近年の消費行動はSNSの影響が非常に大きくなっているため、多くの企業が公式アカウントを開設し、SNSを活用した情報発信が積極的に行われています。
本記事では、SNSマーケティングとして注目されているFacebookの活用方法と、多くのフォロワーを集めて高い宣伝効果を発揮しているアカウントを紹介します。
※2021年1月、Facebookページへの「いいね!」ボタンの削除が発表されました。今後フォロー機能のみが残り、ページのファンはフォロワー数として表示されます。「いいね!」はフォローに自動的に置き換えられることになっています(2021年1月28日追記)
レジャー施設のFacebook活用事例
国内の代表的なレジャー施設とそれぞれの公式Facebookアカウントの活用方法について紹介します。
Facebookを使った効果的な集客方法とは?メリット・コツ・広告を解説
SNSの中でもFacebookは、長文の投稿が可能であるという特徴があります。Twitterは140文字、Instagramは写真を投稿することがメインのSNSであるため、長文を記載すると改行が無くなったり、読みにくくなるというデメリットがあります。
事例1:東京ディズニーリゾート
東京ディズニーリゾートでは、園内のプロモーションビデオとして360度動画コンテンツを投稿しています。これは通常の動画と異なり、閲覧者の意思で視点が操作できる点が特徴です。この動画では、人気キャラクターを登場させて閲覧者に視点移動の活用を促す仕掛けを施したり、空を飛んでいるかのような映像と音楽を活用したりすることで、両パーク内の雰囲気を余すことなく伝えています。こうした高度な「動画」コンテンツを仕上げるには専用の機材や編集技術が必要ですが、360度「写真」を利用すれば、誰でも気軽にFacebookページに投稿できます。Facebook:東京ディズニーリゾートによる投稿
事例2:富士急ハイランド
富士急ハイランドは、「新しい絶叫スタイルお手本乗車」と題した動画を投稿し、大きな反響を集めました。 富士急ハイランド社長と富士急行社長の2人を名物アトラクションのFUJIYAMAに乗せた様子の動画ですが、2人が真顔かつ無言で乗車している様子のシュールさが話題となりました。 社長たちを起用した人選や真顔での乗車など、これまでのCMやプロモーションにはなかった要素を取り入れることで、短い動画ながら閲覧者の印象に強く残るコンテンツとして成功しています。Facebook:富士急ハイランドによる投稿
事例3:ほったらかしキャンプ場
山梨県山梨市に位置する「ほったかしキャンプ場」は標高700mに位置するキャンプ場で、隣接する「ほったらかし温泉」とともに有名な観光スポットとなっています。 区画サイトやフリーサイト、小屋付きサイトなど、利用者のニーズにあわせてさまざまなキャンプサイトが用意されています。 冷暖房完備のログキャビンやウォシュレット付きのトイレ、炊飯場、貸し出し用キャンピングカーなどの充実した設備を用意しつつも、利用するかどうかは利用者任せというスタイルが人気です。 Facebook上では美しい自然の風景などの写真投稿や、コメントへの返信を通じた利用者との交流などが積極的に行われています。Facebook:ほったらかしキャンプ場による投稿
事例4:京都水族館
京都水族館では動物たちの愛らしい様子を写真や動画で撮影し、Facebook上で投稿しています。 Facebookをきっかけに同水族館を知った人々が実際に足を運ぶよう、投稿にはさまざまな工夫が施されています。動物の写真だけでなく、クイズ形式の投稿や、水族館に関連する雑学、飼育員の紹介、水族館の宣伝などをバランス良く組み合わせることで、見る人を飽きさせずに水族館の魅力をさまざまな角度から伝えています。 新たな発見や驚きを与え、興味関心を引き出すような投稿をすることで、実際に訪れたいという気持ちを高め、集客につなげています。Facebook:京都水族館による投稿
事例5:スパリゾートハワイアンズ
スパリゾートハワイアンズは、ホテル、ステージショー、プール、温泉などからなる5つのテーマパークと3つの宿泊施設を有する総合レジャー施設です。 Facebook上では各施設の案内はもちろん、特にショーを彩るフラガールに関するコンテンツを発信しています。フラガールの写真や動画を掲載し、多くの人々にフラダンスの魅力を伝えています。 定期的に投稿したり利用者から寄せられたコメントに対して「いいね!」をするなど、積極的な活動で着実にフォロワー数を増やしています。Facebook:スパリゾートハワイアンズによる投稿
Facebookページとは?
