国内旅行「夏休み」「シルバーウィーク」に検討中が増加｜一方、新型コロナの不安払拭できず

国内旅行は夏休みから需要回復か

株式会社JTB（以下、JTB）および株式会社JTB総合研究所（以下、JTB総合研究所）は、「新型コロナウイルス感染拡大による、暮らしや心の変化および旅行再開に向けての意識調査（2020）」の調査結果を共同でまとめました。

JTBの調査は、全国に居住する15〜79才の男女を対象に2020年4月27日〜29日にインターネットにて行い、過去1年間に1回以上国内旅行または海外旅行に行ったと回答した人を抽出しています。

JTB総合研究所の調査は、全国に居住する20才以上の男女を対象に、初回の2020年2月21日〜27日から毎月行われ、5月までの調査結果が公表されています。

この調査では事前調査のうち「2020年中に国内・海外旅行のいずれか、または両方を予定・検討している」と回答した人の中から結果を抽出されています。

国内旅行に関しては、夏休みと9月の連休に実施したいとの回答が多くなりました。

「どのような状況になれば旅行や外出をするか」に対する回答では、「治療薬やワクチンの実証が終わってから」「全国の緊急事態宣言解除」「WHOの終息宣言」などの条件が挙げられています。

「旅行意向者がまだ予約を確定していない理由（国内/海外旅行別）に関しては、「新型コロナウイルスの不安がある」がもっとも多く挙げられています。

この回答からも引き続き新型コロナウイルスの感染状況に、大きな影響を受けるでしょう。

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