できます。
「最適なタイミングで漏れなく投稿していきたい」と考えているのであれば、本記事で紹介した方法で自動投稿を設定してみてください。
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