Facebookには、個人名で作成する通常のページと、法人やグループ名などを名前に設定して開設できる「Facebookページ」と呼ばれる2種類があります。 ここでは、主に企業などが利用するFacebookページの特徴や活用方法、通常の個人アカウントとの違いについて紹介します。無料で使えるFacebookページは中高年層へのアプローチが得意
Facebookページは無料で開設でき、複数のメンバーと共同で投稿や編集が可能です。また、アクセス数や「いいね!」数などを調べられるインサイト機能が充実しています。 ほかにも個人アカウントと異なる点として、ページ閲覧者がFacebookアカウントを持っていなくても閲覧できることが特徴に挙げられます。誰でも閲覧できるため、企業のホームページとしての役割をもたせることもできます。 企業アカウント側から個人アカウントに対して個別にアプローチすることはできませんが、例外的に、投稿内容に対して一般ユーザーから送られた返信にさらにコメントを返したり、「いいね!」を送ったりすることは可能です。また「いいね!」がたくさんあるほど、そのページへの信頼度も高くなります。他のSNSとの使い分けをする際は、国内でのFacebookの主要利用者層に注目することが大切です。 Facebookは中高年層の利用が中心で、他のSNSと比べると若者の利用率が少ない傾向にあるため、対象となる年代を意識し、投稿内容を工夫する必要があります。
Facebookで口コミを集める方法
FacebookやTwitter、Instagramなど世界中で日々利用されているSNSは、多くの企業がビジネスにも活用するツールです。SNSにはそれぞれ異なる特徴があり、投稿内容やコミュニケーションの取り方も違います。世界最大のSNSといわれるFacebookをビジネスで使用するためには、その機能やほかSNSとの違い、メリットを事前に知っておくことより効率的に良質な口コミを集めることができるでしょう。今回は、Facebookのビジネス活用のなかでも、集客と売り上げを左右する口コミの集め方...
Facebookページの作成方法
Facebookページの作成のためには、まず個人アカウントの作成が必要になります。 個人アカウントでログインしたうえで新規のページ作成を開始し、ページ名、カテゴリ、詳細、画像など必要な情報を埋めることでFacebookページが簡単に開設できます。 事業内容や連絡先、営業時間などの詳細な情報を加えることでより充実した質の高いページになります。Facebook活用時は更新頻度に注意
Facebookは情報の更新頻度が非常に重要になる媒体です。利用者は最新の情報を獲得するためにFacebookを閲覧しています。期待に沿う情報を提供し続けるには、一度アカウントを作って投稿をしたら終わりにするのではなく、利用者のニーズを調査して、週に数回のペースでニーズに合った投稿を続けていく必要があります。更新日時が古い場合、現在も記載内容と同じ状況であるのかがユーザー側からわからず、Facebookページに書いてある情報の信頼性が下がってしまうことにもなりかねません。
また、コメントの返信にも注意が必要です。コメントに迅速に返答することで、利用者側の「企業がきちんと意見を聞いてくれている」という印象につながります。
一つひとつのコメントに返答するには時間や手間がかかってしまうため、コメントをしてくれた利用者に平等な対応が取れるよう、大まかな返信のマニュアルなどを用意しておくといいでしょう。
SNSマーケティングのポイントとは|UGCを促しユーザーと接点をもつコツ・事例
Facebook(フェイスブック)、
事例を参考に自社に合ったFacebookページの投稿を
近年注目されているSNSマーケティングの一環として、無料で開設できるFacebookの活用が重要になっています。Facebookページの特徴をおさえ、継続的に運用できる環境を整えることが大切です。 端的な文章と写真、動画を組み合わせ、独自性をもたせつつも閲覧者を飽きさせないバランスの良い投稿を心がけることで、フォロワーの増加と集客アップへの効果が期待できます。口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年11月版 Googleマップ・MEOまとめ】
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、主に2024年11月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
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→写真・PDFからメニュー名を文字起こしする機能が実装 ほか【2024年11月版 Googleマップ・MEOまとめ】