上場外食産業「月次売上高動向調査」対象50社で売上高の減少幅が8月比縮小（帝国データバンク）

9月の全店実績が上回ったのは62社中9社に

株式会社帝国データバンク（以下、TDB）が、「上場企業（外食産業）の月次売上高動向調査」を実施、上場外食産業における9月の売上高データを集計・分析し、その結果を10月30日に発表しています。

10月からGo To Eatキャンペーンが開始され、同月16日までに1,092万人の予約があったことを農林水産大臣が発表、全国の都道府県における利用客の増加が期待されています。

TDBが10月29日時点で売上高データの確認集ができた62社について集計・分析を行いました。

8月と9月に前年同月比減少した50社を対象に質問した、9月の売上高減少幅についての質問では、90％の企業が8月比で縮小したと回答しています。

また、9月の全店実績が前年同月と比べて上回ったのは62社中9社、下回ったのは53社という結果が得られています。

8月は前年同月比を下回ったのは52社に上ります。そのうちのおよそ60％で減少幅が30％以上となりました。

9月の調査においては、前年同月比を下回った53社のうち、30％が減少幅30％以上となりました。減少幅が縮小していることがうかがえる結果となっています。

東京都内では9月15日まで酒類提供の飲食店に休業要請が発出されていましたが、8月ほどの大きな影響はなく、10月のGo To Eatキャンペーンの効果と合わせて回復に期待が寄せられています。

株式会社帝国データバンクプレスリリース
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p201010.html

株式会社帝国データバンクのプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000187.000043465.html

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