トリップアドバイザー 不正レビューは"わずか4.4%"うち72%は掲載前に摘発と発表

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トリップアドバイザーは4月11日、「口コミの透明性に関するレポート」第3版をリリースしました。

2022年にトリップアドバイザーに寄せられた投稿の数は3,020万件で、そのうち偽物または不正であると判断されたのは4.4%だったと公表しました。


トリップアドバイザー、「口コミの透明性に関するレポート」第3版を発表

旅行プラットフォームトリップアドバイザーは、2年に1度「口コミの透明性に関するレポート」をリリースしています。

同社は4月11日、このレポートの第3版をリリースしたことを発表しました。

フェイクレビューは全体の4.4%

新型コロナウイルス感染症の世界的大流行が収束しつつあるなか、旅行や外食をする人の数が本格的に回復してきたこともあり、2022年にトリップアドバイザーに寄せられた投稿は3,020万件にのぼりました。

これは前回の同レポートが発表された2020年から、20%増加しています。

2022年に寄せられた3,020万件の投稿のうち、偽物または不正であると判断された投稿は全体の"わずか"4.4%(130万件)だったと明らかにしています。

またこのうち72%は、投稿が公開される前に却下されました。これは2020年の67%から増加しています。

有料レビュー会社関連では約2.5万件を削除

偽物または不正な口コミのなかには、有料レビュー会社によるものもあり、ユーザーの信頼に悪影響を及ぼします。

2022年にトリップアドバイザーが削除した有料レビュー会社関連の口コミの数は、2万4,521件でした。

そのほぼ半分は同じ6つの国(インド、ロシア、米国、トルコ、イタリア、ベトナム)からのものだったということです。

トリップアドバイザーには世界中の1,110万を超える施設が掲載されていて、2022年には3万3,000を超える施設に不正行為によるランキングペナルティを適用し、341件の警告バッジを発行したとしています。

<参照>

Tripadvisor:Tripadvisor’s Review Transparency Report reveals just 4.4% of listings found to be fake

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