新型コロナウイルス感染症拡大の収束の見通しが見えず、感染拡大予防のために旅行などの移動を伴う行動にも自粛の意識が表れています。実際に、人々は旅行に対してどのような意識を持っているのでしょうか。
トラベルテック事業を展開するスタートアップ、attaが2021年9月1日から2日に実施した「国内旅行における意識調査」の結果から、人々のコロナ禍における旅行意識について解説します。
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自由に国内旅行、40.5%が「2022年」内の回答を選択
「自由に国内旅行に出かけられるようになるのはいつ頃になると思いますか?」の設問では、2021年10月以降を3か月ずつ区切った期間と、2024年以降、「該当するものはなし」で回答を集計しています。
その結果2024年以降を除く選択肢では、2022年7月〜9月という回答が14.9%、4月〜6月が12.7%と順に多くなっています。これらを含め2022年中を回答した比率は合計で40.5%になり、来年には自粛が解除され国内旅行に出かけられるようになると考えている人が一定数いることがわかりました。ワクチン接種の普及するタイミングについての見通し等が影響している可能性もあるでしょう。
また2023年中を選択した回答の合計は26.5%、2024年以降という回答は22.1%との結果が出ています。
40〜50代では「2022年4月〜6月」回答16%にのぼる 20〜30代の倍
年代別で回答を見てみると、20〜30代、40〜50代のいずれも「2024年以降」が最多です
40〜50代で続いて比率の高い回答を見てみると、16%が「2022年の4〜6月」に出かけられるようになると考えていると回答しています。この時期を回答した20〜30代は8%であり、比率にして倍の開きがあります。
20〜30代で2番めに多い回答を集めた時期は「2022年7〜9月」で15%でした。40〜50代でも同じく15%がこの時期を回答しています。
北海道・沖縄が人気集める
また、「自由に国内旅行が出かけられるようになったときにどの地域に旅行したいですか?」という旅先の質問に関する回答では、北海道が半数近くの最多で43.2%、次に沖縄県が38.4%で、中心から離れた観光地として以前から知名度のある地域が人気を集めました。
続いて支持を集めたのは関西、1都3県の南関東、九州北部となりました。
なお回答した人の居住エリアは、南関東が32.7%、北関東が5.0%、関西が17.8%、東海が12.4%、九州全体で7.6%、東北が5.0%などです。
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<参照>
国内旅行における意識調査を実施。自由に国内旅行に出かけられると思う時期は2024年以降、そのときに訪れたい旅先は北海道と沖縄が人気。|株式会社attaのプレスリリース