外食時に「マスク置き場に迷う」58.3％、「飲食時以外はなるべくマスクを外さない」人は42.4％でマスク着用を重要視

「飲食時以外はなるべくマスクを外さない」人は42.4％

外食市場について調査・研究を行っている機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が、飲食店を利用する時に自ら行っている衛生面の対策や最近の外食時の印象についてアンケート調査を実施し、その結果を発表しています。

調査時期は、2020年7月31日から8月11日、調査対象は、首都圏・関西圏・東海圏に住む20～69歳の男女、有効回答数は10,305件です。

「飲食店で外食をする時、自身で行っている衛生対策はあるか」と聞いてみたところ、「飲食時以外はなるべくマスクを外さない」という回答が42.4％で最多です。次に「他の客と離れた席に座るようにする」「手指の消毒液を持参する」と続いています。

「特に対策を行っていない」という回答は8.3％で、少数派です。男女別で見ると、女性の方が何らかの衛生対策を多く行っていることが見えてきます。

多くの人がマスクをして飲食店を訪れるようになりましたが、店内での「マスクの置き方・置き場について迷うかどうか」と聞くと、「非常にそう思う」「まあそう思う」と答えた人は、合わせて58.3％となっています。半数以上の人が店内でのマスクの扱いに迷っていることがわかります。

実際に飲食店でマスクをどう置いているか、方法を聞いてみると「カバンやポーチなどにしまう」が42.1％で1位となっています。2位は「ポケットに入れる」、3位は「テーブルやカウンターの上に置く」です。

女性からは「カバンやポーチなどにしまう」の回答が多く、男性からは「ポケットに入れる」「テーブルやカウンターの上に置く」の回答が多い結果となり、マスクの扱いについて男女で大きな差があることが見えてきます。

店内でのマスクの置き方について「机や席にマスクをかけられるフックなどがあったら使いたいか」と聞くと、「非常にそう思う」「まあそう思う」と答えた人は合わせて28.2％と少数派の結果です。

一方で、「使い捨てのビニール袋や封筒などの入れ物の配布があれば使いたいか」という質問では61.1％と多くなっています。

株式会社リクルートライフスタイル　プレスリリース
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