店舗と生活者をつなぐコミュニケーションプラットフォーム「LocalONE(ローカルワン)」が実施した「口コミ投稿に関する意識調査」によると、20代は他の世代と比較し「Google」を参考にしている人が特に多いことが分かりました。
また飲食店などの口コミを投稿したことがある人は、若い世代ほど割合が多いことも分かりました。
LocalONE、口コミ投稿に関する意識調査を実施
コミュニケーションプラットフォーム「LocalONE」を運営するONE COMPATHは、「口コミ投稿に関する意識調査」を実施し、その結果を発表しました。
調査は同社が運営する「シュフーポイント」会員の全年齢層の男女を対象に2022年12月10日~16日に行われ、6,660人から有効回答を得ました。
20代以下の1位は「Google」 グルメサイトを上回る
口コミを参考にしたことがあるメディアについて質問したところ、20代以下の1位は「Google」(42.2%)で、他メディアに10ポイント以上の差をつけました。
また、40・50・60代のトップは「食べログ、ぐるなびなどのグルメサイト」となりました。
全体では「食べログ、ぐるなびなどのグルメサイト」(35.3%)が1位となり、「Google」(30.4%)、「ECサイトの口コミ」(29.2%)が続きました。
4人に1人が飲食店への口コミ投稿経験あり 若い世代が中心
調査では、実際に口コミを投稿したことがあるかどうか、「飲食店」「美容サロン・整体」「スーパーマーケット」の3カテゴリに分類して質問しました。
「飲食店」では4人に1人(26.2%)が口コミを投稿したことがあると回答し、投稿先のメディアは1位が「グルメサイト」(13.4%)、2位「Google」(11.3%)、3位「Yahoo!」(7.9%)でした。なお年代別では20代以下では36.3%だったいっぽうで、60代以上は20.6%にとどまりました。
「美容サロン・整体」では全体の18.7%が口コミ投稿したことがあると回答し、年代別では20代以下が36.3%だったいっぽうで、60代以上は10.3%と差が開いています。投稿先のメディアは全体1位が「サロンサイト」(9.0%)で、20代以下では1位が「Google」(17.0%)、2位「サロンサイト」(15.0%)となりました。
いっぽう「スーパーマーケット」で口コミ投稿したことがある人は15.9%にとどまり、「飲食店」よりも10ポイント以上少ない結果になりました。年代別で見ると、ここでも20代以下が27.8%と多く、60代以上は13.2%にとどまりました。
3カテゴリいずれでも、口コミ投稿の経験がある人は、若い世代ほど割合が多いことが分かります。
20代以下は口コミで「ポジティブな自分の体験を共有したい」
「飲食店」に口コミを投稿するモチベーションで最も多かったのは、「他の人にもおすすめしたいから」 (34.8%)となりました。続いて「クーポンや割引券などの特典があるから」(20.3%)、「普段からその店舗を応援しているから」(17.6%)となりました。一方、「具体的に改善してほしいことがあるから」と答えた人も約1割(10.4%)いました。
また、20代以下では全体と比較して「ポジティブな自分の体験を共有したいから」の割合が高いことがわかりました(全体:7.4% / 20代以下:14.4%)。「食べた料理が美味しくて、この場所にあると共有したかった」(20代男性)など共有したい意向が強いのは、SNSに慣れ親しむ世代ならではの結果といえそうです。
さらに、20代以下は「クーポンや割引券などの特典があるから」とする人の割合が低いこともわかりました(全体:20.3% / 20代以下:7.2%)。
<参照>
PR TIMES:口コミ投稿に関する意識調査【「LocalONE」調べ】
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