コロナ禍の「ホームセンター」消費動向は?カインズ・コーナンが支持される理由

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ホームセンターの需要の変化

ソフトブレーン・フィールド株式会社は、アンケートモニター「マルチプルID-POS購買理由データPoint of Buy (R)」から、コロナ禍における「ホームセンター」の消費者行動分析を行いました。

同調査は、2020年1月7日~11日に実施され、ホームセンターの利用についてPOB会員3,788人の回答をまとめています。

▲「ホームセンター」の消費者行動分析:ソフトブレーン・フィールド株式会社
▲「ホームセンター」の消費者行動分析:ソフトブレーン・フィールド株式会社

利用者は全体の60.4%

直近半年以内にホームセンターを利用した人は2,288人で全体の60.4%でした。誰と来店するか聞いたところ、53.2%が「一人で」とあり、コロナ禍を配慮して少人数で来店する傾向があると推測されます。

日常的に利用されているホームセンターで重視する点は、「自宅から近い・アクセスがよい」で64.2%となっています。

外出自粛でDIY・園芸ブーム

購入したカテゴリーは「日用品」が77.1%で最多、続いて「掃除・洗濯・バス用品」が49.0%、「キッチン雑貨」が41.3%です。ほかにも外出自粛によってDIYやガーデニングなどがブームとなり、それぞれ3割以上が購入したと回答する結果となりました。

商品に関しては、全体的に高品質・低価格なプライベート・ブランドを支持する傾向があるようです。

カインズ・コーナンが支持される理由

カインズコーナンにおける利用者は、20年1~3月と7~9月を比較すると30代以下が増加する傾向がみられました。

新型コロナウイルスの流行が追い風となり、今までホームセンターへ行く習慣がなかった、若年層の利用を取り込んでいるようです。

購入されたカテゴリーを見ると、コーナンは併設されている100円ショップの同時会計ができることから、日用品需要を多く取り込んでいるといいます。また、カインズはオリジナルのプライベートブランドが支持されたことで、日用品などに加えて食品や飲料、酒類の購入が上乗せされ客単価が高くなっていると予想されています。

外部リンク

ソフトブレーン・フィールドのプレスリリース
https://www.sbfield.co.jp/press/20210122-16265/

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