飲食店の2021年4月度平均予約件数と前年対比
株式会社エビソルは、「飲食店の前年対比の予約状況」4月度を5月14日に発表しています。
緊急事態宣言によりゴールデンウィーク流入が見込めなかったものの、昨年よりも飲食店の努力と消費者の工夫が見受けられると報告しています。
予約状況は前年比で約5倍に
同調査は、予約管理システム「ebica」「グルメサイトコントローラー」を利用している約4000店舗を対象に行い、今回2021年4月5日~5月9日の5週間分の最新情報を発表しています。
全国の飲食店1店舗当たりにおける4月度の総予約数は136.1件で、対前月比69%で、2月から3月にかけて2倍に伸長していた動きから減少に転じています。
1日平均予約数は3.9件で、こちらも減少です。一方、対前年同月比では総予約数は5倍増加しています。
4月25日に4都府県で緊急事態宣言が発令されたものの、前年よりも感染予防対策や店舗の増加、テイクアウト・デリバリーの導入などの企業努力に加え、消費者側でも営業時間の確認や事前予約など工夫したためと考えられます。
東京・大阪の予約状況
大阪の1店舗当たりの総予約数は104.7件、1日平均予約数は3.0件、東京は103.2件、1日平均予約数は2.9件で、いずれも前月比で落ち込み厳しい状況が続いています。
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株式会社エビソルのプレスリリース
https://www.ebica.jp/news/press/weekly-rsv20210514/