飲食店の予約状況、前月比145%
株式会社エビソルは、「飲食店の前年対比の予約状況」を調査しており、今回は2021年6月7日〜7月4日の4週間分を更新した6月度のレポートを公開しました。
前月比で145%、2019年同月比では60%となっています。
6月の一店舗あたり総予約数は99.2件
同調査は、飲食店向け予約管理システム「ebica」および「グルメサイトコントローラー」で予約を管理している約4,000店舗を対象に行っています。
全国の飲食店一店舗あたり6月の総予約数は99.2件、1日平均予約数は3.5件、前月比145%です。
2021年に入り一番少なかった5月と比較すると大幅に増加したといえますが、2019年同月比では60%にとどまっており、飲食店にとって回復といえる水準には達していない状況です。
大阪は前月比166%まで回復も、時短営業が続く
大阪の飲食店一店舗あたりの6月の総予約数は102.7件と全国平均を上回りました。1日平均予約数は3.7件です。
前月比166%であり、緊急事態宣言が解除された週には2019年同月との比較で予約数が6割台にまで回復しました。
それでも大阪は時短営業を継続しており、予約数や来店数は大きな変化は期待できない状況です。
低水準の東京は厳しい状況
東京の6月の総予約数は79.5件、1日平均予約数は2.8件との結果が出ており、この数字は前月比149%、2019年同月比では46%と半数以下となりました。
緊急事態宣言解除後も大きな予約の増加は見られず、7月に発令される再度の緊急事態宣言によってまた厳しい状況が続くと予想されます。
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株式会社エビソルのプレスリリース